ワイン屋の独り言

よねや酒バイヤー・コンセイエ山陰の主催するイベントやおすすめの情熱ワインの紹介。
&本当に独り言もたまにあります!!

08年2月ワインを楽しむ会

2008-02-25 10:56:41 | ワイン会
まずはすいません
画像の左側がきれちゃいマシータ次回まで写真家としての腕を磨きます

22日・23日の2日間、市役所前のドゥーさんにて定例のワイン会は行いました。
たなみにドゥーさん
http://blog.goo.ne.jp/kitchen-deux

今回は7種類
先月、東京に行って見つけたワインも数種類投下いたしました。
アペリティフは
イタリアのマルヴァージア・フリッツァンテ
さっぱりとした軽やかな微発泡性の味わいで、飲みやすい!!

2品目はセットリュンヌ・サンジョセフ・ブラン
フランス・ローヌの白。ビオディナミの造り手・セットリュンヌは、今現地フランスでは注目の造り手。非常に果実の密度がじわじわ広がる味わいで、やや好き嫌いは分かれると思いますが、正直ローヌの白としては、トップクラスだと思います

3品目はラベルテラス・シラーズ
南フランスなんですが、なんでシラーズ???
まあ、手頃で素直に楽しめる味わいだったんでは無いでしょうか

4品目・レ・タンヌ・カベルネ・メルロー
これも南フランス産。自然農法で造りあげた葡萄から造られた逸品で、とても滑らかでしっかりとした味わい。コレかなりお買い得だと思いますよ。

5品目・CHグレイサック1999年
ボルドー・メドック・クリュブルジョワ
程よく熟成しており、今が飲み頃個人的な意見としては、やはりボルドーは最低10年近くは経過してないと・・・。と、思っている訳です。我々、単純に飲む側とすれば、ポテンシャルを楽しむ訳ではないので
と、いう意味では、かなりおすすめ出来ると思っています

6品目は、バレンタインでもおすすめした造り手(カテゴリー商品紹介参照)
マルセルラピエール・モルゴン2005年
ボジョレー。これはやっぱり、素晴らしい
ボジョレーというだけで、敬遠する人もいらっしゃると思いますので、あえてメインで持ってきました。というか、メインにふさわしい逸品だったと自負しています。しっかりとした果実味で、深い味わいはボジョレー?というより良質のブルゴーニュです

7品目は個人的に結構おすすめ
カンティネ・チェチ・ランブルスコ(微発泡)
このカンティネチェチは、あのサッカーの○田選手(イタリア・パルマ時代)に自分のオリジナルワインを造った造り手なんです。とても果実味は濃縮感があり、ほんのり甘さのある味わいは、誰でも楽しめるレベルだと思います。

と、駆け足で、説明しましたが、ホント皆さんが楽しそうに飲んでいるのが、とても嬉しい限りです。この会を通じて、少しでもワインを好きになってもらえたら
そんな気持ちで、また、次回開催を計画します。

最後に、夢はみんなにワインを飲んでもらいながら、俺の弾き語り
大変、無謀な夢ですいません

参加して頂いたお客様、ありとぅーす

Dmジャン・コレ・シャブリ・れ・トリュフィエール

2008-02-21 14:57:16 | 商品紹介・フランス
<牡蠣にシャブリ>
と良くいいますね
と、いうくらいシャブリというワインは、有名で日本で最も売れている辛口白ワインです。
ただし、シャブリと言っても特級・一級などの畑があり、更に造り手が多数います。その中でも、評価が高く1792年から最良のシャブリの畑を代々受け継いでいるのが、このドメーヌ・ジャン・コレです。造りとしては、とてもクラシックで、3つ星レストランなどの常連の造り手です。

今回紹介するシャブリは、特級でも一級でもないんですが、今までトリュフ畑だったのを葡萄畑に切り替え、長年追いつづけてきたビオ・シャブリ(有機農法シャブリ)なんです。通常、シャブリは通常のワインより酸化防止剤の添加が多めのワインですが、今回のビオ・シャブリは極少量しか添加してないという驚きの逸品です。

ちなみに昨年9月にこのシャブリのサンプルを飲む機会があり


衝撃 LOVE

と、いうくらい、物凄いミネラル感・うまみが凝縮されており、しかし、驚く程スムースに喉を通る

即買いを決めた商品でした。

で、ようやく入荷

Dmジャン・コレ・シャブリ・レ・トリュフィエール2006年<辛口> 3880円

これは、今までのシャブリを覆すくらいのナチュラルでうまみのある味わいです。決して安くはないですが、シャブリファンは一度は飲んでみた方が良いと思います。(恐らく、今後はシャブリでもビオは増えて行くでしょう!!)

今ブームの自然派とは?PART②

2008-02-21 14:19:33 | ワイン豆知識
はいはい、忘れない内にPART②書いちゃいます

醸造編
醸造においての自然派とは、大きく分けて2つになります。酵母とSO2(酸化防止剤)
酵母については、現在ほとんどが人工的に培養した酵母になります。本来なら葡萄の皮などについた自然の酵母といきたい所なんですが、現在の農薬・化学肥料をたっぷり使用している状態では、良質な酵母などがつかなくなっております。ただし、健全な葡萄造りを行っていると、良質な酵母がつくようになります。また、人工的な酵母と自然の酵母では、酵母自体の生命力も違い、やはり畑の個性を表現するという意味では、自然酵母の方が表現されます
さあ、みなさんも気になるSO2(酸化防止剤)についてですが、まずは誤解のないように説明致しますが、SO2は決して体に悪い訳でなく、必要以上に入れた場合は、頭が痛くなったり、2日酔いが酷かったり、本来の自然な味わいでなくなってしまいます。ので、必要以上でなければ、むしろワインを美味しく飲む為には必要なんです。ですから、きちんとした工程で醸造するとSO2というのは、自然に成分として発生するものなのです。
BUT
ホントに一部の健全なワインには例外も考えられます。通常醸造~瓶詰めまでに4回SO2を添加する工程があるのですが、栽培の部分で、より健全でしっかりとした葡萄に限り、SO2の添加がなくても酸化しにくいそんな例外もあります。というか、近年では、そのような本物の自然派というのが高く評価されています。この例外については私は葡萄(ワイン)の持っている力だと思います。実際その様なワインは葡萄造り~醸造までに、驚く程手間やリスクをかけています。となると、もやしっ子のように育てた子供と野生で(笑)育った子供では、はるかに耐える力というのは違う!!そんな感じだと思うんですが・・・

と、自分なりの豆知識を勝手にひろうしましたが、参考になれば幸いです。

今ブームの自然派とは?PART①

2008-02-20 14:52:29 | ワイン豆知識
まずは、今後様々な部分で出てくる自然派とは、なんぞや???

真面目にいくんで、疲れたら休憩して下さい。

名前の通り、自然???なんですが、ワインとは葡萄から造られるわけです。
葡萄は農作物ですね。
農作物だったら有機栽培の方が美味しい訳です。
と、生産者が単純に美味しいワインを造るにはで辿り着いたのが自然派なのです。
なぜ
と思われる人もいらっしゃると思うので、簡単に説明致します。フランス(他ヨーロッパ)は第2次世界大戦後、農産大国にしていこうというのが、国の政策でした。その為、大量生産し、世界に輸出大国にする為に、農薬・化学肥料の研究・使用が進んでいきました。当然、生産者は量を造る為に、葡萄が熟して腐る事を嫌がり、若い状態での収穫・更に熟していない分、補糖したり、酸化を防ぐ為に、大量の酸化防止剤を使用したり
そんな事から、次第に品質が落ち・・・ただし、そんな中でも、美味しいワインを造っている生産者もほんの一握りだけいました。その造り手が評価され、次第に生産者の考え方も変わって来た。それが今のワイン界の流れです。

単に自然派といっても、栽培と醸造に分けられます。
(長くなるので、覚悟して下さい)

栽培編

今、主流となっているのが。リュット・レゾネ(減農薬栽培)。こちらは必要な時以外は使用しない・・対処療法みたいなものです。基本的には使用しないんですが、風邪を引いた時に薬を飲むように、悪い所だけを直す為に使用します。
ビオロジック(有機栽培)
化学肥料・農薬を一切使用せず、葡萄を造り上げています。
ビオディナミ(生力学農法)
ビオロジック+天体の位置・地中のバイオリズムなども考えた上での、本当に自然の持っている部分を最大限に利用している農法です。

葡萄の糖分は、全てアルコールに変化します。糖度が低いと薄っぺらなワイン・糖度が高いと厚みが出てきます。ただし、葡萄の熟度を上げるというのは、生産者にとっては大きなリスクを伴います。熟すのを待ったせいで、腐ってしまったり、病気にかかったり。よっぽどの信念がないと、下手をすると1年間無収入のプータロウになってしまう可能性もある訳です。
しかも、手間(コスト)もかかります。ですから、まだまだそうゆう造り手は少ない訳です。

と、まずは栽培編でしたが、次回は醸造編です。この2つがあって初めて成立しますので、次回まで

店舗紹介

2008-02-20 14:03:49 | 店舗&自己紹介
すいません。
まずは、店舗紹介&自己紹介を忘れてました・・・。

秋田県横手市横手町字ニノ口35-8
酒のロッキー横手ハッピータウン店(スーパーよねや内)
TEL0182-35-2077 FAX0182-35-2088

コンセイエ山陰(コメント返す時rockyどS)
1999年フランス食品振興会認定資格コンセイエに全国で2名のエールフランス賞受賞。
ワインは数年前まではパワフル・ガツン系が好みだったが、ここ数年は神秘の味わいが楽しめる自然派に目覚め出す
よく天然?と言われるほど、耳が遠い・・・?声がデカイ。

今年こそダイエットします・・・・・・・・・・・宣言。弱。


ブログをはじめたきっかけ

正直、自分の選んだワインに自信を持ってるんで、みんなにこの美味しさを分け与えたい(などと偉そうにすんません)
お店ではなかなかお話できないので、代りにここを利用しながら情報をお知らせしたい。

そんな、単純な動機ですが、数ヶ月後には立派なカタログとして使えるようなくらいの情報を詰め込みたいと思いマッスル

※尚、お気軽にコメント・質問書きこんで下さい。数日間中には絶対返事をお書きします。
※PCでご覧の皆様へ
左側にカテゴリーという部分がありますんで、そこから、情報をご覧になって下さい。

飽きずに、しっかりと更新しますので、よろしくお願いします

バレンタインには・・コレ!!

2008-02-10 11:23:51 | 商品紹介・フランス
いよいよ2月も中旬になり、雪祭りも近くなってきましたね

と、その前のイベント・・・バレンタインDAY
のおすすめ本命ワインのご紹介です

造り手はマルセル・ラピエール、サンタムール2006年です。

フランス・ブルゴーニュ地方のボジョレー地区のワインで、ヌーヴォーなどのランク上のキュヴェ・ボジョレーの一つです。
まずは造り手・マルセル・ラピエールを説明すると、今、いろいろな所で、有機栽培・自然派・ビオなどと言われてますが、自然に造るという事では世界的に第一人者です。彼の葡萄栽培はビオディナミ農法といい、とにかく人の技術というよりも自然の畑の持っている栄養素をワインに表現する為の手助けを人がするそうゆうやり方をしております。もちろん化学肥料などは一切使用せず、更には天体の位置などによる地上への影響の仕方などもふまえた栽培です。
なので、コストはかかってますが、いわゆる

だしの利いた味わい

なので、濃厚でもとても違和感なく飲んでしまう!!そんな味わいですねしかも彼のワインは20世紀に残したい世界のワインベスト20にも選ばれてるんです!!

で、

なぜにバレンタイン

それは畑のサンタムールにあります。日本語訳で <聖なる愛> という意味を持ちます

数多くの造り手がいる中でも、ラピエールのサンタムールは、よけいな飾りなどを付けないそのままを表現する <本当に純粋な愛> と言えると思います

マルセル・ラピエール・サンタムール・・・・・3500円(税込み)

ぜひ、このワインとこの由来で、ハートをギュギュッと捕まえて下さいな

ワインたっぷり味わってきました!!

2008-02-07 13:34:58 | ワイン会
昨日、TOKYOにいって参りました
けれど、なぜか・・・・・・・・雪雪国から脱出したと思ったのに

で、ワインのインポーターの試飲会にいき約100種類テイスティングしてきましたよ
しかしユーロ高の影響もあり、価格と味わい・・・・・・・まあまあだったと思います
それでも抜群の商品も何品かあり、ワイン会のリストアップ・リストアップ

その後、せっかくTOKYOにきたので、直輸入グループの恵比寿にあるトロワザムールへ訪問。きっと何品か飲ませてくれるだろうとの淡い期待を持って(画像)
<あれ山陰さんじゃない!!>と久しぶりの再会に話しも弾み、さあ店内のワインを物色していると


<興味があったら開けますよ>
待ってました

なかなかに面白いワインを発見できましたので、詳細はワイン会にて


追記
もちろんもう一つの目当てのラーメンも食してまいりました

いってきました品川のなんつっ亭
ほぼ開店と同時に満席&行列でした。
一応ワインメインなので簡単に・・・・・・やっぱりうまかった

急ぎましょう〓ワイン会

2008-02-06 08:20:00 | Weblog
ワイン会の人数がだいぶ集まってまいりましたo(^-^)o

22日が相席になりますが2名、23日が残り3テーブル(1テーブル4名)となっておりますのでお早めにご連絡下さい\(^_^)/

ちなみに只今ワイン会のワイン探しの旅で東京に向かってまーす〓
本日は100種類の中から厳選してきますので、お楽しみに〓
さあ~ウコン飲んでおかなきゃ〓