漫筆日記・「噂と樽」

寝言のような、アクビのような・・・

「蜘蛛たち」の中の主力メンバーの訃報

2017年03月05日 | はやり歌 文芸 漫画
我が同居人ドノは、
かっては確かにあった若き日、

「蜘蛛たち」と云う音楽グループの追っかけをしてましてね、

何年か前、
その蜘蛛たちの中の選抜メンバーの音楽会に行ったんですよ。

むかしを思い出して、
「楽しかったァ」そうなんですが、

二時間程のコンサートの最後、
「これが最後の曲ですからね」と念を押した堺正章さんが、

「なにしろ、もう齢ですからね、
 いくら拍手をしてくれてもアンコールを歌う元気はありませんよ」と笑いを取っていたそうなんですが、

冗談ではなく、
本当に体力の限界だったようで、アンコール曲はなかったそうです。

さて、その帰り道、前を歩いていた男性が、

「そやけど、かまやつさん、
 もう74歳やのに、ピョンピョン良う跳んでたよな」と話してたそうです。

舞台が終ったら、息絶えそうな?
奮闘ぶりに、期待以上のものがあったのでしょうね。

それから四年、
かまやつひろしさんの訃報がありました。

最後までギターを枕もとに置いておられたそうで、
うらやましいような亡くなり方だ、と、我が同居人ドノが申しておりました。



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