むすんで ひらいて

YouTubeの童話朗読と、旅。悲しみの養生。
ひっそり..はかなく..無意識に..あるものを掬っていたい。

贈りもの は あつあつ

2011年11月02日 | 日記
そういえばこのところ、好きな本のジャンルが決まってきたなぁ。と思っていました。なじみある景色もそれはそれで心地いいんだけど、ちょっと幅も広げてみたい。なんて思っていたら、続けて友達と友人夫婦から「家にお薦めマンガがあるけど、読んでみない?」と声をかけてもらいました。

思えば、ちゃんと漫画を読むのは小学生以来。彼らには話したわけでもないのに、同じ漫画とは。これは、何かあるかも。と、おととい、さっそく全巻借りてきた「リアル」という本の一巻目を手に取りました。ぱらぱらっとめくってみると、男の子っぽい迫力ある画にちょっと戸惑ったので、とりあえず机の上に置いてコーヒーを淹れて、他のことをして。。寝ました。

あれから、チラリちらりと目にしていた作品の存在にようやく馴れてきたのか、今日外出から帰り、「試しに」と読み始めたら。グングン惹き込まれて、止まらなくなってしまいました。

なんとも「熱い!」んです。 本の中にみなぎるこの熱意があれば、小さなことなんてほっておいて燃焼して生きられる。そんな濃いエキスをいただいて、自分を支える根っこが太くなった気がしました。人は、生き物は、みんな全力でよりよいものに向かうチカラを持ってるのよね。それが、あちこちぶつかるうちに、フラフラ拡散していってること、よくあるんじゃないかしら。。

さみしかったり、足りないなあ。という元気のない状態で求めたものは、やっぱりな~んとなく満足しきれなくて、こみ上げる気持ちの引き寄せるものは、また熱を持った本物である気がする。

上着を重ねたいこの時期に、自家発電を促してくれる作品と、その作風を自分たちも「リアル」に生きていて、わたしの元に届けてくれる友人夫婦に感謝しました。

さて、「今度会うまでに本を揃えておくわ」と言った彼女からは、なにが贈られてくるのかしら





かうんせりんぐ かふぇ さやん     http://さやん.com/ 







コメント