猫とマンガとゴルフの日々

好きな物を題名に↑ 最近はゴルフとグルメお出かけ主体に。以前は1960年~70代マンガを紹介していました。ネタバレ有り。

映画 「バビロン」

2023年02月28日 17時08分39秒 | 映画
        ↑ 映画チラシ

            ↓ チラシ裏面

           

新型コロナ流行語、前より映画に行くことが少なくなり、こちらでもトンと映画の話題をしなくなりました。
コロナ後に見たものと言ったら
「鬼滅の刃 無限列車編」
「龍とそばかすの姫」
「ジュラシックパーク新たな~」
「ブレット・トレイン」
「スペンサー ダイアナの決意」
「トップガン マーベリック」
「すずめの戸締り」
「アバター ウェイオブウォーター」
「レジェンド&バタフライ」
そしてこの「バビロン」くらいか。
約3年としては少ないですね。

上の中では、「ブレット・トレイン」が日本人なら必ず 大笑い で楽しかったです。
ハリウッド映画の中で、懐かしい昭和歌謡を聞こうとは。(笑)
「ブレット・トレイン」主演のブラッド・ピット主演の話題作が来たので見に行きました。

moviewalker.のページ → 「バビロン」

映画「バビロン」公式サイト

監督は「ラ・ラ・ランド」のデイミアン・チャゼル。
主演 ブラッド・ピット と マーゴット・ロビー となっているけれど、もう一人の映画製作を夢見る青年マニー役 ディエゴ・カルバ が主役でしょと私は思ってしまう。
この3人、自分を投影する人物として見てしまうと、常識人の私はやっぱり マニー なんだよね。 (;^ω^)
しかし、やっぱりブラピは良い映画に出ていますね。

ハリウッド黄金時代と言われた1920年~1930年代まで、夢をかなえようとする3人の人物と周りの人々の物語。
3人以外でもトランペツト吹きの黒人とか、翻訳家のチャイニーズ女性とか、ゴシップコラムニストとか、薬の売人とか、何やってるか分からないような人物がごそごそ出てきて群像劇の様相です。

表現が下品なところがだいぶあって、並びの席の女の子たちがいちいち反応していておもろかった !
私も見るに堪えない表現が有って辟易。
でも映画自体はテンポ良く、内容モリモリで面白かったのよね。

音楽も良かった。
メインテーマはキャッチーで耳に残るし、他の音楽はトランペット主体のジャズでしみじみ良かったし。
エンドロールの流れる中、ジャズ音楽として目を閉じてゆっくり聞きほれてましたわ。
音が大きい所が有って、年寄りの部類の私には耳をふさぎたくなった時も有りました。
が、やっぱり映画は大画面で、大音量で楽しむのが最高 ! と思い出しました。






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ネットフリックスと映画「ブレット・トレイン」

2022年09月11日 22時23分12秒 | 映画
諸般の大人の事情により、夏前にJコムに入りました。
そこに2年間タダというネツトフリックスが付いてました。 ( *´艸`)
映画も見てますが、アニメがいっぱい有るじゃないですか !
今まで見たのは
「平家物語」「転生したらスライムだった件」「メイドイン・アビス」「メイドイン・アビス深き魂の黎明」
「鬼灯の冷徹」「3月のライオン」「はたらく細胞BLACK」
アニメ映画は「千年女優」「パプリカ」「アキラ」「MEMORIES」など。
映画は「マイケルジャクソンTHIS IS IT」「インタビューウィズバンパイア」「ショー・マスト・ゴー・オン」
など。
中でも「ゴールデンカムイ」は今2周目見ています。
10月に第4期が始まるので楽しみです。
不死身の藤元、やっぱ色気ある~。
「3月のライオン」も原作の雰囲気たっぷりで面白かったです。

さて、最近はそろそろと映画館にも足を運びだしまして。
「ジュラシック・ワールド新たなる支配者」 → 「ジュラシック・ワールド新たなる支配者」
ハラハラドキドキ、ハリウッドらしい映画 !

「ブレット・トレイン」 → 「ブレット・トレイン」
これ、面白かった~ !
ブラピもいいんだけど、色々な要素が入っていて、それでいてテンポ良く、最後まで弾丸列車が突っ走ります。
外国人が考える日本・東京、ヤクザ、日本のアニメやハイテクも登場して日本人としては大いにコメディ。
「時には母の無い子のように」が流れた時はぶっとんだわ。
殺し屋たちの諸事情や生い立ち、二組の親子の葛藤まで描いて盛りだくさん。

でも、言わせて !
新幹線を壊すんじゃない ~~ !





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雷蔵祭 スタンプラリー当選 !

2019年12月28日 09時02分58秒 | 映画
         ↑ カレンダー表紙

前に有楽町ビックカメラの上に有る角川シネマ有楽町に 市川雷蔵祭 を見に足しげく通ってました。
カドカワさんは、企画の上映をするときにスタンプを押してくれて、たまったスタンプ台紙を送ると抽選で何かプレゼントしてくれるんです。
ファイルとかお扇子とか、結構当たりましたね~。
で、今回の当たりは、年末らしくカレンダーです。

            ↓ ます゛最初のページ。



お正月らしく華やかでいいですね~。
若尾文子さんとのツーショットです。
「初春狸御殿」の雷蔵さん若い !

            ↓ 「大菩薩峠」



ニヒルだわ~。映画の冒頭では意味もなく人を切る極悪非道の浪人を演じています。

            ↓ 「ひとり狼」

            

これは見てないけれど、凶状持ちの役だそうです。

            ↓ 「陸軍中野学校」

            

これは今度見に行く予定です。
雷蔵は1969年に若くして(37歳)亡くなっているので亡くなる3年前、晩年の作ですね。

            ↓ 「旅は気まぐれ風まかせ」

            

長谷川一夫張りの二枚目振り ♪

            ↓ 「ある殺し屋」

            

サングラスには恐怖におびえる人が写っていると言う凝りよう。

            ↓ 上はコメディ「濡れ髪牡丹」先日亡くなった 京マチ子さんと。

            

下は先日見た「眠り狂四郎 勝負」の撮影合間のスリーショット。
映画ではこんなシーン有りません。
高田美和(左)と藤村志保(右)。
雷蔵のこういうはにかんだ様な笑顔がキュンとします。
実はこの映画を見に行って、帰ってきたらカレンダーが当たって〒受けにはいっていました !
雷様ありがとう。(*´▽`*)

            ↓ 上、「中山七里」の池広一夫監督と。

            

下、「破戒」和田夏十(中央)左は市川崑監督。

本当に早く亡くなってもったいない方でした。
40代、50代、60代、それ以上と俳優だけでなく監督としても(いずれやりたかったらしい)活躍できた方だったのに・・・。(/ω\)
せめて、残された映画を全て丁寧に見てみたいです。
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スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け 完結編 見に行ったよ !

2019年12月21日 17時02分29秒 | 映画
          ↑ スクリーンに入るときに貰った宣伝物。

左はディズニーチャンネルの宣伝ハガキ、右は精巧なフィギュアの商品パンフレット。
フィギュアはなかなかの出来です。

初日に新宿に見に行きました。
スクリーンを4つくらい使用していたにも関わらず、流石に初日という事で凄い人でした。
結構中年男性二人連れから、若い男性、学生カップルももちろん、お母さんに連れられた子供さんまでって感じ。
幅広い人気が伺えます。

しかし私は今回だれちゃって、途中眠たくなってしまった("^ω^)・・・
私だけかな~。
長いんだもの。
帰りのエスカレーターで後ろの二人連れが
「午前中に入ったのに、出たらもう暮れ始めてるよ」
なんて言ってましたよ。
実際は2時過ぎ位だったんですけどね。
CMや予告編なんか入れると20分くらい本編前にあるしね。

内容は詳しく言えませんけど、ハラハラドキドキ、ちゃんと収まっていいんじゃないでしょうか。
やっぱりレイちゃんはカッコいい。

            ↓ おまけ



後ろ姿でごめんなさい。
膝の上に乗るミミちゃんは一人だと写真が撮りずらいのです。
友達に撮ってもらおうとしても人見知りで逃げちゃうし。(´・ω・`)
このときはいつもより長い時間乗ってました。
と言っても5分位かな。
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映画 アナと雪の女王 Ⅱ

2019年11月27日 15時04分28秒 | 映画
       ↑ 新宿ピカデリーに有ったフィギュア

            ↓ 反対からも



写真撮っている人がいっぱいで、なかなか正面から撮れません。

            ↓ クリスマスツリーもありました。



ツリーといえば、年末公開の「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」も宣伝してありました。





BB-8のオーナメントが可愛い ☆
新宿ピカデリーは巨大な 宇宙戦艦ヤマト とか、いつも美術関係が凄いですね。

アナ雪Ⅱは公開2日目に見に行きましたが、すでに子供さんや若い女性で吹き替え、字幕ともに満員盛況でした。
前回よりも複雑なストーリー、素晴らしいCG、前回の謎が解ける爽快感など、とても良くできた映画でしたよ。
さあ、いよいよ年末の映画シーズンの始まりです !
何を見ようか今からワクワクしますね。

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市川雷蔵祭 いっぱい見ました。

2019年09月26日 16時00分45秒 | 映画
            ↑ 雷蔵祭のパンフレット

没後50年特別企画 市川雷蔵祭 よく見に行きましたわ~。
8月末に見た 「薄桜記」 → 9月1日記事 市川雷蔵祭 を皮切りに、

京マチ子と共演したコメディタッチの 「濡れ髪牡丹」 → Movie Walkerのページ → 濡れ髪牡丹

名作の第一作目 「大菩薩峠」→ Movie Walkerのページ → 「大菩薩峠(1960)」

ニヒルな殺し屋を演じたフィルムノワール風な現代劇 「ある殺し屋」 → Movie Walkerのページ → 「ある殺し屋」

歌舞伎から材を取った 「お嬢吉三」 → Movie Walkerのページ →  「お嬢吉三(1959)」

歌舞伎出身の雷蔵が初めて歌舞伎の題材に挑んだ → 「弁天小僧」Movie Walkerのページ → 「弁天小僧(1958)」

与三郎ってこんなお話だったの ! な 「切られ与三郎」 → Movie Walkerのページ → 「切られ與三郎(1960)」
モテモテなのになぜか女や仲間に裏切られ続ける不運な与三郎。
最後に見付けた大切な愛はもうこの世では届かず・・・。
♪ 死んだはずだよお富さん~の歌と、歌舞伎の 「やさ、お富 !」 の場しか知らなかったので。

リアルな忍者に迫った 「忍びの者」→ Movie Walkerのページ → 「忍びの者」

怪談物の「番長皿屋敷」を大胆に脚色した → 「手討」 Movie Walkerのページ → 「手討」

ヒロインお菊役の 藤由紀子さん が非常に綺麗で見入ってしまう。
泣き顔も絶品なんです。
が、ネタバレになってしまいますが、私としては幽霊になって「1枚~ 2枚~」の場面が見たかった。(笑)

若き日の 雷蔵 と 勝新 のシュッとした顔が堪能できる「怪盗と判官」 → Movie Walkerのページ → 「怪盗と判官」

高倉健や鶴田浩二らのヤクザ映画原点はこれでしょ ! の 「若親分」 → Movie Walkerのページ → 「若親分」

海軍少尉の制服姿の 雷蔵 と、和装の着流し姿の 雷蔵 と、どっちもかっこええのよ (^_-)-☆
雷蔵って時代劇の侍姿や股旅姿もいいけど、私はこの映画や「ぼんち」で披露した 男の着流し姿 が歌舞伎出身の雷蔵!って感じで素敵だと思います。
この頃からカメラも格段に良くなっているようで、着物の柄やしぼまでくっきりと映り以前の映画より見やすさが違うように思います。
今回の企画でお得な気分になれた一作です。
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市川雷蔵祭

2019年09月01日 19時27分16秒 | 映画
            ↑ 雷蔵祭りのパンフレット

「ただ愛に生きる、美しい男がいた-------」
没後50年特別企画として、角川シネマ有楽町さんが企画した「市川雷蔵祭」

       角川シネマ有楽町のページ → 角川シネマ有楽町

       市川雷蔵祭のページ → 市川雷蔵祭

            ↓ パンフレット裏表紙

            

            ↓ パンフ中





私が最初に見に行ったのは、代表作として名作の呼び声高い、「薄桜記」です。
今回 雷蔵 の主演時代劇としては初の4Kデジタル復元されました。
原作は 五味康祐 、監督 森一生、脚本 伊藤大輔、撮影 本多省三、主演の 雷蔵 の他、当時大映で 雷蔵・勝新太郎の二大スター共演と相まって、当時でも大評判だったことでしょう。
パンフレット裏表紙の上の写真がそのラスト近くのシーンです。

        「薄桜記」Movie Walkerのページ → 薄桜記

ストーリーなどは 上 ↑ に詳しいのでそちらを参考にしていただくとして。
雷蔵の、前半のいかにも旗本然とした綺麗なお侍姿もいいんだけど型通りというか、後半の崩れた浪人姿が又、いいんだわ~。(。・ω・。)ノ♡
でも、前半の姿は今までの白塗り時代劇スターを世襲しているけれど、門切り型でない複雑な心情を演じています。
又私はせいぜい「座頭市シリーズ」の汚れた姿しか知らないけれど、若かりし頃の 勝新 もなかなかにそれまでの二枚目映画スターとはちょっと違って素敵よ。

映画館は土曜日というのも有るのか満員の盛況で、ほとんどが60代から70代の方が多いようでしたが、(あたしも60代だったわ)ちらほら若い雷蔵ファンの女性も交じってましたね。
映画が終わったら 拍手 が沸きましたよ !

            ↓ 雷蔵団扇頂きました。





テーブルが黒かったので、よく見えなくてすみません。
大判で、持って帰るのにバッグからはみ出てました。(笑)
「雷蔵祭」は9月26日までやっているので、雷蔵の現代劇が好きな私は、「ある殺し屋」とか「陸軍中野学校」もしくは大映オールスター出演の「源氏物語 浮舟」などを見たいと思っています。
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京マチ子映画祭スタンプラリー当選しました !

2019年07月12日 20時09分17秒 | 映画
            ↑ 一緒に入っていたチラシ2種

右は 京マチ子さんが 先日亡くなられてしまった為、追悼企画の映画祭のチラシです。
前回見損なった映画も有るので又通う事になりそうです。
左のは、この夏楽しみにしていた 没後50年特別企画「市川雷蔵祭」のチラシ。
じっくりスケジュール表を眺めてなるべく多く見に行きたいと思います。

角川シネマ有楽町が送る、「角川シネマコレクション」。
大映や角川映画の豊富なライブラリー作品を次世代に継承すべく立ち上げられたブランドです。
2月から3月にかけて「京マチ子映画祭」に通っていました。
その時スタンプラリーに参加して応募していたのですが、時が経ちすっかり忘れていました。
角川さんからの突然の封書にあれっ ?

            ↓ 綺麗な扇子が入っていました。



ピンクに 京 の文字。

            ↓ 反対の面



黒地にマチ子さんの横顔が浮き上がります。
大切にさせて頂きますね。
さて、今年の夏は映画の夏になりそうです。
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京マチ子映画祭 Ⅲ

2019年03月21日 18時50分38秒 | 映画
         ↑ 次回・次々回企画 のチラシと共に

マチ子さんの映画祭も、もうそろそろお終い。(3月21日木祝まで)
前回の記事 京マチ子映画祭 Ⅱ より後二つ見ることが出来ました。

「羅生門」
言わずと知れた 巨匠黒澤明監督 の日本映画の至宝。
1950年のモノクロ作品ですが、画面がリニューアルされていて見やすかったです。
羅生門に降る雨とか、藪の中の木漏れ日とか、映像がカラーに見劣りません。

部分的に見たことは有るけれど、通して見たのはたぶん初めてではないかと思います。
当たり前だけど、やっぱりちゃんと全部通してみないと映画の良さは分からないですね。
あらすじを読んでわかったつもりはいけません。
深かったです。

共演の 森雅之さん という俳優さんは、私の亡くなっただんなの名前の由来になった方です。
まったく同じ名前ではないんですけどね。
お母さんが好きだった俳優さんだったからなんだとか。(*´▽`*)
この映画の頃は渋い俳優さんですが、若い頃は大変な二枚目俳優さんです。

      映画-Movie Walkerのページ → 羅生門

「有楽町で逢いましょう」
これまた歌で有名な映画です。
そごうデパートとタイアップした映画とか、フランク永井の歌の方が今でも有名になっちゃったとか、その後カップルの聖地になったとか、いろいろ話は聞きますが、これまたちゃんと見たのは初めてでした。
マチ子さんが出演しているなんて知らなかったもん。

『平凡』連載の宮崎博史氏の原作が有るのも知りませんでした。
今だと差し詰め人気少女マンガ原作とかいうヤツかも。
ラブ・コメディなんですが、働く女性の(働く男性も)置かれた立場とか悩みなんかも伺えて普遍的なものが有ります。
当時のデパートの中とか、ファッションとか興味深かったですね~。
北林谷栄さん演じる おばあちゃん が良~い味出してます。

      映画-Movie Walkerのページ → 有楽町で逢いましょう

角川シネマ有楽町さんの企画物は今後以下のようになっています。
楽しみです。

市川雷蔵祭り 8月23日(金)~ 
若尾文子映画祭 2020年春
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京マチ子映画祭 Ⅱ

2019年03月15日 17時29分29秒 | 映画
         ↑ 「京マチ子映画祭」を開催中の角川シネマ有楽町(ビックカメラ上 読売会館8階)

3月3日にアップした記事    ↓ 

          デビュー70周年記念企画 「京マチ子映画祭」

に何回も通っている最中です。
今までに初回の 「浮草」 (上の記事を参照してください)
2回目に 「鍵」
3回目に 「黒蜥蜴」
4回目に 「流転の王妃」
5回目に 「地獄門」
と見ました。

「鍵」
谷崎潤一郎原作、京マチ子・仲代達也主演、市川崑監督のエロティシズムがドキドキのサスペンス。
谷崎潤一郎さんて、何回も映画化された「痴人の愛」とか、「卍(まんじ)」とか、「秘密」とか性的倒錯を描いた作品も多くこの映画の原作となった「鍵」もなかなかに倒錯的です。
内容もマチ子さんの肢体もドキドキでしたが、宮川和夫さんの洒落たカメラワークが冴えわたり、心理サスペンスの要素もありで女性でも楽しめました。
カンヌ審査員特別賞。

      映画-Movie Walker のページ → 

「黒蜥蜴」
今見ると古臭い所もあるけれど(音楽とか)、これまたマチ子さんの肢体とファッションを見ているだけでもうっとりの当時としてはモダンな作品。
原作は江戸川乱歩、劇化は三島由紀夫で、舞台では美輪明宏の代表作ともなっていますね。
今でも 新派 の舞台にかかっています。

      映画-Movie Walker のページ → 黒蜥蜴

「流転の王妃」
打って変わって愛新覚羅浩原作の、歴史に翻弄された 女性 の苦難を描く内容の濃い映画です。
1960年製作という事ですから、戦後15年しかたっていないのにこのようにリアリティ溢れる映画を作った 田中絹代監督 の信念は凄いものがあります。
原作 愛新覚羅浩、監督 田中絹代、脚本 和田夏十、主演 京マチ子という女性陣で作られた涙なくしては見られない感動の大作。

      映画-Movie Walker のページ → 流転の王妃

「地獄門」
大映の初カラー作品。
今では「羅生門」の方が有名ですが、カンヌ国際映画祭、米アカデミー賞・NY批評家協会賞外国語映画賞など、海外で絶賛された時代劇です。
戦の場面なのに冒頭から極彩色の豪華絢爛な映像が溢れ、映画会社の力の入れようがわかります。
それが悲劇の結末に向かうにつれ、ヒロイン京マチ子の衣装には華が有るものの全体に暗い色調に。
平治の乱 後の平安末期の時代劇ですが、歴史物と言うより恋愛物、になっています。

      映画-Movie Walker のページ → 地獄門

まだ見に行くつもりです。
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