都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

朽ちるインフラ(根本祐二):公共サービスの高さに驚き、維持コストと取替え費用は膨大、都市の縮小化が必要

2011-10-21 06:17:27 | マクロ経済

 インフラストラクチャーとは社会資本で道路・橋・上下水道などを指す。今後の更新や維持費用の負担について、今でも国家財政がGDP2年分の借金であり懸念している。また、実例が多く具体的で3.11の復興などの提言もある。<o:p></o:p>

 公共施設について、公民館の収入はコストの約4%というのや、図書館は貸出し者一人当たり1,000円となったそうだ。行政サービスは例えば証明書などの発行手数料も人件費をまかなえると思えない。もともと儲かるものではないから行政がやっているともいえる。金額のみで施設の存在意義を考えるのは疑問だ。<o:p></o:p>

 まさしく、6章の「選択と集中」だろう。人口を取りまとめ利用の低いサービス(バス、上下水道、電気 など)の効率化と災害対策はメッシュ・データによる林良嗣(名古屋大学大学院環境学研究科教授)さんの研究もある。大体、四国への橋が3本あったり、関空・伊丹・神戸の空港があるのも理解できない。小さな都市、安全な生活にあわせ、必要なインフラと自然に帰すエリアなど開発優先から生活の質へとパラダイム・シフトに転じるべきだ。Food Dezart( http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A3%9F%E3%81%AE%E7%A0%82%E6%BC%A0 )や限界集落の問題はコミュニティの再生と関わりながら今後の課題だ。<o:p></o:p>

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論旨は骨太だが、都市計画の観点とは少し違う<o:p></o:p>

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コメント
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