マンションの理事会は、10年を過ぎて管理会社との工事中断についての法務対応があり、その影響で管理会社変更の決議となっていた。
管理会社変更については、意見聴取、候補会社選定、プレゼンとアンケート、理事会での候補選定、臨時総会の開催となった。意見を求めたが出ないため、理事長が採決にかかると突然の発言が。
引退したシルバー2家族だけだが以下の理由で話にならないと思った。
①上から目線で総会に来てやったという態度
②会社選定への説明が丁寧でないとの甘え:しかし、プレゼンや資料には目を通していない
③自分が理事だったときの自慢
これらは、いかに管理会社選定に理事会の「手間」を要し、段取り通りの手続きを経て、臨時総会で「賛否」を得る段階が臨時総会という基本の理解がない。しかし、理事長も理不尽に30分程耐え、新会社選定の筋道と判断を説明していたのは大したものだ。
そのうちに、理事会や、組合員から理事長を助ける発言が、シルバー発言に対抗した
①理事会にはマンパワーが無く、手続き通りの対応で充分→資料を読んで賛否の判断をした組合員もいる、出席者だけに説明というのも不合理、手順も踏んでいる資料は読んだのか
②管理会社変更への不満もあったが実現しなかった管理会社変更のご苦労を感謝すべき
③臨時総会で反対すれば意見表明となる→否決なら理事会もやむなしと考える、それが総意の反映
となるとシルバー2家族は「これはまずい」と思ったようだが、一家族の方は言い訳めいて5分もしゃべった挙句、雰囲気を漸く感じて尻切れトンボになった。(この家族は最終「反対」となった)
失礼なシルバーだと感じた。人に要求するなら、感情ではなく論理でないと前に進まない。理事長も耐えて対応が見事だった。
そして、管理会社変更は賛成多数で変更となった