私は「佐村河内守」と云う人を知らなかったので、
初めてこの活字を、新聞の大見出しで見たとき、
「さむら、かわちのかみ」と読んで、
「ずいぶん奇抜な芸名を思いついたものだなぁ、」と感心してしまった。
サテその「河内のかみ」さんが、
「ウソをついてました」と謝罪の記者会見をするというので、
テレビカメラが50台、
取材記者も300人以上が集まると云う大騒ぎ。
いやはや、ウクライナに比べて、日本は平和でケッコウですナァ。
まぁ、私にとっちゃ、どうでもいい騒動ですが、
ただひとつ、この騒動に価値を認めるなら、
ウブで純情で、すぐだまされやすい、
ヒトの云うことをスグ信用する善良な日本人たちが、
「NHKや大新聞だってウソを報道する」と知ったとだと思う。
もちろん、ウブで善良でだまされやすい中には、
NHKはもとより民放や大新聞の記者さんたちも入ってるんですよ。
ついでに言えば、
障害者や被災者にだって、ウソをつく人や、泥棒は居る。
ま、アタリマエのことですが。
この当たり前のことをうっかり言うと、
「それは差別だ!」と批判する人が居ますが、
「障害者はみな聖人です」などと云う方こそ、
「障害者を特殊な人間として差別している」ことになる。
と、まぁ、私なんぞは思っているのですヨ。
どうぞ、これからは、
障害者を特殊扱いしないでくださいね、NHKさん。