若者文化 日本映画大学開校

　今年、日本で初の映画大学が開校します。
専門学校「日本映画学校」文科省に申請していた、大学の認可が昨年11月に決定され今4月に開校になりました。

「理念」　(故)今村昌平　開校創始者「映画監督」

日本映画学校は、人間の尊厳、公平、自由と個性を尊重する。
個々の人間に相対し、
人間とはかくも汚濁にまみれているものか、
人間とはかくもピュアなるものか、
何とうさんくさいものか、
何と助平なものか、
何と優しいものか、
何と弱々しいものか、
人間とは何と滑稽なものかを真剣に問い、
総じて人間とは何と面白いものかを知って欲しい。
そしてこれを問う己は一体何なのかと反問して欲しい。
個々の人間観察をなし遂げる為にこの学校はある。


　すでに開校して35年の歳月を得て「大学」に正式認可された事は、総合芸術制作集団を形成する若者文化の進展を願うものであります。
日本の文科省も芸術に理解を示している事を歓迎します。

　初代学長に佐藤忠男氏「映画評論家」が、就任する。
この大学の強みは、現役の有名映画監督・撮影監督・構成作家・らが講師となり実習する事である。
大学になる事で海外からの留学生受け入れ・奨学金制度の確立・海外との共同制作　等メリットも大きいと佐藤学長は語っている。


　映画学部　映画学科　学位　学士(映画学)4年制　
　2011年度・文科省予算を増額して頂きたい。


　サハリンマン