漫筆日記・「噂と樽」

寝言のような、アクビのような・・・

世界の彼方此方で

2016年10月03日 | 政治・経済・こぼれ話
ハンガリーで、
EUが割り当ててきた「1300人の難民の受け入れ」をどうするかで、

きのう国民投票が行われたそうです。

投票結果が「受け入れ反対」と出ることは確からしいのですが、
モンダイは、この投票が成立するかどうか、

と云うのも、国民投票が有効になるためには、
投票率が50%以上必要なんだから、だそうです。

遠い日本に住む私などから見れば、
「それぐらいのことで国民投票?」と思う処ですが、

ハンガリーにはハンガリーの事情もあるのでしょう。

イギリスのEU離脱以来、
ヨーロッパでは国民投票が流行っているようで、

イタリアでも近く国民投票があるそうです。

こちらは、
上院の議員定数を三分の一にし、権限も大幅に削ると云うもの。

日本でも、最近まで、
衆参両院のねじれ現象で国政が停滞すると云う事態でしたが、

この国でも日本と同じく、
上院と下院がねじれて弊害が大きいので、

上院の権限を削り、下院に集中しようとしての国民投票だそうです。

それだけ聞けばなるほど、ですが、
そこは政治の世界のこと、各政党や政治家の思惑もあり、

話はそれほど単純ではないようです。

もっともこれらのニュース、
日本のテレビに興味はないらしく、報道されることもめったにない。

連日、やってるのは、
銀座にほど近い海沿いで発見された、

東京の新名物、“地下洞窟”の話ばっかり。 (笑)

まぁ、アメリカの大統領選も一種の国民投票ですが、
こちらは、いかに日本のテレビと云えども、

無視する分けにも行くまい・・・とは思っているのですが。







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