今日は、彼岸の入りです。
「暑さ寒さも彼岸まで。」 厳しい暑さも和らぎ とても良い季節を迎える 秋のお彼岸。
今年はまだまだ暑いですが・・・
秋分の日を中日とし 前後3日間を合わせた1週間が 秋の彼岸となります。
最初の日を “彼岸入り” 終わりの日を “彼岸明け” と言います。
お彼岸は ご先祖様のお墓参りをして 先祖供養をする 日本古来の行事です。
妙善寺でも毎年 沢山の方が お墓参りに訪れます。
一般的には ご先祖供養をするお彼岸ですが 本当はもっと大切な意味が込められています。
煩悩や迷いに満ちたこの世を “此岸” と言い 煩悩を脱した悟りの世界が “彼岸” です。
ですから“彼岸“は 自分の心が悟りの世界の境地に達する 大切な行事なのです。
秋の彼岸に 仏様を供養し敬い 私達も仏様のような心で この世を過ごしましょう と言うのが 本当の目的でもあるのです。
秋のお彼岸 人生の悟りを目指し 一回り大きくなるよう 心の修行をしてみては・・・
ご先祖様の供養を通じ 自分の尊い人生を大切に・・・
合掌 栄久山 妙善寺
昔 昔 あるところに・・・と語り継がれる昔話。
日本各地に沢山の話がありますが 世界にも沢山の昔話があります。
そのほとんどの内容が 〝こういうことを してはいけませんよ〟
〝こういう良い事をすると 幸せになりますよ〟と言うお話です。
私達は 完璧ではありません。
世界 共通して言える事です。
人は 神様ではありません。
間違ったり 知らず知らず 人を傷つけてしまったり してしまうものです。
昔話は 私達にとって大切な教えです。
おじいちゃん おばあちゃん お父さん お母さんから代々受け継がれてきた 大切なお話です。
昔 昔・・・
でも 昔 昔ってどれくらい前なのだろうか・・・？
いつから 伝えられているのだろうか・・・？
一番 最初に お話したのは 誰なのだろうか・・・？
あ～!!
もしかしたら 神様が 私達の為に教えてくれた 大事なお話なのではないでしょうか。
もしも そうだとしたら やっぱり 教えを守って 次の世代へと 伝えていかなければなりませんよね。
昔 昔 あるところに・・・
合掌 栄久山 妙善寺
昔 むかし お釈迦さまが悟りを開くために 毎日々とても苦しい修行をしていました。
一生懸命に 修行をしている お釈迦さまに ダイバダッタ(提婆達多)という悪人が 意地悪をしたり 修行の邪魔をしたりしました。
しかしお釈迦様は ダイバの意地悪を乗り越えて ついに尊い悟りを開きました。
“あの意地悪い嫌がらせを よく乗り越えましたね” と言う人々の言葉に お釈迦様は “いやいや ダイバのあの意地悪があったからこそ 私は悟れたのです。 ダイバダッタも私の先生(師)そして すべての人々が 私の先生(師)である” とおっしゃいました。
あなたの周りの イヤな人や 意地悪な人たち もしかしたら あなたの人生の 先生(師)だったりして・・・?
合掌 栄久山 妙善寺
昨日陸前高田市の “奇跡の１本松” が伐採されました。
13㍍を超える津波に耐え 心の支えとなっていた1本松。
今後はモニュメントとして 復元され希望の1本松になる事でしょう。
昔 父が 「大きな木には 神様が住んでいるんだよ。」と教えてくれました。
だから大きな木は大切にしないといけないと言われました。
先日 小さな子供を連れたお母さんが 大きな木を見上げながら 「こうゆう大きな木にはね トトロが住んでいるんだよ。 だから大きな木は大切にしないとね。」 と話していました。
ん～ん わかりやすい!!
皆さんのまわりにも トトロの木ありますか？
大きな木 トトロの木(神様の木)は いつも皆を守ってくれています。
私達も 近くにある大きな木 守っていきたいですね。
合掌 栄久山 妙善寺
今日は富士山の初冠雪が観測されました。
昨年より１２日も早く 平年より１８日早いそうです
気が付けば寝苦しい夜もなくなり 朝晩はだいぶ涼しく 日も短くなりはじめ 少しづつ秋を感じられる様になりましたね。
秋になると 不思議と寂しくなるものです。
なんとなく１日を過ごしていると 気が付かない事が沢山あります。
日々是好日 (にちにちこれこうじつ)
１日１日かけがえのない大切な良き日と言う意味です。
人生には嬉しい事 悲しい事 悔しい事 寂しい事 様々な事があります。
嬉しい１日 悲しい１日 悔しい１日 寂しい１日 どんな日も尊き１日です。
今日という日は ２度とない大切な１日
どんな１日でも １日は１日です。
同じ１日ならあなたはどんな１日にしますか・・・
今日も笑顔で 良き１日を・・・
合掌 栄久山 妙善寺
