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猫とマンガとゴルフの日々

好きな物を題名に↑ 最近はゴルフとグルメお出かけ主体に。以前は1960年~70代マンガを紹介していました。ネタバレ有り。

映画 「ダンシング・チャップリン」

2011年06月24日 16時25分35秒 | 映画


      ↓  goo映画より解説文引用させていただきます。

1991年に初演された振付家ローラン・プティによるバレエ作品『ダンシング・チャップリン』を映画化するまでのドキュメンタリーである第一幕と、映画のために再構成されたバレエを撮影した第二幕から構成されている。監督は「それでもボクはやってない」の周防正行。出演は「Shall we ダンス?」の草刈民代。

新聞広告の中で、山岸 凉子さまが、
「内情を知らない誰もが理解し感動する。
今までのバレエ映画の中で最もエンターテインメントで、
私の中のナンバーワン !」

と絶賛しているのでこれは見に行かなければと。

水曜日のレディースディに銀座のホテル西洋銀座と同じビル内にある「銀座テアトルシネマ」に見に行きました。

第二幕のバレエ場面はとにかく眼福の一言。
チャップリン役、主演のルイジ・ボニーノはこの作品を20年間も踊っている。
そもそもローラン・プティが彼の為に作った作品である。
私はバレエにあんまり詳しくないからルイジさんがどのようなダンサーか知らなかったが、まぁ、手を下げる 間 まで素晴らしい人である。
特に椅子を使って踊るシーンは圧巻で、とても60歳とは思えない。
ちなみに彼の人生を変えた方は ヌレエフ であるとか。

草刈民代も負けていない。引退するなんてもったいない。
彼女はシルエットになっても、彼女と直ぐわかるほど彼女だった。
舞台はだめでもこういうバレエ映画をたくさん作って学校に配布して子供の啓蒙活動などに活用すればよいのに。
映画なら取り直しも効くし、舞台より消耗しないと思うが。
手間とお金がかかるかしら。
文化庁か文部省か知らないが、援助よろしくお願いします。

冒頭、周防監督が警官のダンスを公園で撮りたいと言っていたのをプティさんは拒否していたが、出来たのを見るとどう見てもゴルフ場で撮影していた。
広い芝生の公園がなかったのか。
白樺が生えていたし、浅間山らしき山も見えたので、軽井沢あたりかな~なんてぼんやり見ていた。
堅い洋芝の上で警官役のダンサーさんたちは踊っていて滑らなかったのかしら…。
なんて思っていたら良くダンスを見ていなくて、こりゃプティさんの言うとおり背景があると却ってダンスの邪魔になっているかも。
このダンスはコミカルなので、他のダンスとの間の良い息抜きにはなっていた。

草刈民代のラストダンスだし、資料としても長く残りそうな映画であるので、バレエ好きさんは見損なわないように。



         草刈民代の演技力にもびっくりのトミー。





映画 「ブラック・スワン」

2011年05月12日 13時13分01秒 | 映画

      ↑ 東宝シネマズ六本木ヒルズの飾りつけ


明日から入院というのに、いえ退院してからアップでは遅すぎるということであわてて更新してます。(笑)
初日の5月11日、レディースディでもあるので雨の中行ってきました。
六本木の映画館でなくてもよかったのだけれど、用事があったので久しぶりに六本木まで出かけました。

平日というのに結構な入りで、レディースディということも有り女性が優勢な館内。
カップルも多め。
初日ということでポスター貰いました。



           



ナタリー・ポートマンは軸のしっかりした本物のバレエを踊っている(と思う。)
痩せて役作りしたというし、バレリーナとしてもやっていけんじゃない ? 
と思わせるところが役者のすごいところかなぁ。
スター・ウォーズ エピソード1・2・3 でのアミダラ女王の可愛さとは別人の様。

何度鳥肌立ったことか。
内容はTVでも宣伝しているし、映画評もずいぶん出ていましたので、大体わかっていました。
でも怖いよ~。
恐怖が他人のせいより自分の心の中にあるのが怖い。
一番怖いのは人間、そして自分。

カップルでしぶしぶ来たような男性が、上映後
「面白かったね~」
と感心したように言っていたのが印象的でした。




       入院中自分のコントロールが出来るか不安なトミー。



映画 「シャレード」 1963年

2011年05月07日 19時23分45秒 | 映画

             ↑ 「シャレード」DVD版の写真です。


見たのはもうずいぶん前になりましたが、午前十時の映画祭の中で見ていて感想アップしていなかった映画の記事です。


タイトルバックにヘンリー・マンシーニの名曲に乗ってカラフルな図形が踊る。
今見ればさほど複雑でもないが、CGのなかった当時は斬新で楽しい趣向だったに違いない。
もちろん今見ていても楽しい。
映画のタイトルバックって、昔通っていたデザイン関係の学校ではやりたい仕事の上位でしたね。

オードリー・ヘプバーンはとにかく綺麗 ! 可愛い ! 48年たってもちっとも色褪せない ! どころかやっぱりその魅力は永遠です !
そしてオードリーが着こなすジバンシーの衣装も女性にとって永遠の憧れ。
私個人的に7分袖の洋服が好きなんです。
水仕事するときに便利って言う実用性もあるんですが、(笑)なんかお洒落に見えてね。
これって絶対子供の頃のこういった映画や当時のファッションのインプットが強いと思うのだけれど。
ヘプバーンが映画の中で着ている7分袖のコートを真似してあつらえたくなりましたよ。
実際にはコートで7分袖って着こなし難しいと思うけど。

お話の方は・・・。
こんなギャグっぽいところのあった映画だったんだ  と意外なところも有り、お約束のラストも有りで、楽しめました。
ラストは途中から解っちゃうけれどそれでも楽しく見られましたよ。
敵役の一人、若き日のジェームス・コバーン素敵でした。


      「シャレード」goo映画


      何度見ても凄い50本 第2回午前十時の映画祭



         見た映画がたまっていて全部感想書けないトミー。



映画 「バンド・ワゴン」

2011年03月04日 09時08分18秒 | 映画
午前十時の映画祭第3番目に見てきたのは、私がこよなく愛する フレッド・アステア様 が主演の ミュージカル映画 「バンド・ワゴン」
この映画実は私の生まれた年に製作されているんですね。

監督は ヴィンセント・ミネリ。ライザミネリのお父さんです。アステアの相手役 シド・チャリシー はクラシックバレエダンサーからミュージカルスターへ転進するという役。バレエ界出身のチャリシーに重なります。バレエの舞台の場面は流石です。
もちろん、アステアとの公園でのダンスシーンもうっとり。
彼女はミュージカル映画の黄金期に踊れる美人女優として活躍し、「雨に唄えば」などでジーン・ケリー演ずるドンのダンスパートナー役も務めています。
彼女の凄いところは、その後ミュージカル映画がだんだんと衰退して踊らなくなっても女優としてずっと活躍していたこと。
美人でスタイル抜群 (足に高額保険をかけた) しかも踊りの名手。当時のミュージカル映画にはこんな一芸に秀でた本当のハリウッド女優がごろごろいました。
今も…もちろんいます。

だいぶ画面が荒れていますが、こちらで劇中のふたりのダンスが見られます。 ↓ ゆうちゅうぶ動画

ダンシング・イン・ザ・ダーク

その他アステアとジンジャー・ロジャース、エレノア・パウエルとのダンスシーンなどもよかったら見てください。ロック調の曲に乗ってフレッドとエレノアがタップを踊っている所なんて信じられない。
今は何でもパソコンで見られますが、でも私は言いたい ! 
ミュージカル映画は映画館の大画面でぜひ見て欲しい

ストーリーは、落ち目のダンス映画スター (アステア) が友人夫婦の薦めに従って、高尚な芸術を目指すプロデューサー兼役者のコードヴァと言う男の音楽劇に出演、そこで年の離れたクラシックバレエ出身のギャビイ (シド) に出会う。ところが最初の興行は散々な結果に。
若いスタッフを中心に友人夫婦が始めに考えていた脚本で、楽しさを盛り込んでやり直すことになり…。

劇中劇のミュージカル場面が楽しいし素敵です。
当時の最先端のおしゃれな衣装、名曲に乗って繰り広げられるダンスシーンの数々、しばし夢の世界へあなたを・・・。
舞台の舞台裏を見られるのもこのストーリーならでは。
後援してくれるお金持ちを探すところから、舞台美術の話、演出の顛末や出演者の造反、仲直りしての一致団結して当たった舞台初日でも結果が良いとは言えない、とか。
本当の話入っているんだろうなぁ。




自宅のパソコンがダウンしました。記事そのものはだいぶ前に書いていたんですが、しばらくぶりに他のパソから投稿します。
その間にたくさん映画も見ていてうずうずしているんですが、次回もちょっと開くかも知れません。当分映画の話題になると思います。
マンガは 満天様 に借りている 「のだめカンタービレ」 を繰り返し読んでいます。
満天ちゃま、すみませんもうしばらく貸してください !
もう一回読んだらお返しします。



映画 「ザッツ・エンタテインメント」

2011年02月17日 20時39分26秒 | 映画
上の写真はDVDです。

この映画を映画館で見るのは2度目です。
日本で封切りされたのは1975年頃だったか、封切り時に見ました。

以下3行、Goo映画の作品紹介記事より
トーキー黎明期の1929年に作られた「ホリウッド・レビュー」や「ブロードウェイ・メロディー」に始まって、1958年の「恋の手ほどき(1958)」に至るまで、その間に作られた75本のMGMミュージカル作品を中心に構成した作品。

最初に案内役として登場するのはフランク・シナトラ。
次々に紹介役として出てくるのはエリザベス・テイラー、ビング・クロスビー、ジーン・ケリー、ピーター・ローフォード、ライザ・ミネリ、ドナルド・オコンナー、デビー・レイノルズ、ミッキー・ルーニー、ジェームズ・スチュアート、フレッド・アステア…くらくらしますよ。
すでに現在はお亡くなりになっている方もいらっしゃるので、しゃべって歩いてMGMのスタジオ内を案内してくれるのは貴重な映像です。
また、何十年も前のセットが残っているのにも 感嘆 !
エリザベス・テイラーがミュージカル俳優をとても尊敬しているわ、と言ったのが印象的。彼女は歌をふきかえていたとか。。。
また、クラーク・ゲーブルが歌って踊っている珍しい場面も見られました

トーキー黎明期のブロードウェイ舞台をそのまま映したような白黒作品から、
数千人のエキストラを惜しげもなく使った白黒の超大作、
すでにカラーになっている1930年代のショート作品、
日本では多分封切りされなかったであろう今で言うなら青春TVドラマのような若者向けの軽いタッチの裏庭ミュージカル作品、
戦後すぐの華麗なオールカラー大作、
次から次から眼がくらむようなミュージカル作品の波・波・波がどど~んと押し寄せ、息もつかせぬとはこのこと。

その中で初回に見たときにまさに私が嵌ってしまったのは、ピーター・ローフォードでもジーン・ケリーでもなく、フレッド・アステア様。
彼のダンスは例えれば、マイケル・ジャクソンのように激しくて柔らかくて品がいい。
見れば必ずわかります。天才の上に努力の人。
とりこになった私は、その後高いアメリカ製の関連ビデオをお取り寄せして2本も買ってしまいました。
フレッド・アステアとジンジャー・ロジャースの黄金コンビのビデオは何度見てもため息物ですよ。

さて、見に行った日は首都圏全体に前夜より大粒のボタン雪が降っていた日。
朝の電車は軒並み遅れて六本木ヒルズ内TOHOシネマズに10時に間に合うか ?
はたまたこんな日の午前10時に六本木に映画を見に来る客なんかいるのか ?
お客が少なくて上映がキャンセルにならないか ?
私の危惧に終わりました。(笑)
小さいハコながら、15分前の開場から結構な人たちが入り始め、10分前にはもう半分くらい埋まってました。やはり年齢層は高めでしたが、私の隣には若いカップルも陣取っているし。
なんとなく 皆さん映画やミュージカルがお好きね~ ってな感じで、ハコが小さいこともあり、他人のような気がしませんでした。(笑)

とにかく、私の少ない映画鑑賞の中でもこの作品は自分のベスト10に入ります。
皆様も機会があったら、いや映画好きな方、ミュージカル好きな方なら絶対絶対お勧めします。DVD借りてでも見て頂きたいです 



     実はしゃべってて急に歌いだすミュージカルってあんまり好きじゃないトミー。


最近見た 映画たち

2011年02月14日 14時08分33秒 | 映画

最近少しばかり映画をまとめて見ていたので、一言づつ感想などを。





「ウォール・ストリート」

短い映画時間の中では、進展が急だったり大げさだったりするところや、ラストがご都合主義で何この展開 ! とか思ったりしたけれど、ちょこっと真実も垣間見える気も…する…。
私は1987年製作の前作「ウォール街」を見ていないので、見ておけばよかったと思うシーンが多かったのは残念。



「ショーシャンクの空に」
過去の名作映画をアンケートし、上位50作品を全国で 「午前十時の映画祭」 と称して週1本づつ上映する企画が去年にあった。好評につき、今年は上映館を増やし、前年の50作を赤の50本、今年増えた分を青の50本として主にTOHO系の映画館で実施している。しかもオール1000円。大画面で見損なっていたあの映画、この映画、東京都心の2館(TOHOシネマズ六本木ヒルズ・日比谷みゆき座)を駆使して100本のうちなるべく今後も見に行こうと思っています。


     何度見ても凄い50本 第2回午前十時の映画祭


さて、1本目はこれ、「ショーシャンク~」実は途中まではなぜか見たことあったのに、ラストまで見たことがないという…。誰に聞いてもよかったよ、というし、このアンケートでも見事ナンバーワンに輝く名作なのに。
早速日比谷のみゆき座に行ってまいりました。早くついちゃった、と思い外で並ぶのどうしよ~かな~なんて思っていたら、9時過ぎたばかりなのにもう2名さま並んでいました。その後もどんどん列が伸びて9時40分にチケットを買った直後はこんなになってました。





人気作なのだと実感しました。
もちろん、作品は楽しく見ました。あまりに有名すぎて感想はなしです。(笑)







「グリーンホーネット」
実はとても期待していたのですが。期待しすぎたのか、TV番組を見ているようで軽く楽しく、気が抜けてしまいました。
 主役の二人、特にカトウ役の ジェイ・チョウ  はかっこよくて、ま~それだけでもいっか、なんて。







「ソーシャル・ネットワーク」
冒頭、男女二人のレストランでの会話の場面、あなたが隣の席で聞き耳を立てているような感覚で男の会話にイライラし始めたらもうどっぷり映画の世界にはまってます。
「こういう男いるよね~、自分勝手で自慢ばっか言って、人の言うこと聞かないでさぁ~。
彼女美人なのになんでこんな男の彼女やってんのかしら。
さっさと振っちゃえばいいのに…イライラ…」
ついに彼女が席を立ったとき、あなたは心の中で喝采を叫ぶ。
「あっ、やっぱり振られた!ざまあ見さらせ~ (あらはしたない)」
この映画の主人公はヒーローでも何でもない、こんな男子大学生だった。
いろいろと問題のあるオタクな彼 マーク・ザッカーバーグ だったが、映画の最後にはちょっと可愛そうに思えてきてしまう。

さて、まだまだ今月は映画月間にしようと思っているので、感想第2弾を書くつもりです。



          映画で気を紛らわすトミー。



ジブリ映画 「借りぐらしのアリエッティ」

2010年08月19日 13時36分23秒 | 映画
 
 ちょっと前になりますが、スタジオジブリ最新映画 「借りぐらしのアリエッティ」 見てきました。上の写真は 日比谷のTOHOシネマズスカラ座 内の壁に再現されていた洋館の外観と庭の様子。左の 「鷹のツメ団」 は御愛嬌にしてね。(笑)

 ジブリですからそれなりの期待は持って見たのですが、内容からして 「もののけ姫」 や 「風の谷のナウシカ」 のような壮大なお話ではないだろうと思ってました。
 実際そうだったのですが、それは人間にとって見たら、ということで、小人アリエッティの家族にしてみると、人間に見つかるわ、家族は拉致されるわ、奪還したところで遠くまで引っ越しはしなければいけないわで大騒動です。

 雰囲気としては主人公の少年が人間とは異種の生物と遭遇するという 「となりのトトロ」 っぽいところもありますが、トトロほど ほのぼのお伽話 ではないし、この少年もいろいろ問題を抱えているので小さい子供が全部理解できるかどうかも怪しいところです。

 ですが、大人が見て楽しめるし、何より背後の景色がとても素晴らしい出来で、それを見ているだけでも映画を見た甲斐があったというもの。ちょっと 「おもひでぽろぽろ」 の景色を思い出しました。

 頭こねくり回されそうなレオ様主演の 「インセプション」 もいいけれど、上質な手造り感あふれる ジブリの映画 は日本の夏に必要だと思いました。



           おブスな飼猫がお気に入りだったトミー。




映画 「HAYABUSA BACK TO THE EARTH」

2010年06月14日 15時22分58秒 | 映画
 昨夜小惑星イトカワの砂が入っているかも知れないカプセルの切り離しに成功し、自身は大気圏に突入して完全燃焼した はやぶさ。
 
 全日本人の紅涙を絞った はやぶさ の映画があるんです。

はやぶさの旅路を描いた映画 
「HAYABUSA BACK TO THE EARTH」 
の監督を務めた 上坂(こうさか) 浩光さん て私の友人のだんなさんです。日本のコンピューターグラフィックの第一人者です。

 今日読売新聞に記事が出てまして、名前が出ていてびっくりしました。全天周映像 という特殊な映像なので一般の映画館では上映できないみたいで私もまだ見ていないですが、下のHPで一部見られます。とっても綺麗ですよ。

      「HAYABUSA BACK TO THE EARTHH

 
 YouTube → 「HAYABUSA BACK TO THE EARTHH 予告編

 ニコ動 → 「HAYABUSA BACK TO THE EARTHH 予告編


 こちらで監督のご尊顔と関連記事が読めます。 → 「史上最も愛された探査機」 はやぶさグッズ、完売御礼


 関東地方ですと、つくばエキスポセンター (茨城県つくば市)とか、神奈川工科大学厚木市子ども科学館 (神奈川県厚木市) 、川口市立科学館 (埼玉県川口市)、 サイエンスドーム八王子 (東京都八王子市)、 千葉市科学館 (千葉県千葉市)、 相模原市立博物館 (神奈川県相模原市) 、府中市郷土の森博物館 (東京都府中市) などでまだ見られるようです。

 お子様のいらっしゃる方、ご一緒に足を運んではいかがでしょうか。


 
      はやぶさが最後に写した故郷地球の写真を涙で見られなかったトミー。



映画 「マイレージ、マイライフ」

2010年04月12日 14時22分23秒 | 映画
           ↑ 主役のジョージ・クルーニーと相手役の一人ヴェラ・ファミーガ



 24歳の新進女優 アナ・ケンドリック も出ています。 ↓



               


男性一人、女性2人が出てくるからといって、恋愛映画ではありません。
結構こうなるのではという期待を裏切って、
安易なハッピーエンドにならないところが、ハリウッド的でないかも。
オープニングと時々出てくる空撮画面がしゃれている。
ちょっと目がチカチカするけれど。(笑)

全米を飛び回って仕事をし、貯まったマイレージは1000万目前。
という敏腕リストラ宣告人のライアン。
「バックパックに入らない物は背負わない」と言うのがモットーだ。
しかし、もっと凄い合理化案を提出した新人のナタリーの教育係を任されて…

忙しかったにも関わらず、
なぜかどうしても見たくなって、
やりくりして平日夜見に行って正解の映画でした。
派手なアクションも、眼を見張る衣装も出てこない地味な映画だけれど、
仕事と結婚の関係に悩んでいる人や、
仕事も結婚もと頑張っている人や、
もしくは、一人で生きていくもん !
と決心した人にも見てほしい。

自分の人生と引き比べて考えてしまう映画でした。


       カードポイントが年間3,000ポイントも貯まらないトミー。



           

映画 「噂のモーガン夫妻」 

2010年03月21日 13時27分44秒 | 映画

 どうということない軽めのラブコメディである。最初の設定がわかれば、たぶんこうなって、ああなって、どうせ最後はハッピーエンドでしょ、と全部わかっちゃうような造りである。
 それでもこの手のラブコメをよく見ているのは、(以前の映画の記事を見ると分かると思うけれど。。。) ヒュー・グラント様が好きだから。あのしわっぽい垂れ目が溜まらないというか。最近ヒュー様の日本での公開映画はこんなラブコメが多い。もうちょっと重厚な役もできると思うんだけどね~。
 80~90年代トレンディドラマの 石田 純一 みたいな (見てなかったからよく知らないけど) 感じの役は見飽きてきたわ。

 今の自分は深刻な映画や考え込むような映画は見たくない。久しぶりの映画鑑賞にはこんなコメディーがぴったりだ。おまけにこの映画、出演者がなんでこんなに豪華なの ? というくらい味のある俳優が目白押し。もったいないくらい。

 ヒュー・グラントが演じるのはニューヨーク一の敏腕弁護士。妻とは3ヶ月別居状態。原因は自身の浮気。その妻で有名不動産屋を切り盛りするのは、「セックス・アンド・ザ・シティ」 の サラ・ジェシカ・パーカー。


             

             ↑ モーガン夫妻を預かるウィラー夫妻を演じる サム・エリオット と メアリー・スティーン・バージェン


 この写真見ただけでも、南部のこなれた夫婦って風情が伝わってくるでしょ ? かっこいいのよこのお二人。



              

              ↑ 夫妻のそれぞれの秘書たち


 この二人が又。(笑)(笑)(笑) サラの秘書役のエリザベス・モス (右側) の演技が笑える。
 その他にも名前は分からないけれど、とっぽい田舎のお医者さん役の若者とか、タダの可愛いチョイ役の女の子かと思うとビックリの特技を持ったカワイ子ちゃんとか、カントリーソングのめちゃうまい子役とか、渋い南部のおじいちゃんとか、役者さんを見ているだけで飽きない映画だ。その分ストーリーはシンプルだけどね。

 大ヒットするような映画ではないけれど、好きな俳優を見て笑って気分転換したいならお薦めよ。
 だが…この映画 「夫婦の絆」 がテーマだった。うっかり気楽に見ていたら途中ぐっと来てしまうところがあって、今の私にはチョイスを間違ったかと思ったわ。すぐに気持ちを持ち直せたけれど。


       夫婦もの映画はしばらく見ないと決めたトミー。