都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

大阪の都市構造の変化

2010-03-12 20:50:23 | 都市経営

 大阪の都市の良さは歴史ある中ノ島の風景や活気ある船場の街だと思っている。最近はオフィスセンターとして利便性の高い梅田や新大阪の人気が、特に東京本社の大阪支店・営業所として人気が高い。<o:p></o:p>

これは、梅田への開発集中(デパートも)と新大阪の成熟化(前はどうにもぱっとしなかった)にもよるが、東京からの利便性や大阪企業の東京移転(歴史あるオフィスセンターのユーザー減少)によるものだろう。これは日本各地にある旧市街中心とJR駅の綱引きで、金沢や広島がそのモデルとなろう。<o:p></o:p>

さらに、都市の利用者自体の変化及びその価値観と選好性の変化も感じる。これは、ビルの評価や位置付け変化ではなく、評価軸のシフトとしてモデルを考えている。(久々にまともな分析なのだが、なかなか論文にならない)<o:p></o:p>

それにしても、関西はひとつひとつだ。大阪市、京都市、神戸市も抱える問題が違う。共通しているのはバブル時期の開発の後始末だろうか。<o:p></o:p>

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« なごみの京都 | トップ | デパート分析:東洋経済の特... »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

都市経営」カテゴリの最新記事