漫筆日記・「噂と樽」

寝言のような、アクビのような・・・

バリバリバリっと

2014年07月17日 | せけんばなし

朝の散歩、
いつものコースで住宅街を通ったら、

バリバリバリっと、削岩機の音。

先日まで「売家」の札が掛かっていた住宅が、
早や、と取り壊され、更地となって、周囲のブロック塀を壊している。

職人さんと目が合ったので、

「早いなぁ、
 きのうの朝、あった家、もう無いんですね、」と声を掛けたら、

にっこりと笑い返してくれた。

敷地の広さから云って、
古家を潰すカネ、新築するカネ、税金や手数料、

もろもろを考え合わせると、総額一億円は下るまい。

世の中、カネのある処にはあるもんです。

感心しながら、帰り、
我が同居人ドノに話したら、



「アラ、その土地に何軒か建てて分譲するんじゃない、
 古い家は、皆、建て売りになるみたいだから」との仰せ。

なるほど、そう云うことか、

ま、ナンにしても、世の中、少しは景気が良さそうです。








コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。