図書館の窓口で、
「予約しておいた本を借りていきます」と、言ったら、
もうベテランらしき女性職員が、カードを持って書棚の方へ行った。
数冊の本を手に戻ってくると、
一冊づつ、パソコンの画面と照合しながらカウンターの上へ積み上げていく。
最後の一冊となった処で、
その本だけ裏返して積み上げ、「お確かめ下さい」。
本をリュックに詰め込み、
図書館を出るまでの間に、その「小さな親切」を思い出し、笑みがこみ上げる。
本のタイトルは、「人のセックスを笑うな」。
中身は「純粋な恋愛モノ」と、
ある人から勧められて読む気になったのだが、
確かに、こんなタイトルの本を老人が借りようとしていたら、
「他の人に知られないように」と配慮したくなるだろう。
本日借りた本。
○「プリズンの満月」 吉村昭 著
○「私の履歴書 文化人 1 」 日本経済新聞社
○「藤原仲麻呂」 木本好信 著
○「一休狂雲集」 柳田聖山 著
○「人のセックスを笑うな」 山崎ナオコーラ 著
さ~て、どれから・・・って、ヤッパリこれかな。(笑)