日本の中学生以下、
つまり子供の数は去年、ついに千五百万人をきったそうです。
この数字は、私が子供だった頃の半分以下。
別に人口が減ったからと云って、
日本の国が亡くなるわけではないが、
私のような年寄りが長生きしてる現在、
少数の若者が、
大量にいる年寄りの暮らしを支えると云う、
いささかいびつな構造が、このままではますます激しくなるだろう。
そこで若者を増やし
活力ある日本を支えるためにも人口増が求められるわけだが、
しかし残念ながら、
今の日本の女性が生涯に産む子供の数は二人に満たない、
つまり世代交代が進めば進むほど人口が劇的に減っていく状態。
ただ女性でも、
結婚してる人たちは、平均で二人ぐらいは産んでいる。
フランスなどでは、
シングルマザーを優遇することで人口減の対策としているようだが、
日本でそれをやっても、
文化的、情緒的にあまり効果は期待できないように思う。
つまり、日本人にはまだまだ、
子供は結婚した夫婦が育てるものと云う意識が、男女ともに強いのだ。
そこまで考えると、
子供を増やすためには、若い子の結婚を増やせばいいのだと気がつく。
てな事をここまで書いて来て、
薄々「風が吹いたら桶屋が儲かる」みたいな話になりそうだなと
自分で気付きながらも、
まぁ、明日からももう少し書いてみます。