てのうち

本格的にではありませんが東支部の日は何度か的に棒手裏剣を打込んでおります。あの立て掛けている猫の爪研ぎが如く汚いマットは棒手裏剣用なのです。

もう教わった時から随分経ちますが、去年から持ち方を変えました。回数を重ねるとやはり基本と体に合った形に落ち着いてくるのでしょうか。基本の持ち方は

こんな形。人指し指と中指と薬指で筒をイメージして親指を添えます。

そこから回転が起きないよう、投げるのではなく打つわけですが回転が無くなるまで結構根気が必要です。楽しいので苦労はないですけどね。そして最近の手の内がこれ。

人指し指のみ。

その名の通り、誰に習った訳でもなく人は何かを指す時この指を使います。自然に前に出しやすい指と言うことです。突きも人指し指を意識して突くと脇が締まり最短距離を通ります。

映画『燃えよドラゴン』でもブルース・リーが言います。

「それは月を指さすようなものだ」

この言葉に途轍もない深さを感じるのですが直後に「指を見ていては栄光は掴めない」とも言います。刺されば形は些末なものかもしれません。

問題なくバスバスいきます。

コントロールも安定しているかも。数本同時打ちは難ありかと思うとそうでもなく。

当面はこの打ち方になるのでしょう。

合った形が見つかるとより有意義になります。また顔面発泡を調達しなければ。

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習性

スポーツであれ流行り風邪であれ何かあるとすぐ必要以上に騒ぐのがこの国の特徴とはいえ、もうちょっと冷静になれんもんかと辟易します。

百歩譲ってマスクの品切れは解らないでもありませんが何故トイレットペーパーがなくなるのでしょうね。先日、家に１ロールしかなくなったのでドラッグストアにいくとティッシュコーナーが根刮ぎ売り切れでビックリしました。

調べてみたら中国由来だとかマスクと同じ材料だとかのデマが原因だそうで。ちょいと頭が悪すぎますね。マスクとティッシュ同じやったらトイレ詰まるやろ。小さい頃から教育を受けネコも杓子も大学大学言うてるこの国の知性がコレ。文明国でありながら未開人みたいなのばかりが蔓延っているのかと思うと恥ずかしくなります。そのいつも手に持っている電子機器はなんぞ？それがスマートフォンと銘打っても扱う者がそれではガラクタ同然。分子ばっかり見んと分母を見なはれ。

いくら普段良い人振っていようが未知のものと遭遇した時その人の本性が出ますね。武道に携わっているから、という訳ではないかもしれませんが武道に限らずこういった対人稽古の経験を積んでいくと冷静に見極めていけるようになるのかもしれません。

初めて対戦する相手は何が得意なのか分からず怖いもの。その中で自分の経験と技を頼りに勝利を手繰り寄せる作業。月末の大会は開催しますが子供達がどうか冷静な判断の出来る大人へなる為の足掛かりとなればと願います。

自分だけ可愛がっていても良い方向へ向かうことはあらしません。

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