北へ南へ、東へ西へ

旅と山歩き・街歩きの記録です 今を語りながら過去も振り返って

池を巡って 続・毛越寺:岩手県平泉町

2010-05-21 13:45:00 | 水のある風景

2010年GW・北東北の旅・その11:大泉が池

 毛越寺浄土庭園の池は「大泉が池」と名付けられているようだ。桜と新緑に魅せられ画像は十分にあるが、日本史は苦手で、中でも平安時代は人物も風俗も殆ど知識にない。解説は毛越寺や他のサイトに任せ、池を巡り一周した各所での風景を、簡単なコメントのみで纏めてみた。「洲浜」とはどの位置を指すのかは判然としなかったが、広々と玉石を敷き詰め美しい海岸線を表しているとのこと、さもありなんと言った所か。

 



 池越しに眺めた開山堂は、平安の時代からそこに鎮座している如く、風景に融け込んでいた。元の建物は数度にわたっての火災で焼失しているとのこと、礎石の保存のため復元した建物は全て元の位置を外し近くに建てられている。



 池の中に立ちつくした岩と石組、浪返しにあたる立石なのであろうか、造形として際だっていた。



 曲水の宴の遣り水の石組み、荒磯(ありそ)風の出島など後に纏め始めて分かったこともあるが、現地ではただ巡って眺め歩いただけだった。歴史に興味と知識がほんの少しだけ、もう少しだけでも持ち合わせていたら、もう少し見方も異なっていたであろう・・・。もっとも、旅にのめり込む前の高校時代「地理」は全く苦手で、各地の産物など何も分からなかったのだから、何が転機となるかは分からないもののようだ!綺麗な風景はそれだけ無心に眺めている、それでよいのだと理屈を付けて・・・。



 2010GWの4泊4日の旅の始まり5月2日正午過ぎ、毛越寺庭園が最初の観光場所となった。・・?!一つだけ疑問が、昼過ぎ到着?観光地では高くて混んでいる、だから食事は避けるのを常としているからその前に食事をしている???何処で何を???記憶がない!!!・・・二日掛かりでやっと思い出すことが出来た。無理にでも思い出さないとボケが始まる・・・通説!

 一関インターを出て国道4号線へ出る取り付け道、通常レストランやガソリンスタンドが集中する場所、やはり都会資本の大型店、カー用品店、カーデーラーを含めて密集していた。その内の和風レストランの一店に入った。道路の向かいにも同じ形態の店があり価格戦争の只中の様相、確かランチ499円(599円であった??)サイドオーダーを付けても二人で1500円でおつりを貰っていた。安いのは消費者にとっては救いだが、消耗戦では正常な経済活動にはならず、働く者の賃金につけが回ってくると言われているが如何か・・・。



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