先日、ロシアの戦勝記念軍事パレードでは、
ロシアと中国の親分二人が並んで、両国の親密さをアッピールしてました。
その両国が、
こんどは“地中海で”共同軍事演習だそうです。
いくら強盛大国の中国でも、
地中海まで出かけていって、
実地に、軍事行動する必要があるとは思えないから、
これは、マァ、宣伝、示威行為なんでしょうね。
先日、テレビで、
ロンドンくらしだと云う人が、言ってました。
イギリスの国民には、中国はいいイメージしかない、
物を売るにしても買うにしても、
「経済発展のために必要な国」と云う認識だ、と。
つまりは、尖閣だ、スプラトリーだと言っても、地球の裏側、
ありていに言えば、
イギリス人から見れば、はるか彼方の田舎で起きていること。
何と言っても、世界の中心はヨーロッパ、
それも、英仏独それにスペインやイタリアなどを加えた西欧諸国。
ヨーロッパの人々は、そう思っているはずですからね。
つまり、地中海は、世界の中心地、
そこで中国がロシアと共同とは云え、軍事演習をすると云うことは、
中国としても、
国力の盛大さを見せ付ける宣伝効果は高いと見てるんでしょうね。
いわば、地方の金持ちが、
最近手に入れた大型ヨットで、東京湾を走らせるような気分なんでしょうかね。
こんどの軍事演習は。