未熟者武道記

空手徒然。
二つの戈を止める武を核とし、諸諸と調和して溶け込んで。(いけたらいいな)

言い訳師

2017-07-26 19:53:28 | 雑感
毎週稽古前に体の不調を申し出て来る子がいます(苦笑)

頭が痛い、お腹が痛い、学校で足をぐねった、なんか気持ち悪い、熱っぽいetc...
そない毎回体調崩す体なら道場来とる場合やないで(´д`)

誰しも逃げたい時も実際逃げる時もあるでしょう。しかし常習化はいかん。
一歩外に出れば「真面目」で「嘘のない」人しか必要とされないのでね。

体育的に「強い」なんて事は特に世間に必要ではありません。それだけの人は寧ろ迷惑。だから人に対してではなく自分の諸々を抑える事の出来る精神的な強さが体育的強さより大事なワケで。
空手なり武道なりを学ぶということは自らその枷を付けるようなものです。空手をやっていると云うだけで周りは勝手に「凄い人物だろう」と期待します。上級の帯ともなれば尚更。そして名前は変わったものの世間に知れた(元)正道会館。

そこを背負えない器なら進級を望んではいけませんし寧ろ空手を学ぶべきではないとも思います。自分が辛くなるだけだから。
真面目で普通。習い事全般、年齢問わずそういう下地のある人の為のものだと私は考えています。

とまあこんな話を最後の整列時にしたのですが、殆ど冒頭の子に向けて話していたものの当の本人は手遊びに夢中…( ˘•ω•˘ )
ま、言うだけで全員が理解するならこの世の中出来る人しかいませんわな。響かないのなら致し方無し。分かる者だけ分かってくれれば良いでしょう。





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