アメリカのポンペオ国務長官が来日、
オーストラリアやインド、日本の外相と会談してましたね。
国務長官と云うのは、
日本で云えば外務大臣です、
ありていに言えば、
この四カ国で連携して中国をけん制しようと云う会議。
朝日新聞が早速、今朝の社説で牽制しています。
「日米豪印会合 覇権争いの具とするな」と。
朝日が書くぐらいですからネ、
当然中国も気にしていて、
「多国間の協力は排他的になる」とコメントを出しました。
オレにコトワリもなく国同士が仲良くするのはケシカランと。 (笑)
ここでおもしろいのは、
この会議に参加していない、 お隣韓国の反応。
じつはこのポンペオさんの来日、
予定では、このあと韓国を訪れるはずだったんですよね。
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文在寅政権は、
「経済は中国、安全保障は米国」と米中両にらみの立場で、
日米豪印の対中けん制の枠組みとは距離を置いてきた。
だが、ポンペオ米国務長官が急遽、
訪韓を見送ったことが伝わると、
韓国の外交的孤立を懸念する声が国内で一気に高まっっている。
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アメリカと中国の喧嘩には関わりたくないが、
かと云って、他の国々がスクラムを組んでるのに知らぬ顔もしにくい。
そこで文さんがひねり出した妙案、
逆転の外交ショーが、
アメリカと北朝鮮の仲を取り持つことで、
あわよくば、
トランプさんを引っ張り出し、
朝鮮戦争の終戦宣言までしてしまいたい。
そうなんですよね、
朝鮮戦争はいまだ休戦中であって、
形の上では終わってないんですよね。
これがうまく行けば、
文在寅さんは「朝鮮戦争を終わらせた大統領」として、
歴史に残るハズ・・・だった。
今回ポンペオさんが、
訪韓をスルーしたことで、その逆転ホームランが不発、
打席にも立てなかった。
今回の四カ国会議より、
その事の方が大きなニュースなのかも知れませんね。
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【朝鮮戦争】
大韓民国と朝鮮民主主義人民共和国との間の戦争。
第二次大戦後の米・ソの対立を背景として、
1950年6月に南北朝鮮を分かつ北緯38度線付近で武力衝突し、
米軍を中心とする国連軍と、(韓国軍を含む)
中国義勇軍の支援を受けた北朝鮮軍が交戦、ほぼ朝鮮半島全域を戦場とした国際紛争。
1953年7月、休戦協定が成立。朝鮮動乱。