猫とマンガとゴルフの日々

好きな物を題名に↑ 最近はゴルフとグルメお出かけ主体に。以前は1960年~70代マンガを紹介していました。ネタバレ有り。

女の定年。

2006年08月03日 16時48分34秒 | 仕事
       今月、女性の先輩が定年を迎えます。


 本人は再契約して、会社に残りたいようでした・・・。世間では定年延長(再契約等)がかまびすしいのに、我が社にはあまりそういう考えはないようです。
 我が社でも、部長クラス以上で定年 (当社は60歳) を迎えたものに対しては慰留して、そのままの役職付きで残ってもらっているようです。3年から5年くらいでしょうか。もちろん、その人により違います。ゆっくりしたいと自分から、1年契約を途中でやめる方もいます。

 実は彼女は、女性で最初の定年を迎える方でした。我が社は結構若い会社で、私が入った頃 (もう27年前ですが) は、なんと平均年齢が20歳台だったのですよ 今は40歳代らしいです。

 私を含め、50歳代になった女性3人は彼女に対する総務 (会社) の動向を息をつめて見ていました。本当に残るかどうかはともかく、選択肢があるのはいいことですものね。関心、大いにあります。結果は・・・。彼女に相談らしい事もなく、あっさり総務部長から定年を言い渡されたそうです。 

 事前に兆候がなかったわけではありません。いつだったか、政府の団塊の世代用に定年延長推進策が出された時、会社としても何か打ち出さないといけないと思ったのか、さる書類が通達されました。しかし、内容は包んではありましたが、よくよく読むと、会社に都合のいいことばかり。やっぱりね、うちの会社だもんね、とみんなで言い合ってお終い。

 他の会社さんもそんなものなんでしょうか。そりゃねー、民間の会社に年金の肩代わりさせて、60歳以上でも働かせて税金取ろうという政府も政府だと思うけど、おっかぶせられる会社も大変よね。全員再雇用なんて出来ないもの。社員年寄りばかりになって活気が無くなるわ、若い世代を育てられないわ、という事は会社の未来がないもの。

 男性だって何割かしか残れないのに、女性なんてお呼びじゃないの。それは分かっているけれど、団塊の女性達の中には、結婚せずに会社と結婚したような方々も多いはず。 (元の数が多いのだから) こういう人たちはこれからどうやって生きていくんだろう。いやいや、他人事ではありません。私だってあと何年か後には待っている現実。今から定年後~老年前の過ごし方を考えておかなければ・・・。 年金だって64歳からだしね。
コメント (7)
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