漫筆日記・「噂と樽」

寝言のような、アクビのような・・・

裏口と通用口

2019年03月23日 | 政治・経済・こぼれ話
このごろは、
「背戸」と云う言葉を使わなくなりましたねぇ。

私が子供のころは、普通に使ってたんですけどね。

童謡「里の秋」にもあります。

♪♪
  お背戸に木の実の落ちる夜・・・
の、あの背戸。

表にある玄関に対し、
家の裏やわきにある出入り口のことです、まぁ、裏口。

アメリカで最近、
その背戸から入学する人の話が話題になりましてね。

表からは敷居が高すぎて入れない我が子に、
おカネと云う下駄を履かせて裏口から入れる、と云うアレ。

オモシロいのはその手口、

試験官を買収し、
試験中に答えを教えさせた、とか、

あとで答案用紙を書き換えた、とか。

手口は大胆ながら、これらは いささか原始的。 (笑)

また、
子供がしたこともないスポオーツで、
書類や写真を偽造して優秀な選手として申請、

コーチも買収して、
スポーツ特待生として入学させた、と云うのもある。

こうなると、
裏口入学と云うより、プロの詐欺師の手口、ですなぁ。

裁判で証言した某有名歌手は、

「自分の力で通り抜ける正面入り口と、
 巨額の寄付をして入学させる裏口があるとしたら、

 私は通用口を造り、そこを通したけ」とノタモウタそうな。

その言い分によると、

「裏口では、
 入学は必ずしも保証されていないが、

 通用口なら、確実に入れるから」

う~~ん、

裏口より通用口の方が入り易い、とは初めて知った。(笑)

と、云うか、基本同じモノだと思うんだけどなぁ。





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