未熟者武道記

空手徒然。
二つの戈を止める武を核とし、諸諸と調和して溶け込んで。(いけたらいいな)

卒業&披露

2018-03-26 19:20:18 | 稽古
川西初の黒帯を取得した片割れの瑠夏が今日卒業。そして稽古してきた形をお母様に御披露目の日です。

実は教えてきたのはアーナン。相当難しい形で当初は本当にこれでいいのか確認したのですがお母様曰く最初の目標設定をかなり高くするところがあるそうで。実は私もその方法を取ります。壱百零八手から覚えようとしたりするのです(苦笑)

フィニッシュ。少々間違えましたが良い形でした。これを空手をした証として持ち続けて出来れば温め続けて欲しいです。

何故か教室所属の女の子は努力家が多いですね。六年生まで続けた子は皆黒帯を取得してきましたしその後中学高校と部活や学業で成績を残しているようです。週一回で体力的にも男子と比べてハンデがあるという事が彼女たちに火が付けるのでしょうか。空手をしようというぐらいですから生来気は強いのでしょうけど(笑)

さて、瑠夏は男子ばかりの中よく頑張りました。動きの輪郭を捉えるのが上手でメキメキ成長し、腕相撲で無双していた初めの頃。男女間に隔たりを感じ始める中学年後半頃にはテンションがかなり下降してる時期もありましたが途中で一つ上の紗希が入ってくれたのも良かったのかもしれません。男子をものともしない紗希と練習する事で笑顔も戻り持ち直す事が出来ました。昇段を見据え始めてからは360°回転蹴りを修得すべく毎回残って練習していた姿は私の空手人生の中でもずっと消えない一コマになりました。まさに愛弟子。中学ではテニスをするとの事ですが、技や形に見せてくれたその精神を持っていれば部活でも勉強でもきっと上手くいくと信じてます。

六年生たちはたまにこの教室を思い出して、時には足を運んで成長を見せてくれたら私は嬉しいです。もし何かで悩んだり行き詰まったりした時は自身の頑張りの原点として空手を思い出して深呼吸してみると何か見えたりするかもしれませんね。


うーん、淋しくなります。




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