漫筆日記・「噂と樽」

寝言のような、アクビのような・・・

「河内のかみ」さん

2014年03月09日 | せけんばなし

私は「佐村河内守」と云う人を知らなかったので、
初めてこの活字を、新聞の大見出しで見たとき、

「さむら、かわちのかみ」と読んで、
「ずいぶん奇抜な芸名を思いついたものだなぁ、」と感心してしまった。

サテその「河内のかみ」さんが、
「ウソをついてました」と謝罪の記者会見をするというので、

テレビカメラが50台、
取材記者も300人以上が集まると云う大騒ぎ。

いやはや、ウクライナに比べて、日本は平和でケッコウですナァ。

まぁ、私にとっちゃ、どうでもいい騒動ですが、
ただひとつ、この騒動に価値を認めるなら、

ウブで純情で、すぐだまされやすい、
ヒトの云うことをスグ信用する善良な日本人たちが、

「NHKや大新聞だってウソを報道する」と知ったとだと思う。

もちろん、ウブで善良でだまされやすい中には、
NHKはもとより民放や大新聞の記者さんたちも入ってるんですよ。

ついでに言えば、
障害者や被災者にだって、ウソをつく人や、泥棒は居る。

ま、アタリマエのことですが。

この当たり前のことをうっかり言うと、
「それは差別だ!」と批判する人が居ますが、

「障害者はみな聖人です」などと云う方こそ、
「障害者を特殊な人間として差別している」ことになる。

と、まぁ、私なんぞは思っているのですヨ。

どうぞ、これからは、
障害者を特殊扱いしないでくださいね、NHKさん。





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