漫筆日記・「噂と樽」

寝言のような、アクビのような・・・

英領ジブラルタル当局

2019年07月21日 | 国際情勢
二週間ほど前だったかなぁ、

英領ジブラルタル当局による
「イランの大型タンカーを拿捕」と云うニュースがありました。

「拿捕(だほ)」と云うのは、
「捕らえること」ですが、

当局の発表によると、
このタンカーは、

「EU(ヨーロッパ連合)の制裁に違反して、
 シリアの製油所に原油を輸送していた」
からと云うことですが、

その制裁をかいくぐるためとは云え、

中東の国・イランが、
自国の原油を積んで、

御近所にある中東の国・シリアへ行くのに、

わざわざ、
アフリカの南端を回って遠回り、

さらには
地中海を通り抜けてまでシリアを目指した、

と云うのだからオドロキ。

このタンカー大型すぎて、
スエズ運河を通れない、と云う事情はあったにせよ、

ものゴッツイ遠回り。

この遠回りを例えて云えば、

大阪から神戸へ行くのに、
阪神電車なら一時間もかからない処を、

阪神電車がストのため、

大阪から南下、

紀伊半島をグルリと一周して、
伊勢から名古屋に入り、

そこから北上、
岐阜県から石川県・福井県と回り、神戸を目指したようなモノ。

「英領ジブラルタル」と云うのは、
地中海の入り口、

ジブラルタル半島の先っちょ、
スペインの国内にある、

「イギリスの領地」ですが、

先ほどの例えで云えば、
神戸を目前にした京都あたりで捕まったようなモノ・・・かな。

今朝、
そのイランが報復として、、

「イギリスのタンカーを拿捕」したと云うニュース。

そのことを書こうとしたら、

余りの遠回りのゆえ、
京都まで来た処で、日記のページが尽きました。

ム、ム 無念。 (笑)





コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。