ぴよこ日和

いらっしゃいませ。
きたむーです。
お芝居、ライブ、お笑い大好きです。

六月博多座大歌舞伎 昼の部

2008年06月20日 | 観た


20日は母親と観劇です。
結局余ったチケット引き取ってくれる人いなかったんだー。
で、わざわざ母に福岡まで出て来てもらったんだけど、実は観終った後ソッコー北九州に帰って、「わたしの青い鳥」のお稽古だったんだよね。
ゆっくりも出来なくってゴメンよ。

 寿曽我対面

言うまでも無く曽我物は敵討ちの物語。
でもそんな物騒な立ち回りとかもなく、むしろ様式美に重点を置いた非常に美しい絵のような作品です。
歌舞伎の面白さが全部詰まっているので、これ1本観ただけで色んな情報を知る事が出来ます。
隈取も違う種類が見れるし、和事と荒事の比較も面白いです。
こういうのはやっぱりイヤホンガイドをお供にして観ると、余計に楽しさが味わえますね。
イヤホンガイド無料の博多座万歳です。

30分の休憩でお昼ご飯を頂きます。
母から奢ってもらった「ごひいき弁当」です。

このお弁当も歌舞伎観劇の醍醐味ですよねー。
いろんな種類のおかずが入っていて目も楽しめるし、舌も楽しめるし。

 京鹿子娘道成寺 ~道行より鐘入まで~

坂田藤十郎喜寿記念の公演です。
喜寿ですよ、喜寿!
喜寿てナンボや?77か・・・。
御年77歳で約1時間もの間、踊り続けられる体力と気力。そんでもってその美しさ!とても77歳とは思えません。
すごいよね、藤十郎丈。肌ツヤツヤだぜ。
衣装替えも素晴らしかった!目の保養目の保養。

 梅雨小袖昔八丈 髪結新三

だーい好きな演目です。
この主役の新三もワルなんですよねー。そしてそのワルっぷりがかっこいいんですよねー。
菊五郎丈の色気がたっぷりと味わえて、鳥肌モノです。

また、こういった世話物っていうのは、もろに江戸の町の再現なんですよね。
カツオ売りの声や、長屋の様子、湯屋への行き帰りの様子、町娘の衣裳なんかを見ると、あぁ、江戸ってこんなんだったんだなーなんて風情が感じられます。
最近は時代小説にはまっている事もあって、こういった風情がそのまんま残っているだろう歌舞伎の建物や衣裳、所作なんかを見るとゾクゾクします。

といった所で昼の部も終了。
終了後お茶をする余裕もなく、ワークショップに向かうべく博多座を後にしました。
次はチケットを取り間違えたりしないで、ゆっくり余裕持って観に来るぞ!
反省反省。

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