未熟者武道記

空手徒然。
二つの戈を止める武を核とし、諸諸と調和して溶け込んで。(いけたらいいな)

棒手裏剣を作る(前半)

2016-08-11 22:12:29 | 日記
今回の帰省で一番したかった事が棒手裏剣の作成。鏨や五寸釘等をグラインダーで削っていきます。年季もの。しかし未だ未だ現役。使い捨てなど無かった時代の日本製品最強。

近所のホームセンターで釘類を調達。リーズナブル。

これらをギャンギャン削ってゆくのです。釘が凄まじい熱を帯び革手袋装備でも熱いです。顔に火花が飛んできたら体が超反射を起こします(笑)

削りに削ったり18本。うちにもグラインダー置こうかな…

これを一生懸命作っていたのかと知った両親にいつまでも子供だなと案の定笑われ( ´•௰•`)確かに傍から見たらガキ過ぎますが、少年期に忍者の真似してたらしい父(63)の少年の心に火が点いたらしく、焼入れをしたらどうかとの提案が(笑)

男はいいよね 子供のままでいられて~
(やしきたかじん 『あんた』より)
大人には成れない生きもの、男。

弩田舎ゆえに何処の家にもいつ何時でもクラフト可能な環境が整っています。
工房がある生活ええなあ…



後半へ続く。




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Coming up like a flower

2016-08-11 01:08:24 | 雑感
さて、前回記事でも触れました通り来月の全日本大会に尼崎支部から山崎2級(以下 択実)が出場する運びとなりました。
小1から始めて現在高3。変わらず不器用ですが「The 愚直」といった感じ(笑)で、スタイルも猪突猛進。

しかし今まで空回りしていた扇風機さながらの剛力が大会経験値を増す毎に相手を捉えるようになりました。
ほんの二年前迄は試合で県大会で優勝しても大会総評で師範からスタイルを否定されるという憂き目を見ていたのです。

それほどまでに不器用。択実本人が自分でも諦めています(笑)しかし真面目。前回の全関西大会でジョアン医師に敗北しましたが早速次の総本部上級稽古に参加しリベンジを目論見ました。師範にその意気込みを買われた訳です。ジョアン氏、稽古の約束したのに来なかったそうですが(笑)

小学生の時は自分より小さい子にも勝てずにいましたがこうやって続ける事で実を結び始めました。もう尼崎の同期辺りでは誰よりも強いでしょう。試合スタイルで勝負すればもう私では及ばないかもしれません。

高校に上がっても審査は許可がすんなり下りなかったのに今や早く1級を取れと言われるまでに。真面目が一番強いのかなと。
不器用の一心。

念ずれば花開く。今回は挑戦。
その名の通り花がやがて実を結び、択ばれて当然の逸材になれる日を長年ヤキモキして見ていた1人として楽しみにしています。

皆様応援宜しく御願い致します(*・ω・)*_ _)





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