大阪 梅田阪神百貨店催事で。前回は阪急の催事
チャーシューメンは999円、チャーシュー5切れは固めで昔風。半分の味玉子が2個。キクラゲの細切り、小口切りの細葱。ニンニクの香の深い黒いマー油が浮かぶスープは薄目でちょっと塩っぱめ。固めの麺は細目で歯ごたえが良い。海苔が一枚。
昔は、この系列の桂花拉麺をうまいと食べていたが、今はちょっともたれる感じ。玉子の黄身やキクラゲがうまい、麺とスープがけっこうお腹に堪える。
齢を感じた、催事では鳥の皮焼が大人気だった
大阪 梅田阪神百貨店催事で。前回は阪急の催事
チャーシューメンは999円、チャーシュー5切れは固めで昔風。半分の味玉子が2個。キクラゲの細切り、小口切りの細葱。ニンニクの香の深い黒いマー油が浮かぶスープは薄目でちょっと塩っぱめ。固めの麺は細目で歯ごたえが良い。海苔が一枚。
昔は、この系列の桂花拉麺をうまいと食べていたが、今はちょっともたれる感じ。玉子の黄身やキクラゲがうまい、麺とスープがけっこうお腹に堪える。
齢を感じた、催事では鳥の皮焼が大人気だった
趣味と関係があり百貨店を研究している。その一環で読む。「百貨店の未来」の20年ぶり続編。
都市商業としての百貨店を分析、知見は:
・お帳場:富裕層と優良顧客対応、外商との連携
・顧客単位にソリューションを提供:C2B
・GMS、郊外モール、SPAとの競合、消化仕入れのアパレル低迷
・サービス:医療、介護、教育、金融に活路
・都市のターミナルを選好、地方は苦しい:地方から出てきたニトリ、ダイソー、ユニクロ
・八方美人から特定顧客を絞り込む戦略:消費の二極化、格差拡大(大衆か富裕層か)、扱いを分ける
・富裕層:店舗と外商の連携、ラウンジの充実、サービス機能の付加
・観光地の百貨店出店:ルーヴルのオ・プランタン
つまりは、富裕層への特化、都市の都心立地、サービス化であたりまえといえばあたりまえの結論となっている。
百貨店は憧れで夢がないと成立しないと思う
4月1日 令和の発表の後、歓迎会ランチとして10人で訪問。メイン(ハンバーグ、エビフライ、刺身など)を選び、後はブッフェで飲み物とデザートも用意され1時間ゆったり話す。
淀屋橋には1時間過ごせる大箱がないため貴重だ。客単価は1,500円程、お昼は一回転と考えるとリーズナブルと思える。
新しい年度の始まり
20年前(1998年)の著作だが、2000年頃を思い出す。金融機関(山一証券、生保など)の破綻が相次いだ時期で、ITバブルの前夜だ。
「百貨店らしさ」とは「差別化」とある、逆もまた真なり。百貨を扱えるのか(電気、家具は専門店化で流出)。
百貨店と商店街の間隙をぬって大型スーパーなどチェイン店が競合というのも大店法の時代(2000年廃止 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E8%A6%8F%E6%A8%A1%E5%B0%8F%E5%A3%B2%E5%BA%97%E8%88%97%E6%B3%95 )から大規模小売店舗立地法( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E8%A6%8F%E6%A8%A1%E5%B0%8F%E5%A3%B2%E5%BA%97%E8%88%97%E7%AB%8B%E5%9C%B0%E6%B3%95 )に転換し、郊外SCが林立し始める時期だ
知見は:
・百貨店は「変化を演出」する小売業:消化仕入れでメーカーが在庫を地方やバーゲンに回す。
・消化仕入れで低いマージンと百貨店側の高い人件費と施設コスト
・消化仕入れによる百貨店人材の商品・販売知識の育成の遅れ:ノードストロムは売上で店員の賃金が決まるという出来高制でサービス品質を維持
・顧客の分析と顔を合わせるビジネス(外商)
・アメリカは都市の居住地近くで、ディベロッパーがSC開発(百貨店もアンカーに)、百貨店毎に特定ターゲットに絞り込み:企業が多くなり百貨店業界の統合、但しアメリカの動向で、ドイツでは日本型に近い
・SPAの台頭:GAP、The Limited (懐かしい。。。)
変化の要点
①立地構造変化→ターミナルと郊外→ターミナル特化になった
②安定的利益構造→自前化の検討→不動産業になった例も
③技術革新の取り込み→あまりない
④他の業態に打ち勝つ、魅力ある「百貨店らしさ」の編集→ライフスタイル、感性→当時の流行り言葉
⑤新しい時代の顧客サービス→従業員のやりがいと経営→リストラのみ進行した
時代を振り返るのに良い著作だが、百貨店は縮小均衡してしまった、または床貸しの不動産になってしまったというのが感想だ
荊妻と長岡天神の桜見物に購う。334円でクーポンがありポテトフライをもらう。
タルタル・ソースが付くが、ソースか醤油がないのは寂しい。しかも、タルタル・ソースではフライが油っぽい。ソースにして値下げが良いように思う。
ポテトフライは懐かしのお味、揚物が重なった。
味は鰹節が多く、しっかりしていた。
のり弁にも会社により違いがあると分かった
テニスの後、Presta(ロード・バイク)26Cで、春の嵐のなか修学院離宮へ。この時点で足に疲労がたまっている。生憎の花粉、PM2.5、黄砂の多い日でアレルギーが炸裂。恐ろしいことに、瞳孔が開いているのか景色が眩しい。
受付前に係の女性方と話して盛り上がる。案内の達人、野村さんは新年度、京都事務所の事務に移られたとのこと、残念。
案内は川村さんで3日目の案内、大柄だが声が高く、詳しい。下離宮に2階の望楼があったとは知らなかった。また、後水尾上皇( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BE%8C%E6%B0%B4%E5%B0%BE%E5%A4%A9%E7%9A%87 )は富士を好んだという解説だが、御幸があったのか、それとも関西に多い「~富士」(小堀遠州の好んだ大見富士( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E4%B8%8A%E5%B1%B1 )などからの憧れか、それとも東福門院への配慮かもしれない。
25人でシルバーが多く、ゆっくりのため疲れた足でも大丈夫。西岸をはじめ染井吉野は早散り始め、風も強いためか。万松塢のお茶屋(ダイアナ妃もご利用)は工事で解体。
なんとも疲れたが楽しんだ、帰り道も向かい風。
荊妻と二人で特のりタル弁当(白身魚フライ、唐揚げ、メンチカツ 390円)とのり弁当(白身魚フライ
ちくわ天300円)を注文し、10分ほど待つ。棚には出来合いが並んでこれはすぐ買える。また、おかずも色々置いてあり、時代が変わったと思った。
ソースが付いているのが親切で、楽しめた。結構なカロリーでもあり、野菜炒め(やよい軒と同じ味らしい)が良いかもしれない。しかし、外で食べるならシンプルに越したことはない。
昔を思い出しながら桜を見て楽しんだ
8時過ぎに洛中を出て、大山崎で降りる。とりあえず、天王山(270m)に登ることにする。坂道を上り、大黒天 宝積寺に参拝、真言のお寺だ。桜も多くちょっと一休み。( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%9D%E7%A9%8D%E5%AF%BA )裏道から、山頂を目指す。
途中の自玉手祭来酒解神社 (酒解神社 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%AA%E7%8E%89%E6%89%8B%E7%A5%AD%E6%9D%A5%E9%85%92%E8%A7%A3%E7%A5%9E%E7%A4%BE ) 本殿横の神輿庫は板倉形式で日本最古と言われる。本殿は五間社流造(拝殿を取り込む)、檜皮葺だが銅板仮葺と珍しい。( http://bunka.nii.ac.jp/heritages/detail/144474 )
頂上は、山崎城跡( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B1%B1%E5%B4%8E%E5%9F%8E_(%E5%B1%B1%E5%9F%8E%E5%9B%BD) )ここに待庵があったのかと思うと感無量。風が強く寒い。
ゆったり降りて山崎聖天 観音寺( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B1%B1%E5%B4%8E%E8%81%96%E5%A4%A9 )枝垂れ桜がゆったり。立派な御影石の階段と斜面の石組が見事だ。
鶯が囀り、馬酔木の釣り鐘型の白い花、ヤマデブリの丸い宇宙のような蕾の塊など春を感じた。麓の枝垂れ桜、上の山桜も楽しめた。
驚いたのは、竹林や大木の倒壊で、こんな大きな木がと思うような切株や切られた太い丸太が転がる。昨年の台風の強さと、この山が風の通り道に当たると分かる。
荊妻と歩いて、長岡天神でお弁当を食べてお参り、ちょっとビールも緋毛氈の上で楽しむ。
約30年前、荊妻の出産前によく買って届けていた。当時は北欧という名前で、大きく安いのが特徴だった。
今もある、クインシーは、マーガリン味で甘いが塩気も感じる。チョコ味は単純に甘い。パンはもちもち系で量も多い。これで129円と140円なのはお値打ち。
しかし、デニッシュ系などは甘すぎて持て余すのは加齢のせいだろうか、思い出のお味
御所の出水と近衛の枝垂れ桜も、六角堂の枝垂れ桜も咲き誇る。枝垂れ桜には風情がある。鴨川沿いにも枝垂れ桜が多く楽しめる。
四条から五条の木屋町の高瀬川沿いには染井吉野の並木が咲き、花びらが舞うが東京でもよくある景色だ。これより、大規模なのは三川合流の背割り堤の桜だ。
本当に、桜の時期は気もそぞろになる
「世の中に絶えて桜のなかりせば春の心はのどけからまし」 在原業平
吉野の山桜も楽しんでみたい
荊妻を連れて、地下街探検もあり11時10分前に並ぶと、2巡目の頭に、11時20分着席で、すぐに出てくる。夫婦でハンバーグカキフライセット(1,030円)にビール(500円)を楽しむ。カキフライは大きいのが3つにタルタル・ソース。ドゥミグラス・ソースのたっぷりのハンバーグに炒めモヤシ、小さなポテトフライ3個。
初めてビールとカキフライを醤油とタルタル・ソースで楽しむが、荊妻曰く、「衣が厚い」、大きいとの評価。むしろ、ドゥミグラス・ソースとぺたぺたやって成形するハンバーグのうまさと厨房の4名すべて女性に感心していた。
おいしいスープもお代わり。しかし、ビールのためかご飯のお代わりできず(荊妻は半分)お腹いっぱいになり夕食は少しに。
会計を済ませると行列が長くなっていた
天王寺のてんしばの奥の大阪市立美術館で開催。15:00以降は空いているというので行くと本当に空いていた。1,800円でフェルメール6点はお得。6室あって、最後の部屋に集中して展示。近くまで寄れるが、額縁のガラス越し。( https://vermeer.osaka.jp/pictures.html )
印象は:
①マルタとマリア家のキリスト
・宗教画、白いテーブル・クロスが画面を支配している。
②取り持ち女
・ピントが前で、前に掛けられた布と毛皮が詳細
・左の売春婦の黄色い服が画面の中心
③リュートを調弦する女
・小品、うまい、いつものテクニック
・窓から風が入っているように見える
④手紙を書く女
・小品、左上方からの光、布の質感、黄色い服の陰影
・袖が光り、顔はぼんやり
⑤恋文
・小品、掃除倉庫から見たような構成、右下の白い三角錐みたいなのは何なのだろうか
・色が濁り、後ろの家政婦が覗き込むのを嫌がっているようなそぶり、謎が多い
⑥手紙を書く夫人と召使
・前ピントでテーブル・クロスと手に焦点
・外を眺める家政婦は手持無沙汰
ゆったり楽しんで、いい気持ち。イザベラ・ガードナー・ミュージアムで見た「合奏」( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%88%E5%A5%8F_(%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%81%AE%E7%B5%B5%E7%94%BB) )は盗難され未だに出て来ないのを想い出した。
小雨交じりの春分の日は夕刻。荊妻と肌寒さを感じて入り、2階に案内される。落ち着いてチューハイとお通し(蛸、 豚バラ、大根、大蒜薄切り など)でほっこり。
烏賊の炒め物、タール麺(ダール麺 打滷麺:http://www.peopleschina.com/maindoc/html/200304/cai.htm )にする。
烏賊の炒め物はソースがおいしいのか荊妻が堪能。タール麺は、お酢と胡椒をもらって食べるが、細麺、野菜と餡かけは荊妻が激賞したいらげる。
なかなか楽しめた
9時からの予約は1番で、8:50から3グループ(10分間隔)で、今回は15名。昨年は2万人に拝観者だったそう。一日24回で労働強化だと、拝観料1,000円の解説(景観保護や、苔の張替え(12月から3月))とユーモアたっぷり。しかし、庭は段々完成していくが、建物は劣化するというのは同意できない。街並みを主導して、シンボルとなる建物も多い。また、神社・仏閣も時間で枯れて重みが増す。
笑意軒の枝垂れ桜が見事な咲きっぷり。この桜はなんとも好きだ。山桜も咲き、花と葉の対比が良い。
穂垣もやっと改修された。倒れた木は、小さいがこれから根を張り成長するとのこと。小林さんの景観対応の植物管理は面白い観点だ。なお、1,000円は苔寺の3,000円以上に比べて安いと思う。
春が来た
住友村の住友ビル12階で窓から中之島を望む。リーガロイヤルの運営だが、和洋中あり百貨店の大食堂を思い出す。千円台のメニューが多く、この時期は送別会ランチが多い。
限定のランチはすぐに売り切れ。近隣のサラリーマンとOLが多い。
カキフライ、シーフード・カレー、ちゃんぽんなど頼む。それほど、おいしくないがまずくもないというお味。ちゃんぽんは、野菜がくたくた。ちょっと冷凍食品みたいなお味で、切れ端がつながっている蒲鉾など手作りではある。
むしろ、風景を楽しみ、食後のコーヒーで会話を楽しむべきお店だ。
外を見ると春が近い