未熟者武道記

空手徒然。
二つの戈を止める武を核とし、諸諸と調和して溶け込んで。(いけたらいいな)

後ろ蹴り

2016-09-14 23:43:58 | 日記
先週亡くなった師匠の事ばかりが頭を廻る一週間でした。

変わった人でした(笑)
昇段審査の途中で外に出たかと思うと角材を拾ってきて「折れ」と一言。折ったら合格。
私は入門ひと月しない内に「明日から緑帯締めてこいよ」といきなり二級へ飛び級。
同じ高校の同期がケンカで相手を一撃で屠り停学を食らったのですが嬉しそうに話を本人から聞き出していたり。(最後ちょっとだけ諌めてましたが)
話もポンポン飛んでいました(笑)

そんな師匠が私によく指導したのが後ろ蹴り。基本的には各々が日が変わる前位まで自由に稽古して帰るスタイルの道場ですが、師匠に一度捕まるとこれが長い(笑)
納得させるまで離してくれませんでした。

それが無意識に出たのか今週はふと後ろ蹴りをやろうと思ったのです。私が後ろ蹴りを取り上げるのはかなり久し振り。五年ぐらい振りかも知れません。
滅多にないので少年部一般部共通テーマとして色々やってみました。

師匠に基礎を仕込まれた甲斐あってか飛び後二段蹴りなんてのも未だ可能。所詮曲芸の類いですが根付いたものはいつでも引き出しの中から取り出せるもんですね。
そんな教え方やアプローチの仕方が私は出来ているのかなと考えると未だ未だ未熟者極まりないですね。




.


最新の画像もっと見る

コメントを投稿