漫筆日記・「噂と樽」

寝言のような、アクビのような・・・

朝鮮戦争

2020年10月08日 | 国際情勢

アメリカのポンペオ国務長官が来日、
オーストラリアやインド、日本の外相と会談してましたね。

国務長官と云うのは、
日本で云えば外務大臣です、

ありていに言えば、
この四カ国で連携して中国をけん制しようと云う会議。

朝日新聞が早速、今朝の社説で牽制しています。

「日米豪印会合 覇権争いの具とするな」と。

朝日が書くぐらいですからネ、

当然中国も気にしていて、
「多国間の協力は排他的になる」とコメントを出しました。

オレにコトワリもなく国同士が仲良くするのはケシカランと。 (笑)

ここでおもしろいのは、
この会議に参加していない、 お隣韓国の反応。

じつはこのポンペオさんの来日、
予定では、このあと韓国を訪れるはずだったんですよね。

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文在寅政権は、
「経済は中国、安全保障は米国」と米中両にらみの立場で、

日米豪印の対中けん制の枠組みとは距離を置いてきた。

だが、ポンペオ米国務長官が急遽、
訪韓を見送ったことが伝わると、

韓国の外交的孤立を懸念する声が国内で一気に高まっっている。

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アメリカと中国の喧嘩には関わりたくないが、
かと云って、他の国々がスクラムを組んでるのに知らぬ顔もしにくい。

そこで文さんがひねり出した妙案、
逆転の外交ショーが、

アメリカと北朝鮮の仲を取り持つことで、

あわよくば、
トランプさんを引っ張り出し、

朝鮮戦争の終戦宣言までしてしまいたい。

そうなんですよね、
朝鮮戦争はいまだ休戦中であって、

形の上では終わってないんですよね。

これがうまく行けば、
文在寅さんは「朝鮮戦争を終わらせた大統領」として、

歴史に残るハズ・・・だった。

今回ポンペオさんが、
訪韓をスルーしたことで、その逆転ホームランが不発、

打席にも立てなかった。

今回の四カ国会議より、
その事の方が大きなニュースなのかも知れませんね。

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【朝鮮戦争】

大韓民国と朝鮮民主主義人民共和国との間の戦争。

第二次大戦後の米・ソの対立を背景として、
1950年6月に南北朝鮮を分かつ北緯38度線付近で武力衝突し、

米軍を中心とする国連軍と、(韓国軍を含む)
中国義勇軍の支援を受けた北朝鮮軍が交戦、ほぼ朝鮮半島全域を戦場とした国際紛争。

1953年7月、休戦協定が成立。朝鮮動乱。

 


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