漫筆日記・「噂と樽」

寝言のような、アクビのような・・・

「わっ、大きな地震」

2018年06月18日 | 事件
いつものように起きて、
いつものように新聞読みつつの朝メシを食べ終わり、

どーれ、ブログでも書くか、と、
パソコンの前に座ったら、ぐらぐらっと来た。

「おつ、地震」と身構えたら、
今度は横揺れ、食器棚がガチャガチャ鳴ってる。

「わっ、大きいな」と腰が浮き、
腹の底からじわりと恐怖感が湧きだした処で、

やや収まりかけ、やがて収まった。

その間、数十秒、

その短い間に、
「人間ていろいろ考えるもんだナ」と思ったのは、

揺れも収まり落ち着き、しばらくたってから。

我が同居人ドノが表で、
近所の人たちと無事を確かめ合ってる興奮した声がする。

また揺れて、ドアが開かなくなっては、と、
玄関を開けっぱなしにしてるからだが、

その配慮ができるくらいだから、
あのヒトも、その声よりは落ち着いてるのだろう。

テレビをつけたら、どの局も地震報道。

暫くザッピングしてたが、
NHKの放送だけがイヤに落ち着いていて、違和感がある。

大坂北部が震源地と云うことだが、
はるか離れた所の進度が3、なんてやってるのを見て苦笑い。

まぁ、のんびり放送することで、
「落ち着いてください」と云う腹づもりなんでしょうね。

でも、アナウンスする後ろで、
社員が電話してるような、緊迫した音声の入ってる民放の方が、

臨場感があって見入ってしまう。

地震から一時間を過ぎたころ、
相ついで子どもたちからの連絡が入った。

家具が倒れたりして大変そうだが、みんな無事とのこと。

「何はともあれ、命さえ無事なら何とかなるよ」と返信する。

こんな大きな揺れ、神戸の地震以来かな。

東北の地震を含め、
人生三度の大きな揺れを経験したが、

こんども生き延びたようです。





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