きのう、土曜ドラマ、「64」の初回見ました。
原作は横山秀夫の同名警察小説。
刑事モノの原作をすでに読んでいる場合、
テレビ化されても、まぁ、見ないのですが、
夕べは、我が同居人ドノのお相伴と云う形で見てしまいました。
ドラマとしては中々よくできてると思います。
役者さんも、それぞれによかった。
ただ、どうなんでしょ、
私は原作を読んでいるから、苦労なしに分かるけど、
まるで予備知識なしに見ると、
ドラマの展開が、少し読みにくいかもしれない。
時間経過も、錯綜しますしね。
我が同居人ドノも、
「??」と云う処があったようなので、何ヶ所か、ちょっと説明したりしました。
そのかわり、原作を読んで、
すでに犯人も結末を知ってる私でもケッコウ楽しめる内容でした。
ドラマの中に張ってあるいくつかの伏線も、
知っていればこそ、
「なるほど、なるほど、」と、
楽しみながら見ることができましたしね。
ただ、注文をつけるとしたら、
あまり顔は写ってなかったけど、娘さん役の女優さんが、少し「美人過ぎる」ことかな。
原作の設定としては、
美人の母と、鬼瓦のような父との間に生まれて、
何の因果か、
父ソックリに生まれついた娘の葛藤、と云うのが、
ドラマの底流を流れる重要な伏線ですからね。
主演のピエール瀧さんが、
原作のイメージに、“それなりの風貌”ですから、よけいにね。