北へ南へ、東へ西へ

旅と山歩き・街歩きの記録です 今を語りながら過去も振り返って

新緑の中にいる 木村茶道美術館・松雲山荘:新潟県柏崎市

2019-05-09 15:46:15 | 季節を感じる

2019・GW その1

 緑に囲まれ灯籠の脇、竹樋から静かに水が蹲いに流れ落ちている。柏崎市木村茶道美術館への誘いの道、すでにお茶の心の中にいる。

 今年のGWは、間に即位の日が入って10連休になった。土曜日休業ではないがそれでも9連休だが、意味のハッキリしない国民の休日は法律で定められているとはいえ解せないので仕事をした。それでも後半は4連休となる。のんびり近郊散策とも思ったが、緑を求めて静養がてら出かけることとした。3日正午過ぎ関越道に入った。所々で停車するほどの渋滞があったが、すぐのろのろ動き出す程度で、いつもの倍ほど3時間強で越後湯沢に着いている。

 今年は長い休みになるので、観光地へ大勢の客が押しかけるのは当然のこと、出かけることを決めたのは間近であったので、すでに有名観光地の宿は満杯状態であった。勿論、近年は混雑する観光地は避けるようにしているので、予約の取れそうな宿、多くはビジネスホテルになるが、それでも最近では家族連れがそれらのホテルを利用するのを多く見かけるようになった。油断出来ない。

 目的の美術館は「赤坂山公園」の駐車場を使う。

 松雲山荘の中にあるが、赤坂山公園と山荘は一体なのか、隣接なのかは判らない。門からは坂を上る。そして広い前庭へ着く。

 東屋では点てだしの抹茶が供される。周りの整えられた庭の木々が迎えてくれる。一帯を「松雲山荘」とは言い得て妙。

 「木村茶道美術館」に関しては数回(桜・紅葉や台風時など)掲載しているので、今回は省いた。ちなみに紅葉の時期に来ると押せ押せの大混雑、一度出くわして散々だったが、お茶室は多少客は多くてもいつものように静寂そのもの!

 前回の更新から1ヶ月近く経過してしまった。この時期お出かけは少なく、美術館へ1回、買い物へ1回出かけただけで、写真すら撮っていなかった。今までは時間が空いたらせめて近郊でも出かけていたが、なぜか雑用で時間が無くなってしまう。

 又、“旅”について、自身の考えが変化しているのを感じているので、積極性が減退しているのかもしれない。それではと旅先の紹介よりも、変化してきた“旅”の行動を纏めてみることにした。今回計画の中心は「木村茶道美術館の銘器でお茶をたしなむこと」「佐久の鯉料理を食すこと」「妻の実家の墓参り」そしてそれらを地方道を土地の風情を楽しみながら繋いで走ることとした。そして、土地土地で情報を集め、その土地の香りをかぐ(意味不明)を楽しむ!?!

 今回も湯沢からは高速道を使わず、上越国際スキー場近くの大沢の峠越えをして十日町へ出て、ほくほく街道を途中まで行き、すぐに柏崎へ逸れている。かっては、いくつも峠を超えてくねくね走っていたが、この30年あまりでトンネルが多く掘られ、峠越えは殆ど無くなっている。(大沢の峠も今はトンネルでショートカットされている。)



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