漫筆日記・「噂と樽」

寝言のような、アクビのような・・・

かわいそうな老人

2009年06月14日 | Weblog
今日は梅雨の晴れ間、
本来は、こう云うのを「五月晴れ」と云うのだそうです。

昔は陰暦、その五月は今の六月ごろ、
だから梅雨の盛り、その梅雨の晴れ間が五月晴れ。

尤も今では「爽やかな五月の晴れた空」を云うようですが。

雨の季節とともに、
「インフル騒動」もすこし静かになったようです。

このまま収まればいいのですがね。

で、その騒動の泣き笑いをば。


●今回の騒動で得したと思われる人。

○マスク屋さん。

○トップニュースに苦労しなかった新聞やテレビ。

○高校生特需のあったカラオケ。

○一週間臨時閉鎖で、休んでも給料のもらえた伊丹図書館員。


●今回の騒動で難儀したと思われる人。

○旅館、ホテル、特に修学旅行向け。

○修学旅行が中止になった学生と
 修学旅行が中止になり、キャンセル料金だけ払った学校。

○USJや劇場、映画館、外食店。

○客の半分以上がマスクをして居るため、
 笑い声がひろがらず、
 受けているのか滑っているのかが分からない繁昌亭の落語家。

○再開した伊丹図書館員。(一日中マスク姿で息が詰まりそう)

○いつも伊丹図書館の閲覧者用長椅子で昼寝をしているホームレスのおじさん。

○孫の足が遠のき、もう二ヶ月近くも孫の顔を見てないお爺さん。

最後の可愛そうな人は私であります。




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