文芸春秋、今月号のグラビアに、
「ロードサイド・ジャパン」と云うのがある。
なんでも、
都筑響一と云う方が“趣味で”撮りためた“珍風景”だそうです。
一例をあげれば、
温泉天国、別府にあったと云う大浴場、
その真ん中にステージがあり、
金色のお釈迦さまと、
マリア様が背中合わせにされ ぐるぐる回っている。 (笑)
その足元には真っ赤な鳥居・・・。
その方の出した写真集にはこう書かれている、のだそうだ。
「美しくない日本。
品のない日本。
そして居心地いい日本。
目の前にある現実を
もう少しポジティヴに受け入れることができたら、
人生はずっと楽しくなる。」
それから20年、
すでに消えてしまった「珍日本」の在りし日の姿を振り返る。
ほかにも、
巨大な龍の頭のモニュメントの横には、
スフィンクスとピラミッド、のあるドライブインとか、
工場跡地につくったウルトラマンランドや、
静御前を記念した公園には一億円の金塊が展示されてる、とか、
そのほとんどは、
いまは取り壊され撤去されたそうだが、
高さが100mと云う威容を誇る観音像は残っていて、
持ち主が亡くなり所有権が転々、
いまは廃墟と化し、
近隣の住民は倒壊を危惧する日々だそうな。
なんだか芭蕉の句のようです。
おもしろうてやがて悲しきバブル跡
「ロードサイド・ジャパン」と云うのがある。
なんでも、
都筑響一と云う方が“趣味で”撮りためた“珍風景”だそうです。
一例をあげれば、
温泉天国、別府にあったと云う大浴場、
その真ん中にステージがあり、
金色のお釈迦さまと、
マリア様が背中合わせにされ ぐるぐる回っている。 (笑)
その足元には真っ赤な鳥居・・・。
その方の出した写真集にはこう書かれている、のだそうだ。
「美しくない日本。
品のない日本。
そして居心地いい日本。
目の前にある現実を
もう少しポジティヴに受け入れることができたら、
人生はずっと楽しくなる。」
それから20年、
すでに消えてしまった「珍日本」の在りし日の姿を振り返る。
ほかにも、
巨大な龍の頭のモニュメントの横には、
スフィンクスとピラミッド、のあるドライブインとか、
工場跡地につくったウルトラマンランドや、
静御前を記念した公園には一億円の金塊が展示されてる、とか、
そのほとんどは、
いまは取り壊され撤去されたそうだが、
高さが100mと云う威容を誇る観音像は残っていて、
持ち主が亡くなり所有権が転々、
いまは廃墟と化し、
近隣の住民は倒壊を危惧する日々だそうな。
なんだか芭蕉の句のようです。
おもしろうてやがて悲しきバブル跡