漫筆日記・「噂と樽」

寝言のような、アクビのような・・・

ひらひら揺ら揺ら

2012年10月15日 | せけんばなし

犯罪の証拠は明白で、容疑者も犯行を認めている、
しかし、法の特定ができず起訴できない。

こんな不思議な話が空の上で起こっている・・・
と云うか、そもそも空の上に都道府県の条例が及ぶのかと云う疑問もあるのですが。

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 ★飛行中の盗撮、容疑者を釈放 

 飛んでる飛行機の中で、
 客室乗務員の女性のスカートの中を盗撮したとして、

 兵庫県の条例違犯で会社社長(34)が逮捕され、

 本人も容疑を認め、
 携帯の中には同じような映像が複数保存されていたにもかかわらず、

 釈放された。

 逮捕した検察の話によると、
 盗撮時点での航空機の位置が特定できず、
 「数十秒違えば他府県の条例になるかもしれないため」と云う。

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それにしても・・・です、
男はなぜ、社会的名誉を損なう危険を犯してまでも、

「スカートの中を見たがる」のでしょうかねぇ。

腰巻きしかしていなかった昔ならともかく、
今はいくら盗撮したって、

たかがパンツやストッキングが映ってるだけじゃないですか。

そんなもの見たければ夏の海へ行けばいいし、
陸上の競技場へ行けば、一年中いくらでも見られる。 (笑)

この秘密を、
わたくしメが、ガクジュツ的に思惟してみるに、
その根本原因はパンツを覆っているスカートにあると結論が出た。

スカート、あの腰のまわりでヒラヒラしているモノ、

あのヒラヒラ、揺ら揺らがクセモノなんですよねぇ。

あのヒラヒラのせいで、
男たるもの、なんとなく「誘われている」ような気になる。 

のぞけば見えるのではないか、
パンツの裾から割り込めば最終目的地点に手がとどくのではないか。

そう云う妄想にかられる。 (笑)

あれがもし、ズボンなら誰も盗撮など考えない。

世の中の女性が皆、
ズボン姿になれば、少なくともスカートの盗撮は絶滅する。

つまり、スカートには色気があって、ズボンには色気がない。

最近では、その矛盾を乗り越えるためなのか、
ズボンの上からスカートを穿いたような、

男から見れば、
実に無駄で、中途半端なファッションがはやっている。

なにしろ、これからの季節、
スカートは寒いし歩きにくいのに比べ、ズボンは機能的で保温に優れてますからね。

実用を考えればズボンにまさるモノはない。

それでも、女らしくはありたい、
それがアノ中途半端なファッションとなったのでしょうなァ。

もっとも、日本の中世、
最初に登場した「腰巻」は、後の世のような「和服の下着」ではなく、

着物の上から腰に巻いた打掛の事で、
風俗図屏風などで見ると、いまのファッションに似ていると言えなくも無い。

やっぱり、ファッションとは「繰りかえすモノ」なんでしょうか。

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※ 打掛→うちかけ→前を留めないオーバーコート状の着物。

※ 最近はズボンのことをパンツと言う人が多いことは、
  いくら年寄りでも承知しておりますが、
  そう書くと話がヤヤコシクなるので、
  下着はパンツ、スラックスはズボンで通した次第。







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