盗まれてうれしげ

大手出版会社の講談社が、
「ご愛読ありがとうございます。
　今後はお買い求めいただきますようお願い申し上げます」と云う談話を発表したが、

その出した相手が、ナンと、万引き犯と云うニュース。
　　　
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　　同じ週刊誌を６週連続万引き
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京都のあるコンビニでのこと、

いつも同じ週刊誌「週刊現代」の在庫数が合わず、
不審に思った店長が、
防犯カメラの記録映像を調べた処、
万引き常習者らしき姿を見つけたので警察へ相談、

その日から私服警官４人が交替で店に詰め、
週刊現代の発売日であるこの日の朝、
万引きして店を出ようとした男(64)を現行犯で逮捕した。

その後の調べで男は、最近の６週分、続けて万引きしていたことが分かった。

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警察の調べに対し男は、
「酒もタバコもやらず、週刊現代のコラムを読むことだけが楽しみだが、
　他の週刊誌より割高な現代を買うのはカネが惜しかった」と語っていると云う。

尚、この男は店の常連で毎日のように来ており、
ほかの弁当などを買うときには、
ちゃんとカネを払っており、生活費に困っている様子は無かったと云う。

週刊誌だけ６週連続万引きしたと云うのも珍しいが、
「たかが万引き」ぐらいで、刑事が張り込んでくれると云うのも驚き。

それにしても、
この事件がニュースになって、
一番トクをしたのは、おそらく「いい宣伝になった」週刊現代の編集部、

そう思って冒頭のコメントっを読みなおせば、

談話を発表した側の、
「盗まれてうれしげな顔」が目に浮かぶようで・・・。（笑）