漫筆日記・「噂と樽」

寝言のような、アクビのような・・・

土曜ドラマ「64」

2015年04月19日 | テレビ 映画 演芸

きのう、土曜ドラマ、「64」の初回見ました。
原作は横山秀夫の同名警察小説。

刑事モノの原作をすでに読んでいる場合、
テレビ化されても、まぁ、見ないのですが、

夕べは、我が同居人ドノのお相伴と云う形で見てしまいました。

ドラマとしては中々よくできてると思います。

役者さんも、それぞれによかった。

ただ、どうなんでしょ、
私は原作を読んでいるから、苦労なしに分かるけど、

まるで予備知識なしに見ると、
ドラマの展開が、少し読みにくいかもしれない。

時間経過も、錯綜しますしね。

我が同居人ドノも、
「??」と云う処があったようなので、何ヶ所か、ちょっと説明したりしました。

そのかわり、原作を読んで、
すでに犯人も結末を知ってる私でもケッコウ楽しめる内容でした。

ドラマの中に張ってあるいくつかの伏線も、
知っていればこそ、

「なるほど、なるほど、」と、
楽しみながら見ることができましたしね。

ただ、注文をつけるとしたら、
あまり顔は写ってなかったけど、娘さん役の女優さんが、少し「美人過ぎる」ことかな。

原作の設定としては、
美人の母と、鬼瓦のような父との間に生まれて、

何の因果か、
父ソックリに生まれついた娘の葛藤、と云うのが、

ドラマの底流を流れる重要な伏線ですからね。

主演のピエール瀧さんが、
原作のイメージに、“それなりの風貌”ですから、よけいにね。





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