漫筆日記・「噂と樽」

寝言のような、アクビのような・・・

チャーリー・ガードくんの熱い夏

2017年07月26日 | 事件
チャーリー・ガードくんと云う、
生後11カ月の赤ちゃんが、イギリスで大論争を巻き起こしてます。

日本ではほとんど報道されてませんけどね。

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2016年8月生まれのチャーリーくんは、
「ミトコンドリアDNA枯渇症候群」という疾患にかかっており、

自力では呼吸もできない。

ロンドンにある病院で治療を受けているが、
医師団は「脳に回復不能の損傷がある」と診断し、

苦しみを長引かすだけだから、と、
生命維持装置を外す尊厳死を両親に勧めた。

しかし、これを承服できない両親は、
実験的な治療を受けさせるために、アメリカに連れて行きたいと希望。

裁判に訴えたが、

裁判所は、
これ以上の治療継続はチャーリーくんに不要な苦しみを与えることになるとして、病院側が求める尊厳死を認めた。

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当然ながら、病院側、両親、裁判所の判断には賛否両論が渦巻きましてね。

社会的な論争に。

なお、この両親のもとには二億円近い寄付金が寄せられ、
ローマ法王やトランプ大統領も両親の支持を表明しているそうです。

でも、今日見たら、
「両親は治療を断念」と云う記事も。

おりしも日本では、
一年前の知的障碍者大量殺傷事件の後日談などが報道されてます。

今年の夏も暑くなりそうですね。



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