漫筆日記・「噂と樽」

寝言のような、アクビのような・・・

核爆弾と云う脅迫手段

2018年05月04日 | 国際情勢
きのうかな、
「ノーベル平和賞をトランプ大統領に」と云うニュースがNHKにありました。

選挙が近づいた共和党議員が、
トランプさんの人気を盛り上げようと、

ノーベル賞の選考委に推薦した、のだそうです。

その数日前には、
イギリスの賭け屋・ブックメーカー で、

今年のノーベル平和賞は誰か、と云う賭けで、
「金正恩が一番人気」になったと云うニュースもありました。

こちらは、
金正恩に関し、欧州人の朝鮮半島に関する無知もありそうですね。

もし、北の人権状況を知っていれば、
こんな風には予想できないでしょうから。

なにしろ、彼らからすれば、
ウクライナのクリミア半島侵攻や、シリア内戦が、

「身近な危機」なのに対し、

朝鮮半島で何があろうと、
「地球の裏側」で起きている、はるか彼方のハナシですからね、

予備知識もないし関心も薄い。

でも私は、
日本人だって彼らを笑えないだろうと思うんですよ。

なにしろ、
日本じゃ「北朝鮮の核」と云うことで大騒ぎしてますが、

核爆弾は中国も持ってるし、
日本に軍事基地をいくつも持ってるアメリカだってたくさん持っている。

「金正恩に核を持たせては危ない」と云う考えは、
尤もだと思うけど、

では中国の主席、習近平や、
アメリカ大統領、トランプなら安全か、云われれば、

個人的には、「うーん」と腕組みしてしまうんですよね。




コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。