未熟者武道記

空手徒然。
二つの戈を止める武を核とし、諸諸と調和して溶け込んで。(いけたらいいな)

アバラバラバラ

2019-11-16 14:08:01 | 日記
昨日は尼崎支部で久しぶりに金曜クラスを指導をしたのですが、そこでリックと組手をした時に肋骨を持っていかれてしまいました。

膝蹴りを掬っちゃ投げ掬っちゃ投げしていたのですが一つタイミングを誤り、左の肋骨が全部持ち上がりました(苦笑)そこで六番か七番がペキッと鳴ったので嗚呼折れたかなあと。幸いヒビで済んでいそうですが組手を終えてから右の十一番十二番も逝ってることに気付き。

タイミングがバッチリ合えば20cm、20kgの体格差でも転ばすことが出来ますがコンマ何秒かの誤差で地獄へ真っ逆さまで御座います。何度かそれで折っていますが老いて弟子から学ぶことも多いのです。

終盤は私から壁まで追い込んで打ち合いをし、攻めきれなかった自分にリックは首を傾げていましたが実際本気でやればもうリックら若い世代に敵う気はしておりません。もう1Rと言われたら無理ですしあの膝蹴りは技有りですからね。しかし彼らはまだ自分達は勝てないと思っているのか本気で襲い掛かってくるのでオッサンらは大変です(笑)私など今となっては組手を如何にしないかを考えていて年に一度ちゃんとするかどうかですのに。その点、先日黒帯を巻いた択実は最近その辺を心得ているのかなと思います。私どもに手加減出来る優しさがあります(笑)相手によって形を変える、それが強さの形なのかなとも思います。

私は今丁度リックの2倍の年齢。そして道場には3倍近くの人も居ます。今10〜20代の彼らが我々の年代になった時、彼らが10〜20代を相手する事で我々がどれだけ頑張っていたかも分かる事でしょう。

あー、アバラ痛え。




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