漫筆日記・「噂と樽」

寝言のような、アクビのような・・・

ああ栄冠は君に輝く

2020年08月15日 | せけんばなし
テレビで高校野球をやってますが、
今年は交流戦だとかで大観衆やブラスバンドのない大会。

おそらくは、

大会歌
「ああ栄冠は君に輝く」が歌われることも無いでしょう。

でもこの歌、
詞がいいんですよね。

♪♪

 雲は湧き 光あふれて
 天高く 純白の球 今日ぞ飛ぶ

 若人よ いざ
 まなじりは 歓呼に答え・・・♪♪


作詞した加賀大介氏は、
16歳のとき野球の試合でのケガがもとで、

右足を切断したが、生涯野球が好きだったそうです。

きのうのスポーツ紙に載ってました。

ちょっと切ないエピソード。

この歌の三番に

♪♪
 緑濃き 
 棕櫚(しゅろ)の葉かざす・・・♪♪
、と出てきます。

棕櫚と云うのは、
ヤシ科の植物で、ちょっと見、南洋っぽい。

歌詞にもある通り、
天狗の団扇(うちわ)みたいな大きな葉っぱは年中 濃い緑。

子供のころ、
学校の箒はこの棕櫚でした。

なんでも、
棕櫚の木の皮を剥いで作るのだそうです。

子供のころは、
どこにでも有った木ですが、

このごろは見かけなくなりました。

ヤシ科ですからネ、
この季節の暑さがよく似合う木なんですけどね。



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