レジ袋の有料化以来、
スーパーへ買い物に行くとき、
エコバッグを携えて行くのは当たり前になりましたが、
考えてみれば五十年ほど前なら、
市場や商店街に行く時買い物カゴを下げて行くのは当たり前だった。
当時はラップと云うモノがなく、
大根などは古新聞でクルッと巻くだけで持ち帰った。
当時、古新聞は便利で、
弁当を包んだり瀬戸物をしまう時のクッションにしたりして、
最後は落とし紙や鼻かみ、
風呂の焚きつけなどにと重宝したものです。
今朝のネットニュースにこんな記事。
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韓国の新聞紙が
海外へ大量に輸出されていると報じられ、物議を醸している。
あるテレビ番組では、
タイの家具量販店の包装台の棚に、
韓国の新聞がぎっしりと詰め込まれている様子を紹介。
映像に映るのは
印刷されたまま、広げられてもいない状態の新聞である。
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報道によれば、
タイだけでなくフィリピン・インドネシアやパキスタンでも
韓国の真新しい古新聞?は
花や食品を包む際に使用されているとのこと。
この競争力の源泉は、
なんと云ってもその価格の安さ。
一キロ当たり五十円ほどで、
印刷前の紙を買うより余程に安い。
なんでこんなことが出来るかと云うと、
韓国では新聞社に対し、
その発行部数によって国から補助金が出るのだそうな。
だから、
実売数より名目発行部数を水増しすることが当たり前で、
行き所のない、
「新品の古新聞」が廃棄物処理代わりに輸出されるらしい。
決して、韓国紙が、
韓ドラのように東南アジアで人気があると云う分けではない。
ま、日本でも似たような話はあるが、
国からの補助金がある分けではないから
東南アジアを席巻するほどの輸出力はないようですが。 (笑)