朝の散歩、
いつものコースで住宅街を通ったら、
バリバリバリっと、削岩機の音。
先日まで「売家」の札が掛かっていた住宅が、
早や、と取り壊され、更地となって、周囲のブロック塀を壊している。
職人さんと目が合ったので、
「早いなぁ、
きのうの朝、あった家、もう無いんですね、」と声を掛けたら、
にっこりと笑い返してくれた。
敷地の広さから云って、
古家を潰すカネ、新築するカネ、税金や手数料、
もろもろを考え合わせると、総額一億円は下るまい。
世の中、カネのある処にはあるもんです。
感心しながら、帰り、
我が同居人ドノに話したら、
「アラ、その土地に何軒か建てて分譲するんじゃない、
古い家は、皆、建て売りになるみたいだから」との仰せ。
なるほど、そう云うことか、
ま、ナンにしても、世の中、少しは景気が良さそうです。