きのうの続き。
マスコミが、
「いよいよ二大政党の時代だ」などと、
喧伝するようになって久しいが、現実は、そうなっていない。
現在の政権は、自民・公明の連立だし、
民主党も、一党で政権を運営するほどの数はない。
次の衆院選で、
例え民主党が、過半の議席を得たとしても、参議院では半数以下。
確かに、
参議院で「第一党の民主党」ですが、
それでも、定数242の内の108議席、半数にも届いてない。
これでは、
衆議院で通った法案も参議院で否決、廃案となりかねない。
いくら民主党に勢いがあるとは云え、
衆院選で大勝ちすると予想する楽天家は、民主党内にも居まい。
そうなると、
今の与党のように、
三分の二条項で、衆議院に戻し強行突破と云う分けには行かないですからね。
そこで「連立」となるわけですが、
まさか、
衆院選で戦ったばかりの、
ライバル自民とは組めまいし、同じ与党であった公明党とも組みにくい。
議席数7の共産党とは理念の違いが大き過ぎて組めない。
あとは、5議席を持ち、意見も近い国民新党、
それに無所属を含めたその他グループとなりますが、それでも10議席ほど。
これを足しても118議席で、まだ半数に足りない。
残るは「社民党の5議席」と云う事になりますが、
しかし、この党の理念は、
民主党より共産党の方が、より近いのではないかと思うような処が有る。
先日の、
「ソマリア沖の海賊対策」でも、民主党との立場の違いは鮮明だった。
連立を組むには、
双方から歩み寄る必要があるが、
しかし、
民主党の108議席と社民党の5議席と云う比率よりは、
はるかに、民主党が譲ることになるだろう。
つまり、この5議席は、
普通の5議席より遙かに大きな影響力を持つ。
これは現在の政権も同じことで、
公明党は、その議席以上の影響力を持っている。
二つの大政党が拮抗している日本の政治地図だが、
最後には、小政党の動向が決定権を持つ、
と云う歪(いびつ)な構図になってしまっている。
世論調査を見ても、
現政権に不満を持つ国民だが、
その不満がそのまま「民主党支持」とへ流れ込まないのは、
その辺りにも一因があるかな、と思ったりするのであります。
マスコミが、
「いよいよ二大政党の時代だ」などと、
喧伝するようになって久しいが、現実は、そうなっていない。
現在の政権は、自民・公明の連立だし、
民主党も、一党で政権を運営するほどの数はない。
次の衆院選で、
例え民主党が、過半の議席を得たとしても、参議院では半数以下。
確かに、
参議院で「第一党の民主党」ですが、
それでも、定数242の内の108議席、半数にも届いてない。
これでは、
衆議院で通った法案も参議院で否決、廃案となりかねない。
いくら民主党に勢いがあるとは云え、
衆院選で大勝ちすると予想する楽天家は、民主党内にも居まい。
そうなると、
今の与党のように、
三分の二条項で、衆議院に戻し強行突破と云う分けには行かないですからね。
そこで「連立」となるわけですが、
まさか、
衆院選で戦ったばかりの、
ライバル自民とは組めまいし、同じ与党であった公明党とも組みにくい。
議席数7の共産党とは理念の違いが大き過ぎて組めない。
あとは、5議席を持ち、意見も近い国民新党、
それに無所属を含めたその他グループとなりますが、それでも10議席ほど。
これを足しても118議席で、まだ半数に足りない。
残るは「社民党の5議席」と云う事になりますが、
しかし、この党の理念は、
民主党より共産党の方が、より近いのではないかと思うような処が有る。
先日の、
「ソマリア沖の海賊対策」でも、民主党との立場の違いは鮮明だった。
連立を組むには、
双方から歩み寄る必要があるが、
しかし、
民主党の108議席と社民党の5議席と云う比率よりは、
はるかに、民主党が譲ることになるだろう。
つまり、この5議席は、
普通の5議席より遙かに大きな影響力を持つ。
これは現在の政権も同じことで、
公明党は、その議席以上の影響力を持っている。
二つの大政党が拮抗している日本の政治地図だが、
最後には、小政党の動向が決定権を持つ、
と云う歪(いびつ)な構図になってしまっている。
世論調査を見ても、
現政権に不満を持つ国民だが、
その不満がそのまま「民主党支持」とへ流れ込まないのは、
その辺りにも一因があるかな、と思ったりするのであります。