夕べ風呂上りにテレビをつけたら
鈴木紗理奈さんが猛然たる勢いでしゃべってる。
その言わく、
「私はその日、
体調が悪かった子供のこと気がかりやから早う帰りたいのに、
番組のトークが盛り上がってしもて、時間が伸びて中々終わらへん。
あとでテレビ見たら
その時のトーク、ひとつも使われてへん、あの時間返してほしいわ !笑) 」
それはさんまさん司会の番組で、
その日はシングルマザーたちが集まり、子育ての苦労を語っていた。
その賑やかなディスカッションを聞きながら思ったのですよ、
日本人は、
「子育ては母親がしなければ」と思い込み過ぎやな、と。
丁度その前、
ネットで「中田敦彦のYouTube大学」と云うのを見てましてね。
今はシンガポールに住む中田さんが、
「あちらでの子育ては
ベビーシッタ-の手を借りるのが当たり前」と話してたんですよ。
それは裕福な人に限らず、
一般市民レベルでも同じだそうです。
よく、日本では「女性の政治家が育たない」とか、
「経営者や役職に女性をもっと登用するべきだ」と云う話を聞きます。
でも私は思うのですよ。
女性政治家や女性の管理職を増やすためには、
能力ある女性たちを家事や子育てから解放しなければ、と。
その第一歩として、
女性たち自身が、子育てを抱え込み過ぎないこともありそうかな。
つまり、
「子供は母親が育てるのが一番幸せ」と云う呪縛から逃れることかもしれないな、と。
まぁ、そうかもしれないけど、
そんな事ばかり言ってては女性の社会進出は進まない。
夕べ、テレビに出てた女性たちは、
それぞれ人並み以上の収入はあり、仕事も出来そう。
そうであるならば、
子育てを全部、ひとりで抱え込まず、
その一部は誰かに任せることも必要なんじゃないかなぁ・・・などと。