ぴよこ日和

いらっしゃいませ。
きたむーです。
お芝居、ライブ、お笑い大好きです。

ドキュメンタリー2本立て

2007年10月02日 | 観た
10月2日(火)

小倉昭和館でやっているドキュメンタリー映画2本立てを観て来ました。
めぐみ-引き裂かれた家族の30年」と「ディア・ピョンヤン」です。
どちらも日本と北朝鮮との関係を描いています。

「めぐみ-引き裂かれた家族の30年」では北朝鮮を、愛する娘を拉致して行ったテロ国家として描いていました。
突然いなくなってしまった娘を探し続けて日本中を飛び回り、それでも未だに娘めぐみさんと再会出来ていない横田夫妻の気持ちを考えると、言葉もありません。
めぐみさんばかりでなく、他の拉致被害者の方々もあまりに気の毒で何と言っていいか本当にわかりません。

「ディア・ピョンヤン」は、朝鮮籍を持つ在日家族の物語でした。
帰国事業によって息子3人を北朝鮮に送り出した父と母。
北朝鮮での息子達の暮らしを考えて、日本で朝鮮総連の幹部として主体思想を広める両親を見ながら、兄妹の仲でたった1人日本に残って日本で育った娘は違和感を覚えていきます。
それでも家族が北朝鮮にいる。
兄達もそれぞれ家庭を持ち、甥っ子姪っ子もいる。
愛する人々が暮らす国。親愛なる平壌なのです。

確かにどちらも日本と北朝鮮との関係を描いてますが、立場が違えば物を見る見方も違うのですね。
とにかく一刻も早い国交回復が願われてなりません。
これ以上悲しみの涙を流す人が出て来てはいけないのです。
これは絶対に無関心でいてはいけない事だと思いました。
私に何が出来るはずもありませんが、ただ無関心でいる事だけはやめようと思いました。
そして、そういう人が1人でも増えるように、是非この映画を観て欲しいです。
10月5日まで上映しています。
コメント
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