漫筆日記・「噂と樽」

寝言のような、アクビのような・・・

「勝負勘の達人」と「喧嘩上手」

2016年08月01日 | 政治・経済・こぼれ話
日本中が関心を持っていると、
勘違いした東京マスコミの大騒ぎが終り、都知事も決まった今朝、

上位三候補を活写した読売のコラムが秀逸、

“とりあえず「勝負勘」だけはありそうな女渡世人。
政府や都議会と波風立てない「処世の才覚」はありそうな大店の番頭。

憎き安倍政権に
辻斬りのひと太刀を浴びせたいという
「見当違いの熱情」だけはありそうな浪人者・・・”

その浪人者を応援していたはずの朝日社説は、

浪人者の惨敗については一言も触れず、
「自民党に勝った小池氏」とだけ。

同じ民進押しながら、毎日が社説で、

民進党の岡田代表が、
都知事選投票の前夜、次期代表選への不出馬を表明したことに対し、

「批判逃れを図ったとしか言いようがないタイミングだ。」と、

きちんと批判したのとは対照的。

テレビでは、
例によってイケガミさんの新都知事へのインタビューが際立つ。

増田候補への応援演説で、
元都知事の石原さんが、「小池氏の厚化粧」と貶した時は、

「しめたと思ったでしょう?」
この発言で、女性票がどっと小池さんへ流れたと云う読み。

小池さんも思わず、ニヤッとして、
「・・・まぁ、そうですね」。

見ていた私は、この石原発言について、
前大阪市長・橋下さんのツイッターを思い出した。

“増田さんは千載一遇のチャンスを逸した。

その時、増田さんは横に居たんだから、
「石原さんの発言を咎め、否定するべきだった」

そこで石原さんをやりこめていたら、
一気に人気が上がり、当選できたろう”。


なるほど、
「喧嘩上手」とはこう云う人のことを言うのだな、と唸ったのです。

それにしても、
亡くなった千代の富士は、小池新都知事より、

「年下の男の子」だったんですねぇ。





コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。