都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。論文や講演も。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

黒亭(大阪 梅田阪神百貨店催事):熊本ラーメンで優しめだがもたれた

2019-04-15 02:12:54 | 食べ歩き

 大阪 梅田阪神百貨店催事で。前回は阪急の催事

 チャーシューメンは999円、チャーシュー5切れは固めで昔風。半分の味玉子が2個。キクラゲの細切り、小口切りの細葱。ニンニクの香の深い黒いマー油が浮かぶスープは薄目でちょっと塩っぱめ。固めの麺は細目で歯ごたえが良い。海苔が一枚。

 昔は、この系列の桂花拉麺をうまいと食べていたが、今はちょっともたれる感じ。玉子の黄身やキクラゲがうまい、麺とスープがけっこうお腹に堪える。

 齢を感じた、催事では鳥の皮焼が大人気だった

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

百貨店の進化(伊藤元重):これからの百貨店

2019-04-14 02:14:55 | マクロ経済

 趣味と関係があり百貨店を研究している。その一環で読む。「百貨店の未来」の20年ぶり続編。

 

 都市商業としての百貨店を分析、知見は:

・お帳場:富裕層と優良顧客対応、外商との連携

・顧客単位にソリューションを提供:C2B

・GMS、郊外モール、SPAとの競合、消化仕入れのアパレル低迷

・サービス:医療、介護、教育、金融に活路

・都市のターミナルを選好、地方は苦しい:地方から出てきたニトリ、ダイソー、ユニクロ

・八方美人から特定顧客を絞り込む戦略:消費の二極化、格差拡大(大衆か富裕層か)、扱いを分ける

・富裕層:店舗と外商の連携、ラウンジの充実、サービス機能の付加

・観光地の百貨店出店:ルーヴルのオ・プランタン

 

 つまりは、富裕層への特化、都市の都心立地、サービス化であたりまえといえばあたりまえの結論となっている。

 

 百貨店は憧れで夢がないと成立しないと思う

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

天の幸 山の幸 淀屋橋 ホテルユニゾ店(大阪):半分ブッフェのゆったりお昼

2019-04-13 02:10:11 | 食べ歩き

 4月1日 令和の発表の後、歓迎会ランチとして10人で訪問。メイン(ハンバーグ、エビフライ、刺身など)を選び、後はブッフェで飲み物とデザートも用意され1時間ゆったり話す。

 淀屋橋には1時間過ごせる大箱がないため貴重だ。客単価は1,500円程、お昼は一回転と考えるとリーズナブルと思える。

 新しい年度の始まり

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

百貨店の未来(伊藤元重):20年前の著作だが、予測は外れた

2019-04-12 02:13:30 | マクロ経済

 20年前(1998年)の著作だが、2000年頃を思い出す。金融機関(山一証券、生保など)の破綻が相次いだ時期で、ITバブルの前夜だ。

 「百貨店らしさ」とは「差別化」とある、逆もまた真なり。百貨を扱えるのか(電気、家具は専門店化で流出)。

百貨店と商店街の間隙をぬって大型スーパーなどチェイン店が競合というのも大店法の時代(2000年廃止 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E8%A6%8F%E6%A8%A1%E5%B0%8F%E5%A3%B2%E5%BA%97%E8%88%97%E6%B3%95 )から大規模小売店舗立地法( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E8%A6%8F%E6%A8%A1%E5%B0%8F%E5%A3%B2%E5%BA%97%E8%88%97%E7%AB%8B%E5%9C%B0%E6%B3%95 )に転換し、郊外SCが林立し始める時期だ

知見は:

・百貨店は「変化を演出」する小売業:消化仕入れでメーカーが在庫を地方やバーゲンに回す。

・消化仕入れで低いマージンと百貨店側の高い人件費と施設コスト

・消化仕入れによる百貨店人材の商品・販売知識の育成の遅れ:ノードストロムは売上で店員の賃金が決まるという出来高制でサービス品質を維持

・顧客の分析と顔を合わせるビジネス(外商)

・アメリカは都市の居住地近くで、ディベロッパーがSC開発(百貨店もアンカーに)、百貨店毎に特定ターゲットに絞り込み:企業が多くなり百貨店業界の統合、但しアメリカの動向で、ドイツでは日本型に近い

・SPAの台頭:GAP、The Limited (懐かしい。。。)

変化の要点

①立地構造変化→ターミナルと郊外→ターミナル特化になった

②安定的利益構造→自前化の検討→不動産業になった例も

③技術革新の取り込み→あまりない

④他の業態に打ち勝つ、魅力ある「百貨店らしさ」の編集→ライフスタイル、感性→当時の流行り言葉

⑤新しい時代の顧客サービス→従業員のやりがいと経営→リストラのみ進行した

 時代を振り返るのに良い著作だが、百貨店は縮小均衡してしまった、または床貸しの不動産になってしまったというのが感想だ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ほっかほっか亭 長岡京市役所前店(京都):懐かしいのり弁だがソースが欲しい

2019-04-11 02:09:00 | 食べ歩き

 荊妻と長岡天神の桜見物に購う。334円でクーポンがありポテトフライをもらう。

 タルタル・ソースが付くが、ソースか醤油がないのは寂しい。しかも、タルタル・ソースではフライが油っぽい。ソースにして値下げが良いように思う。

 ポテトフライは懐かしのお味、揚物が重なった。

 味は鰹節が多く、しっかりしていた。

 のり弁にも会社により違いがあると分かった

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

染井吉野が散る修学院離宮、アレルギー炸裂、足も疲れる

2019-04-10 02:12:32 | 京都

 テニスの後、Presta(ロード・バイク)26Cで、春の嵐のなか修学院離宮へ。この時点で足に疲労がたまっている。生憎の花粉、PM2.5、黄砂の多い日でアレルギーが炸裂。恐ろしいことに、瞳孔が開いているのか景色が眩しい。

 受付前に係の女性方と話して盛り上がる。案内の達人、野村さんは新年度、京都事務所の事務に移られたとのこと、残念。

 案内は川村さんで3日目の案内、大柄だが声が高く、詳しい。下離宮に2階の望楼があったとは知らなかった。また、後水尾上皇( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BE%8C%E6%B0%B4%E5%B0%BE%E5%A4%A9%E7%9A%87 )は富士を好んだという解説だが、御幸があったのか、それとも関西に多い「~富士」(小堀遠州の好んだ大見富士( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E4%B8%8A%E5%B1%B1 )などからの憧れか、それとも東福門院への配慮かもしれない。

 25人でシルバーが多く、ゆっくりのため疲れた足でも大丈夫。西岸をはじめ染井吉野は早散り始め、風も強いためか。万松塢のお茶屋(ダイアナ妃もご利用)は工事で解体。

 なんとも疲れたが楽しんだ、帰り道も向かい風。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ほっともっと烏丸丸太町店(京都):のり弁当はオーソドックス

2019-04-09 02:07:47 | 食べ歩き

 荊妻と二人で特のりタル弁当(白身魚フライ、唐揚げ、メンチカツ 390円)とのり弁当(白身魚フライ

ちくわ天300円)を注文し、10分ほど待つ。棚には出来合いが並んでこれはすぐ買える。また、おかずも色々置いてあり、時代が変わったと思った。

 ソースが付いているのが親切で、楽しめた。結構なカロリーでもあり、野菜炒め(やよい軒と同じ味らしい)が良いかもしれない。しかし、外で食べるならシンプルに越したことはない。

 昔を思い出しながら桜を見て楽しんだ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

桜の天王山を堪能

2019-04-08 02:11:07 | 京都

 8時過ぎに洛中を出て、大山崎で降りる。とりあえず、天王山(270m)に登ることにする。坂道を上り、大黒天 宝積寺に参拝、真言のお寺だ。桜も多くちょっと一休み。( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%9D%E7%A9%8D%E5%AF%BA )裏道から、山頂を目指す。

 途中の自玉手祭来酒解神社 (酒解神社 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%AA%E7%8E%89%E6%89%8B%E7%A5%AD%E6%9D%A5%E9%85%92%E8%A7%A3%E7%A5%9E%E7%A4%BE ) 本殿横の神輿庫は板倉形式で日本最古と言われる。本殿は五間社流造(拝殿を取り込む)、檜皮葺だが銅板仮葺と珍しい。( http://bunka.nii.ac.jp/heritages/detail/144474 )

 頂上は、山崎城跡( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B1%B1%E5%B4%8E%E5%9F%8E_(%E5%B1%B1%E5%9F%8E%E5%9B%BD) )ここに待庵があったのかと思うと感無量。風が強く寒い。

 ゆったり降りて山崎聖天 観音寺( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B1%B1%E5%B4%8E%E8%81%96%E5%A4%A9 )枝垂れ桜がゆったり。立派な御影石の階段と斜面の石組が見事だ。

 鶯が囀り、馬酔木の釣り鐘型の白い花、ヤマデブリの丸い宇宙のような蕾の塊など春を感じた。麓の枝垂れ桜、上の山桜も楽しめた。

 驚いたのは、竹林や大木の倒壊で、こんな大きな木がと思うような切株や切られた太い丸太が転がる。昨年の台風の強さと、この山が風の通り道に当たると分かる。

 荊妻と歩いて、長岡天神でお弁当を食べてお参り、ちょっとビールも緋毛氈の上で楽しむ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アルヘイム 地下鉄天王寺店(大阪):懐かしい、マーガリンの味

2019-04-07 02:30:59 | 食べ歩き

 約30年前、荊妻の出産前によく買って届けていた。当時は北欧という名前で、大きく安いのが特徴だった。

 今もある、クインシーは、マーガリン味で甘いが塩気も感じる。チョコ味は単純に甘い。パンはもちもち系で量も多い。これで129円と140円なのはお値打ち。

 しかし、デニッシュ系などは甘すぎて持て余すのは加齢のせいだろうか、思い出のお味

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

桜の春

2019-04-06 02:35:35 | 京都

 御所の出水と近衛の枝垂れ桜も、六角堂の枝垂れ桜も咲き誇る。枝垂れ桜には風情がある。鴨川沿いにも枝垂れ桜が多く楽しめる。

 四条から五条の木屋町の高瀬川沿いには染井吉野の並木が咲き、花びらが舞うが東京でもよくある景色だ。これより、大規模なのは三川合流の背割り堤の桜だ。

 本当に、桜の時期は気もそぞろになる

「世の中に絶えて桜のなかりせば春の心はのどけからまし」  在原業平

 吉野の山桜も楽しんでみたい

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ぶどう亭(大阪 梅田):日曜でも大行列、大盛に負ける

2019-04-05 02:29:56 | 食べ歩き

 荊妻を連れて、地下街探検もあり11時10分前に並ぶと、2巡目の頭に、11時20分着席で、すぐに出てくる。夫婦でハンバーグカキフライセット(1,030円)にビール(500円)を楽しむ。カキフライは大きいのが3つにタルタル・ソース。ドゥミグラス・ソースのたっぷりのハンバーグに炒めモヤシ、小さなポテトフライ3個。

 初めてビールとカキフライを醤油とタルタル・ソースで楽しむが、荊妻曰く、「衣が厚い」、大きいとの評価。むしろ、ドゥミグラス・ソースとぺたぺたやって成形するハンバーグのうまさと厨房の4名すべて女性に感心していた。

 おいしいスープもお代わり。しかし、ビールのためかご飯のお代わりできず(荊妻は半分)お腹いっぱいになり夕食は少しに。

 会計を済ませると行列が長くなっていた

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

フェルメール展:空いていて楽しめた

2019-04-04 02:33:19 | 趣味

 天王寺のてんしばの奥の大阪市立美術館で開催。15:00以降は空いているというので行くと本当に空いていた。1,800円でフェルメール6点はお得。6室あって、最後の部屋に集中して展示。近くまで寄れるが、額縁のガラス越し。( https://vermeer.osaka.jp/pictures.html )

 印象は:

①マルタとマリア家のキリスト

・宗教画、白いテーブル・クロスが画面を支配している。

②取り持ち女

・ピントが前で、前に掛けられた布と毛皮が詳細

・左の売春婦の黄色い服が画面の中心

③リュートを調弦する女

・小品、うまい、いつものテクニック

・窓から風が入っているように見える

④手紙を書く女

・小品、左上方からの光、布の質感、黄色い服の陰影

・袖が光り、顔はぼんやり

⑤恋文

・小品、掃除倉庫から見たような構成、右下の白い三角錐みたいなのは何なのだろうか

・色が濁り、後ろの家政婦が覗き込むのを嫌がっているようなそぶり、謎が多い

⑥手紙を書く夫人と召使

・前ピントでテーブル・クロスと手に焦点

・外を眺める家政婦は手持無沙汰

 ゆったり楽しんで、いい気持ち。イザベラ・ガードナー・ミュージアムで見た「合奏」( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%88%E5%A5%8F_(%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%81%AE%E7%B5%B5%E7%94%BB) )は盗難され未だに出て来ないのを想い出した。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

兪 (京都 烏丸御池):タール麺もうまい

2019-04-03 02:29:05 | 食べ歩き

 小雨交じりの春分の日は夕刻。荊妻と肌寒さを感じて入り、2階に案内される。落ち着いてチューハイとお通し(蛸、 豚バラ、大根、大蒜薄切り など)でほっこり。

 烏賊の炒め物、タール麺(ダール麺 打滷麺:http://www.peopleschina.com/maindoc/html/200304/cai.htm )にする。

 烏賊の炒め物はソースがおいしいのか荊妻が堪能。タール麺は、お酢と胡椒をもらって食べるが、細麺、野菜と餡かけは荊妻が激賞したいらげる。

 なかなか楽しめた

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

枝垂れ桜の桂離宮

2019-04-02 02:32:08 | 京都

 9時からの予約は1番で、8:50から3グループ(10分間隔)で、今回は15名。昨年は2万人に拝観者だったそう。一日24回で労働強化だと、拝観料1,000円の解説(景観保護や、苔の張替え(12月から3月))とユーモアたっぷり。しかし、庭は段々完成していくが、建物は劣化するというのは同意できない。街並みを主導して、シンボルとなる建物も多い。また、神社・仏閣も時間で枯れて重みが増す。

 笑意軒の枝垂れ桜が見事な咲きっぷり。この桜はなんとも好きだ。山桜も咲き、花と葉の対比が良い。

 穂垣もやっと改修された。倒れた木は、小さいがこれから根を張り成長するとのこと。小林さんの景観対応の植物管理は面白い観点だ。なお、1,000円は苔寺の3,000円以上に比べて安いと思う。

 春が来た

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スカイガーデン(大阪 淀屋):住友ビル12階からの眺めとレストランのお味

2019-04-01 02:26:17 | 食べ歩き

 住友村の住友ビル12階で窓から中之島を望む。リーガロイヤルの運営だが、和洋中あり百貨店の大食堂を思い出す。千円台のメニューが多く、この時期は送別会ランチが多い。

 限定のランチはすぐに売り切れ。近隣のサラリーマンとOLが多い。

 カキフライ、シーフード・カレー、ちゃんぽんなど頼む。それほど、おいしくないがまずくもないというお味。ちゃんぽんは、野菜がくたくた。ちょっと冷凍食品みたいなお味で、切れ端がつながっている蒲鉾など手作りではある。

 むしろ、風景を楽しみ、食後のコーヒーで会話を楽しむべきお店だ。

 外を見ると春が近い

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする