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猫とマンガとゴルフの日々

好きな物を題名に↑ 最近はゴルフとグルメお出かけ主体に。以前は1960年~70代マンガを紹介していました。ネタバレ有り。

のだめカンタービレ 最終楽章 前編

2010年02月04日 15時46分30秒 | 映画

    goo 映画 → のだめカンタービレ 最終楽章 前編 - goo 映画


 本当に楽しかったです。そして音楽もしっかり聞けました。思っていたより (失礼なやつ) 良く出来たポイント高い映画でした。
 役者さん達はマンガから出て来たようで笑った笑った。ベッキーがやった役は、もうちょっとアクの強い人の方が良かったな、くらいかな。

 アニメの扱いも出しゃばり過ぎずに、かつここぞという時はファンタジーを目一杯感じさせるように、よく考えてあると思いましたね。

 私には先週見た 「アバター」 より楽しかったのです。「アバター」 は見たあとちょっと考え込むようなところがあったので。そりゃハッピーエンドにするにはああいうラストでないといけなかったんだとは思いますが。
 アメリカでも見たあと、現実に戻りたくない人たちが問題になっているとどこかで読みました。

 で、この 「のだめカンタービレ 最終楽章 前編」 はひたすら見ていて楽しい。この中にも困難なこととか、努力とか友情とか仲間意識とか様々ありますが、ひっくるめても見ていて楽しいって映画には大切ですよね。
 演奏も素晴らしかったですし、クラシックに詳しくない人でも分かるように、出てくる楽器や曲の説明も過不足なくて分かりやすかったです。

 老若男女どなたでも楽しめ、映画館が笑いに包まれる作りでしたが、やっぱりTV版やコミックを読んでいないと日本にいる仲間のこととかは分かりづらいかも。


       最近現実逃避で楽しい映画しか見たくないトミー。



「アバター 3D」 

2010年01月26日 11時24分17秒 | 映画
アバター 3D - goo 映画アバター 3D - goo 映画


 去年 小雪さん 出演の パナ○ニックTVのCM で公開前のハリウッド超大作としては異例なことにCMとタイアップした綺麗な映像が流れていたこの映画。
 始めは見るかどうしようか迷っていたのに、「タイタニック」 を抜こうかという世界興収の凄さにあわてて今頃見に行くミーハー振り。(笑)

    「アバター」が「タイタニック」の興収記録を破り、全世界歴代第1位へ! - goo 映画

 私はどうせならと 3Dシステム の方を六本木ヒルズ内東宝シネマズで見てみました。本当は映像をよく見るために吹き替え版を見たかったんだが、それは六本木ではなかったです。
 スクリーン室内に入る時に3Dメガネを渡されます。結構大きいわね、とちょっと厭な予感が。というのもネット内でメガネが重かったという評判を聞いていたのです。

 映像は評判通りの素晴らしさ、この世のものとも思えない景色が広がり浮世を忘れて引き込まれます。パンドラという地球から遠く離れた惑星が舞台なので、この世 -地球- ではない設定ですけれど。

 アバターという 「化身」 「分身」 という設定は新しい感じがしますが、描かれる 「侵略者と非侵略者」 というストーリーや 「ラブ」 は映画黎明の頃の インディアン映画 と変わんないんじゃないか…。いやあんまりめんどくさい話は映画館で観たくはないけどね。
 エンターティメントとしては楽しく観られましたが、メガネっ娘 (すまんメガネおばさんだった) の私としては、普段のメガネの上にかけることになる3Dメガネがやっぱり途中重くて気になって、映像に集中できなかったです。もう少し軽く改良してくれないと、メガネ族は今後の3D映画は見たくなくなるよ。

 「のだめ」 の前売りが切れていてこちらを先に見たせいか、多少批判的な記事になっているかもですけど。(笑) 大画面で見るべき素晴らしい映像だと思います。話のタネにでも何でも見ることをお薦めします。
 

     3D画面で飛び出て見える字幕に酔いそうになったトミー。



映画 「沈まぬ太陽」

2009年11月16日 13時20分22秒 | 映画
          映画「沈まぬ太陽」公式サイト


          沈まぬ太陽 - goo 映画


 内容が内容だけに、当然のことながらJ○Lの協力が得られずに大変苦労して映画化されたと聞いた。
 だんながぜひ見たいということで二人で見に行った。長丁場 (3時間22分)で1時間半位たったところで途中10分間の休憩が入る。
 いきなり尾籠な話題で申し訳ないが、それを見越してトイレに近い席を予約した。それは見事に当たることになる。私が出てきたときは女性用の方は凄い列になっていて、休憩終了時に戻ってこれない人が続出したようだ。これから見る方はそこも考慮に入れた方が良いと思う。

 こういう日本のお父さんが頑張る映画は本当は10代の子供さんに見て欲しい。だけれどもちょっと内容的に小学生には難しいかも知れない。政治的なあれやこれや、出てくるお偉いさんの立場やモデルになった人の背景もわからないだろうから。
 なんと言う俳優さんかよく知らないが、瀬島龍三さん をモデルにしたと思われる役の方は背格好から雰囲気までそっくりだった。

 冒頭、あのJ○L123便、御巣鷹山に墜落した事故が重要なシーンとして出てくる。当時もう社会人だった私も呆然と終夜放送を見ていた記憶がある。

 うちのだんなは長くハイヤー業界にいるが、

J○L機が御巣鷹山に墜落した

 当時は業界大手の若手営業マンだった。やっとこお盆で3日間のお休みが取れて家にいた時、会社から連絡が来て休みはあっという間になくなったどころかそれからの何週間か、遺体安置所となった群馬県藤岡市内の小学校・中学校・高校の体育館に張り付くことになったのだ。
 だんな がぜひ見たいと言ったのもこういう理由である。

 1日に200台のハイヤーが必要ということで、J○Lに入っていたもう一社の大手ハイヤー会社と一緒に100台づつ毎日毎日ハイヤーの手配をしていた。ご遺族の方の送り迎え、J○L関係者を最寄駅やホテルまで送り迎えするのはもちろん、一番大切なのは身元の分かったご遺体と一緒に帰るご遺族の方を自宅までお送りしなければならない事だ。
 ご遺体はもちろん普通の乗用車では運べないので、ワゴン型の遺体搬送車が必要になる。これも関東全域は言うべきもなく、本州全体からかき集められたそうだ。なんと言っても520人の方がいっぺんに、あの暑かった 1985年の夏 に山の中で亡くなったのだから、想像を絶する混乱だったことだろう。

 身元が判明したご遺体をワゴン車に、ご遺族の方をハイヤーに乗せ、遠くは岡山や大阪、四国まで、いくら遠いと言っても
飛行機には乗せられない。 
車列を組んでお送りしなければならないのだ。その手配を だんな は毎日毎日やっていたそうだ。

 映画の中で学校の体育館の中に、白い棺が延々と並ぶシーンが出てくる。あとでだんなにあれはあの通りだった ? と聞くと、
「もっと殺風景だったけど、お花と果物は腐るほどあった。お弁当ばかりで野菜類が少ないから、いらなくなった果物は在り難く頂いたよ。」
なんか、リアル過ぎて気持ち悪くなった。。。。

 前出ウィキペディアのこの項の記事を読むと、遺体確認の為に医者、歯医者、歯科技工士などの方々も全国から駆けつけ事に当たったとある。だんななど仕事で行った人以外にも地元の方たちの協力などあったろう。改めて大変な事故だったと思い返した。もう24年以上前のことなんだ。。。
 映画の話が少なくなってしまったが、最後に。


         犠牲者の方々に 合掌



マイケル・ジャクソン  「THIS IS IT 」

2009年11月05日 10時38分30秒 | 映画
          マイケル・ジャクソン THIS IS IT - goo 映画


特にマイケルのファンというほどでもない私でも、
これは見ておいた方がいいな、
とカンが働き予約した上で見に行った。
二日前に予約したが、既に画面向かって左の端しか空いていない。
当日の東宝六本木シネマズは大盛況。
その日来て席が取れなかった人たちが、
表のポスターを携帯に撮っている騒ぎ。
2週間限定上映ということで、
余計煽られる。(私もその口か)

映画が始まるとすぐに私のようなど素人にでも
マイケルのダンスがいかに素晴らしいかが嫌でも分かる。
ダンスが 優雅 この上ない。
バツクダンサーと同じ振りで踊っていても
滑るように動くその足も
力強い足のステップさえも
まるで違ってひたすら優雅に見える。

無駄な動きがない、とか
変な所に力が入っていない、とか
ゴルフのスイングの解説みたいだが・・・
上のような言葉は全て当てはまった上で
なんて 優雅 なダンスを踊れる人だろう。

世界中からオーディションに集まるダンサー達。
「小学校3年の時にマイケルの歌を聞いて夢中になったわ」
「夢が叶ったわ」
「一緒の舞台に立てるなんて夢のよう」
「2日前にオーディションの話を聞いて飛行機に飛び乗ったよ」
彼らは出番のない時でもマイケルのリハーサルを見つめ、
一観客として最高に楽しんでいる。

ステージで使われるはずだった ビデオ映像 も必見。
現在考えられる最高のコンサートの作られ方、
ショービジネス世界のトップ達の考え方
も見られる。

マイケルのファンはもちろん見るに違いないだろうが、
同時代を生きた人間として、
私のようにCDも持っていないような
人こそ見るべきマイケル映画

    「THIS IS IT  それがこれ」


試写会 「クヌート」

2009年07月17日 13時05分47秒 | 映画
        ↑ 試写会でもらったパンフレット


 2年ぶりくらいに試写会に行きました。場所はJR有楽町駅から徒歩5分位の 東商ホール こちらはビルとしても古く、ちゃんとした映画館ではないので前の人の頭が邪魔でちょっと見づらいのが難ですが、なんといってもただですから…。

            クヌート - goo 映画

 泣かされるかな~と思っていたのですが、そういう作りではなかったです。ベルリンの動物園で2006年12月に生まれ、母親に育児放棄されて飼育員に育てられる クヌート という白クマの赤ちゃんと、北極に住む白クマの親子、ロシアの森に棲むヒグマの兄弟を交互に写しだし、淡々と映画は進みます。
 交互に見せるのはいいんだけれど、切り替えが多くてTVの番組を見ているような気にもなります。監督とかTV出身 ? もう少しじっくり各場面を見せてくれても良かったかも。
 藤井フミヤさんがナレーションを担当していて、それと分からないゆったりとした話しぶりでとても良かったです。

 赤ちゃん達は文句なく可愛いし癒されるけれど、人間が動物を見て癒されてるだけではいけないことを訴えている映画なわけで、お子さんにこそ見せたいですね。

 映画が終わってエンドロールが始まると立つ人も多くざわざわしてきます。最後まで座っていたら本当のラストに、映画に出てきて クヌート を愛情たっぷりに育てていた飼育係の トーマス・デルフライン氏が去年2008年9月に亡くなられたことが告知してありました。まだ クヌート は元気にしているだろうに。

 帰り道、それを思い出して始めてちょっと泣けてしまいました。



 
 

映画 「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」

2009年02月19日 11時05分00秒 | 映画

 映画のオフィシャル・サイト → 映画 「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」

 昨日水曜日で レディースディ だったので、近くの 六本木ヒルズ内にある TOHOシネマズ 六本木ヒルズ  で映画 「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」を見てきました。


 1918年に生まれた主人公の一生の物語を時々の世相を映して80年に渡って見せているところは、 トム・ハンクス 主演で1994年製作の 「フォレスト・ガンプ 一期一会」 のような趣もある。
 しかし、普通の人と決定的に違うのは彼が80代の老人の姿で生まれ、年をとるごとに次第に若返っていくところだった !
 
 TV等で大宣伝を繰り広げているので、大筋設定は皆さん知っていることと思いますが、設定はそりゃ考え付かない話だけど、映画公開前からばらしてしまって、それをどうやって見せてくれるのか。

 2時間47分という時間は忘れましたね。そういう意味では面白かったです。彼の人生には直接は関係ないが、暗喩的な エピソード (逆回りする時計とか何度も雷に打たれて死にそこなった人とか) が散りばめられていて、考えているうちに次の場面が来てしまう。じっくり何度も見たらいろいろなことが分かるかも知れません。

 分かるといえば、これは主人公と深いかかわりを持った女性の回想と彼の日記により語られるのですが、今の彼女は老衰のため病院のベッドにいます。 
 娘が付いていますが、外は大変大きなハリケーンが来ている模様。何度もこの場面が出てきて話が中断されてうるさく感じるほどなのですが、最後に気がつきました。これってあのニューオリンズに大被害をもたらしたハリケーン 「カトリーナ」 なんですね。アメリカ人なら途中で ピン とくるでしょう。これもこの映画の中の人たちが良く口にする
 「人生には、何があるかわからない」
ということを暗示しているのでしょうか。

 女性にとって、若返っていく ということは、一瞬 「なんて素敵なことなの !」 と思ってしまいますが、それが途中で止められないのは普通の人が年取っていくのと同じです。
 つまり、人生の最初と最後のそれぞれ数年間は他人によって世話されなければ生きていけないのです。それがたとえ 親や兄弟などの身内でなかったにしても、最愛の人だとしても…。

 そういう意味では、ベンジャミン は普通の人とは逆の人生で、学校も行けなかったけれど、はじめと終りがとても幸せな人生だったとも言えます。どう幸せだったかはどうぞ映画館でご覧になってください。

 実年齢より年とったり若くなったりする ブラピ を見るだけでも楽しかったです。特に20歳前後の年齢の時はほんとに若いわ。どうやってメイクするんでしょうね~。(参考にしたいわ)
 私としては、ブラピ作品の 「セブン」 より 楽しめ、「Mr.&Mrs. スミス」 よりも哲学的だったというところかな。

 ケイト・ブランシェットはもともと好きな女優さんですけど、やはり若い時から年取った時まで、ずっとスリムでいかにも 元バレリーナ という風情で演じていて見事でした。


       ただいまダイエット敢行中のトミー。


   

映画 「マンマ・ミーア!」

2009年02月10日 15時40分32秒 | 映画
    
   マンマ・ミーア! - goo 映画

 珍しくだんなのリクエストで見に行った映画です。足で拍子を取りながらひたすら ABBA のメロディに乗って昔にタイムスリップ ! できる人は楽しめます。若い人も気楽にエンターティメントとして見ればよいと思うわ。ミュージカル映画は楽しくなくてはね。

 1949年生まれ、今年60歳になる メリル・ストリープ が凄い大ハッスル (古!) の演技。実年齢と同じ年頃の役をやっているのにこんなにハッチャキに踊って歌っていいの ?  
 彼女と彼女の昔の彼達3人の写真が小道具で出てくるんだけど、同年代の人が見たら笑うと思うわ~。あれは私たちかい ?

 彼女の映画としては私は 『マディソン郡の橋』(1995年) よりこっちの方が好感度大です。

 それにやっぱりピアース・ブロスナン渋くて素敵だわ。 (そっちかい)

映画 「WALL・E/ウォーリー」

2008年12月18日 11時03分43秒 | 映画


                 ウォーリー - goo 映画


              WALL・E/ウォーリー オフィシャルサイト
 

 会社のそばの TOHOシネマズ 六本木ヒルズ で見ました。
 
東宝グループの映画館情報 - tohotheater.jp - TOP 

 平日、レディースディーでもなかったので結構空いてると思いましたが、終わった後で見渡すと6割くらいは入っていました。事前の座席指定だとギリギリに入ってくる人が多いですね。
 私も当日のお昼休みに指定を取ってしまうのでそう早くは行きませんが、暗くなってから入るのは嫌なので10分前には行ってます。始まるギリギリに来て、前を通られると迷惑だよね。

 閑話休題
 
 前評判通りに良い映画だと思いました。お話は今までのピクサー作品の中で一番良いかも。ウォーリーいじらしいし … イヴはお姉さんだし … あっあまり言っちゃうとネタバレになるから言わない。

 映像はもちろん、 「カーズ」 の時よりまた一段と素晴らしい出来になっていて、ロボットの手が実写に見える
 一年おきくらいにこんな素晴らしく手の込んだアニメを発表できる ピクサー ってすごいな、ジブリより何倍も社員いるんだろうな、とかせっかく素敵な映画を見ているのにあらぬことまで考えてしまう私。(貧乏性かブロガー根性か)
 
 ロボットたちの表情がこれまた、アイドルタレントなんかお呼びじゃない演技力。ほとんど眼だけなんだけどね~。

 毎回楽しませてもらうエンドロールのおまけ画像も良かったですよ。今回は人類の歴史と美術史のお勉強させてもらいました。(笑)

        仕事が忙しくても、寝不足でも 腐本 と 映画 はしっかり見るトミー。

本木 雅弘 映画 「おくりびと」

2008年09月19日 13時59分04秒 | 映画
 
公式サイト おくりびと 

goo映画 おくりびと


 昨日見に行きましたが、先週見た 「デトロイトメタルシティ」 の時と反対で

泣いた、泣いた !

 静か~に泣かせて頂きました。


 オーケストラのチェロ奏者から、ご遺体を棺に納める 「納棺師」 になった男の話。伊丹十三作品 「お葬式」、マキノ 雅彦(津川雅彦)監督初作品、「寝ずの番」など、お葬式シーンの出てくる映画は結構見ている私ですが、お話上これぐらいいっぱい出てくるのはちょっとなかったです。
 私くらいの年になるとそれだけで、20年前に送った祖母、順番通りならこれから送るであろう父、同居の叔母などに思いが至りどうしても涙が流れることに。でも、涙が溢れて、とかこぼれてというよりも 静か~~に流れる という表現が一番ぴったりでした。周りの皆様も御同様のようで、泣いていない人は一人もいなかったと思います。

 そういえば、仕事帰りに映画館に早めに入り、パンなどを食べて前回が終わるのを待っていたのですが、終わって出てくる人がすごく大勢なのでびっくりしました。前回は平日のしかも15時45分~の回だったのですが、ほぼ満員だったのでないかと。年齢はやはり高めでしたね。一人というのは少なく、中高年齢のご夫婦、中年女性二人連れとかが多かったです。

 そもそも、この映画は公式サイト内のプロダクションノートによると、主演の本木雅弘が10数年前、旅先で遭遇した<この世の旅立ち>の儀式に感銘を受け、以降、秘かに彼は納棺とそれを職業とする人々に興味を抱き続けており、企画を温めていたのだという。

 「納棺師」 については、私がこのブログを始めて少したった頃、ブログサーフィンしていて見つけた人気サイトがこの業界に勤め始めた女性のブログで、そこでいろいろ知りました。
 そこは余人の知りえない様々なお葬式にまつわる話題が面白く (多少後ろめたい気分もあり) 読むのを楽しみにしていたところでした。
 そこの管理人さんは若い女性で、納棺を業務にしている会社に入ったところ、上司命令でブログを始めたとか。この映画の主人公、本木 雅弘さん扮する 大悟 と同様、納棺師という仕事に誇りを持って働いているようでした。
 今は差し障りもあったらしくいつの間にか消えてしまっています。

 またこの映画は、キャスティングが素晴らしかった。詳しくはHPなどを見ていただくとしても、大悟の妻役の 広末 涼子、務めた会社の事務職で 余(よ) 貴美子、銭湯のおばちゃん 吉行 和子、銭湯の常連役で最後に良い演技を見せる 笹野 高史など達者な方ばかり。圧巻は (いえ、静かな演技なのですが) 上司役の 山崎 努。 

 邦画なので1年位たったらTV放映するかも知れませんが、

劇場全員で泣く、という経験をしてみたい方 

 どうぞ劇場でご覧になってみてください。



              マンガも出ています。     ↓

                  

「コミックス」BIg Comics Special『おくりびと』全1巻漫画/さそうあきら 定価:600円(税込)発売中

映画 「デトロイト・メタル・シティ 」 と原作

2008年09月09日 11時41分01秒 | 映画
    

         デトロイト・メタル・シティ公式サイト


         デトロイト・メタル・シティ - goo 映画


 昨日、久しぶりに映画を見に行きました。ハリウッドからリメークの引き合いが来ているという 松山 ケンイチ君 主演、原作は若杉公徳氏の大人気ギャグ漫画「デトロイト・メタル・シティ」の実写版です。
 松山君が好きということもありましたが、原作の方にも前から興味があったのです。ところがコミックスも未読どころか雑誌連載も一度も読んでいない。
 ちょっとは事前に見てみたい、と会社のそばの映画館へ行く前に、急きょ1時間10分くらいの待ち時間を利用してこれまた会社の近所のマンガ喫茶へGO ! 周りに何でもあるのは便利でいいな。

 読むのが遅い私のこと、コミックス1冊分も読み終わりませんでしたが雰囲気はよくわかりました。ちょうど映画のラストの部分、世界的デスメタルのカリスマ、ジャック・イル・ダークとのワールドツアー共演の場面まで読めたので、大まかなストーリーがわかったうえで映画を見ることができたのです。

 マンガ原作はどうかと言うと、絵柄が好きというほどではなかったもののしっかりしたギャグセンスで面白いわ、これ。以前からあちこちで評判がよくて読みたかったけれど、やっぱり全部読みたいです。

 マンガの方の画像はこちら → デトロイト・メタル・シティ 若杉 公徳 著


 映画の方は
 やっぱり松山君って天才やわ~~ 映画の中で気弱そうな甘いポップソング好きの素顔の 根岸崇一 と 悪魔系デスメタルバンド「デトロイト・メタル・シティ」(通称DMC)のギターボーカル「ヨハネ・クラウザーII世」 になった時とのギャップも凄いが、「デスノート」 の L と同じ人とは絶対思えない。

 原作を全部読んだわけではないですが、エピソードの入れ替えや変更は多少あるものの、大体原作に沿って作られているのがわかります。原作の雰囲気を良く出してます。で、映画としても大変面白く、もう

笑った、笑った !

 隣の若い女の子が引いてんのがわかるほど笑いましたとも~。直前に原作読んでるからか、抑えられなかった…。こんなに笑ったの久し振り。いろいろ抑圧あったのね~あたしったら。


 あらすじは公式サイトから引用させてもらいます。マンガ読んでる人も多いと思うから。

         デトロイト・メタル・シティ公式サイト よりのあらすじ引用 ↓

 心優しき青年・根岸崇一は、オシャレな渋谷系ポップソングミュージシャンを夢見て大分の田舎町から上京。

「そのキッスの味はきっとラズベリ~♪さっき食べたケーキの仕業さ~」
渾身の甘いポップソング「ラズベリーキッス」でデビューを目指すが、ふとしたことから奇抜なメイクと演奏で人気を博す悪魔系デスメタルバンド「デトロイト・メタル・シティ」(通称DMC)のギターボーカル「ヨハネ・クラウザーII世」として活躍する羽目になってしまう。オシャレとポップソングが大好きな憧れの美女・相川さんにはそのことをひた隠して活動を続ける根岸青年だったが、DMCのデビューシングル「ラズベリーキッス」・・・もとい「SATSUGAI(殺害)」が爆発的なヒットとなり、その意思とは裏腹にクラウザーさんはどんどんカリスマとなっていく。

「俺は地獄のテロリスト!!殺せ殺せすべてを殺せ!!!!!」
SATSUGAIの爆発的人気とともに、インディーズバンド戦国時代が日本各地で勃発。
DMCはライバルのデスメタルバンドやパンクバンド、HIPHOP界のカリスマなどを次々と討ち果たし、レジェンドを重ねスターダムにのしあがっていってしまう。

「ボクがしたかったのは・・・こんなバンドじゃない!!」
そんな状況に苦悩する根岸。DMCの活動の合間に、オシャレミュージシャンとして路上ライブをする日々だが、一向に芽が出ない。そして憧れの相川さんにクラウザーとしての正体を隠そうとする日々にほころびが生じはじめる。

そんななか、アメリカ・ニューヨークから、凶暴極まりない世界的デスメタルのカリスマ、ジャック・イル・ダークが音楽界からの引退を発表し、その引退を前に世界中のメタルバンドと戦うワールドツアーを敢行するというニュースが入ってくる。
そして、日本での対バン相手にDMCが正式指名されることに・・・。

盛り上がる世間とは裏腹に根岸の苦悩はますます深まっていくが、対決の日は刻一刻と迫ってきて・・・。



 上のトップ写真、左は誰だと思います~ ? ジャック・イル・ダーク役で御降臨 (ご出演) の ロックバンドKISSのベーシスト、ボーカル担当のジーン・シモンズさんなんです~。 往年のファンにはぶっとびですね。なんか可愛かったですよ。