猫とマンガとゴルフの日々

好きな物を題名に↑ 最近はゴルフとグルメお出かけ主体に。以前は1960年~70代マンガを紹介していました。ネタバレ有り。

萩尾 望都 「バルバラ異界」

2006年05月31日 10時22分16秒 | マンガ家名 は行
             久しぶりに 萩尾 望都 先生を読み始めた。


 これが最新作でいいんだろうか。ブック○フで「海のアリア」や「ローマへの道」などをパラパラ買って読み、「残酷な神が支配する」は、マンガ喫茶で読んで買わずにお終い。だって暗いし、重いし、進展遅いし、なにか賞を取ったようだけど、救いがなくてイマイチ好きになれなかった。美形の主人公二人にはうっとりしたけど。

 萩尾 望都先生は、もちろん「ポーの一族」シリーズから好きになったけれど、FS物も素晴らしい。FSで傑作だと思うのは「銀の三角」。
 マンガ雑誌でなく、FS雑誌に掲載されて、作者も『光栄でしかも緊張した』とどこかで語っていた。原作ありの「百億の昼と千億の夜」も面白かった。この原作は、壮大すぎてマンガでないと映像化は出来ないでしょうねー。 「11人いる!」と「続11人いる!」も家にある。私の本棚は、萩尾率高いです。
 
 「ウは宇宙船のウ」これ、わたし中学生の頃自分でマンガ描きました。原作のレイ・ブラッドベリ好きで、「みずうみ」とかも描いてみた。もちろん、14~15歳のつたない絵で、萩尾先生とは比べ物にもなりゃしませんが、あら、先生、ここはこう表現したのねなんて、見てて面白かった。 

 「ポーの一族」も、吸血鬼の怪奇物と言うより幻想的なFSだったし。

               
                 


 原作付きだけれど、「恐るべき子どもたち」も面白かった。いかにも作者が好きそうなお話。あと、家にあるのは「トーマの心臓」「ゴールデンライラック」「A-A´」、「半神」「などの短編集がちょろちょろ。「メッシュ」とか他の短編集はマンガ喫茶で読んだかな。とても全作品は揃えられません。


 で、「バルバラ異界」だけれど、マンガ喫茶に2巻目がそろっていなくてまだ1巻しか読んでいないが、う~ん、又難解そうな物語。複数の人間の夢と現実が入り混じった展開に頭が付いていけるだろうか?読み終えたら、又、感想などを。致します。
コメント (2)
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