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旅と山歩き・街歩きの記録です 今を語りながら過去も振り返って

猿が怖かった! 志賀高原:長野県山ノ内町

2012-08-24 14:19:58 | 山歩き

2012夏休み・その4「信州大学志賀自然教育園」



 これは「信州大学志賀自然教育園・自然観察路」の案内図である。表の道路から見えるところにあったわけではない。

 奥志賀方面からの道路、ジャイアントコースの下をトンネルで抜けると蓮池で志賀草津道路にT字交差する。この交差点前回来た時その又前に来た時と構造が変わっており、思わず反対方向に行ってしまった経緯がある。丸池方面は立体になっており右折せずに流入する。熊ノ湯草津方面は平面交差で、志賀草津方向が優先で此方は一旦停止しなければならない。左に折れて少し行くとカーブの途中右側に広場があり、そこが「信州大学志賀自然教育園」の駐車場になる。カーブの先いきなり現れ!反対側でもあり今回も通過する所であった。(前回・・・十数年か数十年前??は駐車場はもっと狭くもっと分かりにくくカーナビのない時代、一度通過して戻っている。)小さな看板一つ・・・走行中は読めない程・・・とバス停の標識が目印くらい。

 駐車場からかなりの車が行き交う道路を必至に渡って、入り口を示す小さな案内板に導かれて林に入った所に案内図はあった。かなり久しぶり(2回目に過ぎないが)なので、記憶はほとんど無い。林の中を前もってwebサイトからプリントアウトしておいた案内図に従って「下の広場」へ向かった。



 本館資料館などがあるが、散策が目的とりあえず長池へ向かった。林の中かなり騒がしい。長池湿原の笹原の中に猿がいた。

 

 見渡すと木道上に居座り近づいても無心に笹を食していた。林の中にもかなりの数がいるようだった。この辺りにはかなりの観光客もいたが、人間が猿を避けて行動していた。やっと湿原の先「長池」に着いた。静寂な山の湖、それはそれで良いのだが湿原は笹原に変わり果て今はなにもない、紅葉の季節に来るべきであった。



 長池を離れ回遊出来るトレイルコースを展望台まで行くことにした。「上の広場」迄は上り一方高度のある志賀高原といえどもかなり暑い!灌木の林の中花も無く変哲のない雑木の中を行く。上の広場は草原であり、その先に風穴があった。涼しい風が吹き抜けるとあったが???岩の陰にヒカリゴケ有りの解説、覗いてみたがかすかに見える緑がそれ?接写してみたがピンぼけだった!でもかすかに光っている???



 さらに登った所に湿原の木道が現れたが、ここも笹原と化していた。巻機山や小田代ヶ原、各地で出会った湿原が湿原として存続出来なくなっているように思える。地球温暖化の影響?“湿原→笹原→灌木の林→森”の変化は自然の摂理と前に何かで読んだ記憶があるので、地球の老化現象と考えるべきか?(この記述は巻機山・戦場ヶ原の項で記載した記憶もあるが・・・)それにしても速度が速すぎる!!



 さらに登った所に「クロベの巨木」はあった。クロベ=ネズコとあったが我が家の表札とお気に入りの手つき盆は“ネズコ”である。それにしても巨大で、足場の悪い尾根ではカメラを退けず一枚の画像には収まらなかった。

 



 展望台までたどり着いたが妻の口癖「展望台で展望が良かった試しがない」ここでは外れた。蓮池方面、さらに高原を下った上林・渋・湯田中温泉の街並みまで見渡すことが出来た。



 確かに展望は良かったそれもそのはず!崖に出っ張った岩の上に長い板を置いただけ、手摺りも柵もなにもない!体が泳げばそのまま飛行体制に入れる!!高所嫌いの我が身1分と立っていられない!故にシャッターはこの2枚しか押していない!!



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