↑ 初日の夜ご飯、いきなりお寿司でした。
思ったより早く病院は退院することが出来ました。
もとより完治したわけではなく、治療・投薬は一生続くと医者に脅かされています。
外に出ても良い免疫力の値まで、薬の量が下がってきたということです。
なんにしても家に帰れたのは嬉しいです。
今後は無理せず用心しながら治療して行こうと思います。
暇な入院生活、何があるわけでもない病院日記をつけてました。
しばらくアップしようと思います。
自分のメモ程度のものなどはスルーしてください。
5月某日 1日目 (晴~くもり)
入院日 11時頃入室 17時よりやっと投薬が始まる。
点滴とかするのかと思っていたら投薬だけの治療という。
初めは小さな粒が4粒。
こんな小さな薬のために2~3ヶ月入院するのか。
薬のコントロールが難しいのと、飲んでいる間は免疫力が低下するので外出などして風邪菌など貰うと大変なことになるのでカンヅメになるらしい。
とにかく何ヶ月も原因もわからず悩んでいた体調不良が、病名が付いて治療が始まったのにほっとする。
5月某日 2日目 (晴)
屋上を発見する。
自分のいるのは3階だが、3階から8階の屋上までの上り下りを1日に数回することにする。
以前1週間入院した際、あっという間に足が衰えたのを思い出したのだ。
17時30分よりシャワー。ほぼ1日おきなので気持ちよい。
5月某日 3日目 (晴)
ナースセンターがすぐ斜め前なのは便利でよいが、夜中ナースコールがうるさくて昨夜もよく眠れず。
ベッドの端に腰掛けると当たり前だがちゃんとした背もたれがないので、ずっと座っていられない。
各階の休憩用のいすの中でどこが一番気持ちよいか探してみる。
今日は5階が風が吹き抜けて明るく気持ちが良い。
3時から男子ゴルフ「日本プロ」を見る予定。
お昼過ぎ姉に荷物を少し持って来て貰う。
姉には今回本当に迷惑をかけてしまった。
17時~シャワー
5月某日 4日目 (くもり)
こちらの病院では、TVはTVカードを買って見るシステムで、私は2日に一枚(1,000円)ほど使う。家ではタダで見ていた(本当はタダではないが)TVが1日500円もかかると思うと高いと思う。
しかし薄型大画面の最新TVで、病院の設備も日々進化しているなぁ。
ダラダラ見ているとすぐなくなるので見たい番組だけにする。
シャンプーを買う。新聞はやめとこう。ご飯が多くておかずが少ないから、「なめたけ」買おうかな。なんだか凄いケチになった気分。(笑)
体に出てきていた症状は収まってきている。
少しづつ薬が効いている感じ。唇の方はもう少しというところ。以前よりはずっと良い。少ない量の薬で効いてきてほっとする。
5月某日 5日目 (くもり~大雨~くもり)
屋上の風が心地よい。
昼のTVで コッポラ・ティム・バートン・ジョニー・デップ の「スリーピー・ホロウ」を見る。
17時~シャワー
掃除はしてくれる、ご飯は毎食栄養バランスの行き届いたものが上げ膳下げ膳、そんなにまずくないし。
外出できれば一人住まいのときよりずっと天国である。
究極はホテル暮らしでしょ。
オペラ歌手の 藤原 義江 は晩年帝国ホテルに住んでいたというし。
しわになりやすい麻のスーツを午前午後、着替えていたとか言う洒落ものさんです。
夏の軽井沢で2ヶ月位ホテル暮らしをしてみたいもんだ。
5月某日 6日目 (薄曇~晴)
さわやかな朝、屋上の風がいつにも増して心地よい。
こうして屋上にて、向かいの根津神社の緑など眺めていると入院生活中ではあるが、のんびりとした気持ちになれる。
先日も書いたが、掃除、ご飯、洗濯その他生活のもろもろを忘れ、文庫を読みふけり、あるいは外の景色を眺めて鳥の声を聞き、ぼ~っとしている…。
これってリゾートじゃない ?
療養も気の持ちよう、折から季節も良い時期だし、リゾート地に来たつもりで過ごすことにしよう。
その上ラッキーなことに、差額ベット代のない部屋に入れたので、後ほど請求予定の医療保険は治療代の方の足しになってくれるだろう。
安上がりなリゾートだ。
13時30分~ ジュニデの 「フロム・ヘル」を見る。
今週のTVは昼も夜もどこの局もジョニデの映画だらけである。
「パイレーツ・オブ・カリビアン」新作上映と関係あるんだろう。
つづく