むすんで ひらいて

すべてが帰着するのは、ホッとするところ
ありのままを見て、気分よくいるために

コロ太の伊勢案内

2012年07月11日 | 旅行
こんにちは!



ぼくは、伊勢神宮の参道を、ひとつ路地に入ったところに住んでるコロ太だよ。
五時をまわってお店も終わったから、佃煮屋さんをやってるぼくんちの若旦那
と夕方の散歩中なんだ。
それにしても、暑いなぁ。

石畳はひんやりして気持ちいいから、一休みして伊勢の夏景色をちょっと紹介
するね。

懐かしい雰囲気のおかげ横丁は、郷土料理や和のお土産屋さんが並んでて、風鈴の音が心地いいよ。
向こうの軒にぶら下がってる てるてるぼうず のおかげで、七夕の星空もきれいに澄んだんだ。




ここは、神宮の端を流れる五十鈴川のほとり、おとうふ定食屋さんの窓辺。
大木の幹に生えてる草がしゃらしゃら風にそよいだり、小さなお魚がいっぱい泳いでる川を眺めながら、お座敷で作りたてを食べられるよ。
おとうふを囲むひとたちって、なぜかみんな、おとうふみたいにやさしいんだね。



大きな木の下、昔ながらの造りが、この場所にしっくり馴染んでるんだ。




ちょっと先の海には、夏空に入道雲も浮かんでたよ。
ぼくは思うんだ。
海と、波と、ふねって、空と、風と、ひこうきに似てるな。って。




海水浴場の裏山は、もう、蝉もおおはしゃぎ。




夏の一日は、山の峰が夕陽に淡く染まる八時頃まで、おもいっきり楽しめるよ


おっと、ひとが集まってきて、若旦那、照れくさそうにしてる。
またちょっと、お散歩につきあってくるね。



                         かうんせりんぐ かふぇ さやん     http://さやん.com/
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