むすんで ひらいて

すべてが帰着するのは、ホッとするところ
ありのままを見て、気分よくいるために

眠れる イス

2011年11月29日 | こころ
この部屋には、一人がけの、揺れないけれどロッキングチェアのような、掛け心地のいいイスが一脚あります。家族もそうですが、はじめて遊びに来てくれた友人も、「まぁ、そこに座って寛いでて。」と案内し、お茶を淹れていると、その間に、すうすうすう。と寝息が聞こえてくるなんてこと、珍しくありません。

そんな時、わたしも、そおっと好きなことをしていると、やがて「あ、眠っちゃってた!」と、皆なぜか同じ、おどろきの覚醒をするので、それを合図にお茶を温め直します。

眠りをいざなうイスがあるように、環境は、それにふさわしいものを引き出すんでしょう。
なら、こころが変わっても、相応に見える景色も変わるんでしょう。

そんな流動的な様子を見ていると、今どんなにガーンとなったり、あくせくしても、いつも、まだその状況を肯定していく余地はあるから、極端に思いつめる必要はないよなぁ。と、思うこの頃です。





かうんせりんぐ かふぇ さやん     http://さやん.com/







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